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LIFESTYLE お金

2019.09.05

「早く離婚したい!けど、焦ってお金で損をするのは絶対嫌です」【働く女性の質問箱】

 

いざ離婚となったとき、あわてず騒がず、まずはお金のこと、どこから手をつけたらいい? ファイナンシャルアドバイザーに聞きました。

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Q:離婚を考え中です。お金で気をつけることを知りたい

答える人/丸山 晴美(節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー・消費生活アドバイザー)

A:あわてずに財産分与をしっかり決めて

離婚時でもめるのが、「財産」と「親権」のふたつ。財産は、共有財産を分け合うことになりますが、これは結婚をしてからふたりで築いた財産を分けることです。(お互い独身のときに築いた財産や贈与が原因となる財産は「特有財産」として財産分与の対象から除外されます)

財産は預貯金だけではなく、夫婦で購入した家や車、生命保険などがあります。離婚を急ぐと財産分与が曖昧になりがちですが、しっかりとこれらの取り決めをすることをおすすめします。

そして子どもの親権・監護権が決まったら、子どもを監護する側の親は、子どもを監護しない親に対して、養育費を請求することができます。養育費の支払いに関しては公正証書による書面を作成して、その書面に強制執行を認める記載をするといった強制力のある書面を残すことも大切です。

節約アドバイザー・ファイナンシャルプランナー・消費生活アドバイザー

丸山 晴美(まるやま はるみ)

22歳の時に節約に目覚め、1年で200万円を貯めた経験がメディアに取り上げられ、その後コンビニ店長などを経て2001年節約アドバイザーとして独立。ファイナンシャルプランナー(AFP)、消費生活アドバイザー、宅地建物取扱主任士(登録)、認定心理士、家庭の省エネエキスパート検定合格、調理師などの資格を持ち、食費や通信費など身の回りの節約術やライフプランを見据えたお金の管理運用のアドバイスなどをテレビやラジオ、雑誌、講演等で行っている。
著書は「簡単!しっかり貯まる お金の基本」(宝島社)、「定年後に必要なお金「新・基本のキ」」(宝島社)など多数。公式HP「らくらく節約生活。」

●ご相談ごとは、domani2@shogakukan.co.jp までメールでどうぞ! 件名に「働くアラフォー質問箱」と書いてお送りください。すべてのご相談にお答えできるとは限りません。あらかじめご了承ください。

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