肌荒れしているときに選びたい化粧水は
敏感肌さんが化粧水を選ぶときにチェックしたいこと
配合成分をチェック
敏感肌の方におすすめの化粧水は、低刺激性で皮膚のバリア機能をサポートする高保湿化粧水です。皮膚のバリア機能が低下すると、肌から水分が蒸発し、乾燥しやすくなります。保湿成分が配合された化粧水で、しっかり水分を補いましょう。
成分としては、保湿効果の高いグリセリンやヒアルロン酸、バリア機能をサポートするアミノ酸やセラミド、スクワランがおすすめです。また肌が敏感な人はできるだけ、鉱物油フリー・界面活性剤フリーの化粧水が良いと言われています。
【プチプラからデパコスまで】敏感肌・肌荒れケアにおすすめ化粧水
イハダ 薬用ローション
▲左:しっとり、右:とてもしっとり 各180mL ¥1,650円(税込)
しっとりタイプと、とてもしっとりタイプの2種類。高精製ワセリンと2つの抗肌あれ有効成分が乾燥などの肌トラブルを予防します。キメを整え、うるおいに満ちた肌に導く薬用化粧水。
カルテ HD モイスチュア ローション
▲[医薬部外品] 150ml 1,980円(税込)
高機能スキンケア「カルテ HD」は、さまざまな肌トラブルを呼び込んでしまう乾燥悩みにアプローチする保湿を突き詰めたスキンケア。
ヘパリン類似物質はもともとアトピー性皮膚炎に伴う皮脂欠乏症などの治療に使われる医薬品でした。カルテHDは、このヘパリン類似物質の優れた保水力と乱れた肌のうるおい構造を立て直す効果に着目。
角層の奥深くすみずみまでうるおいで満たす高保湿エッセンスローションは、エモリントオイルをたっぷり配合することで、肌にやさしいまろやかな感触と、硬くなりがちな角層をやわらかくほぐすような肌なじみを実現しています。濃厚なローションですが、肌にぐんぐん馴染み、ベタつかない仕上がり。
キュレル ディープモイスチャースプレー
▲[医薬部外品] 60g:990円、150g:1,980円、250g:2,750円(各税込/編集部調べ)
乾燥性敏感肌のためのブランド「キュレル」で人気のミスト状化粧水。微細化したセラミド機能成分が角層まで浸透し、ひと吹きでうるおったやわらかな肌に保ちます。消炎剤配合で肌荒れを防いでくれるほか、低刺激設計なのもうれしいポイント。顔だけでなく体にも使え、お風呂上がりに、日中メイクの上から、メイクの仕上げにスプレーして崩れ防止にと、さまざまなシーンで活躍してくれる便利な1本です。
d プログラム アクネケア ローション MB
▲[医薬部外品] 125ml 3,740円(税込)
肌悩みにあわせて5種類のタイプから選べる「d プログラム」の敏感肌用スキンケアシリーズより、アクネケアに特化した化粧水。有効成分トラネキサム酸とグリチルリチン酸ジカリウム配合により、大人の肌のニキビや肌荒れを防止。肌に元々存在する〝美肌菌〟に着目した独自美容成分「ビューティーバイオテクノロジー」搭載で、低刺激設計ながらキメの整った肌に導き、乾燥などの外部刺激から肌を守ります。
大正製薬 アドライズ ローションd ディープモイスト
▲医薬部外品 120ml 3,850円(税込)
製薬メーカーだからできた、薬用保湿成分「ヘパリン類似物質」配合の化粧水。界面活性剤などを使用しない、敏感肌に嬉しい処方。保湿しながらメラニンの生成を抑え、日焼けによるシミやそばかすを防ぐ。
イヴ・サンローラン・ボーテ ピュア ショット ローション
▲200ml 9,130円(税込)
炎症を鎮め、バリアを強化してくれる化粧水。とろけるようなテクスチャーで乾燥した肌を守り、うるおいで満たしてくれる。
花王 ソフィーナボーテ 高保湿化粧水
▲140ml 2,970円(税込/編集部調べ)
厳選された植物エキス“月下花培養エッセンス”が肌表面を均一に覆って乾燥や摩擦などの外部刺激から守り、肌の生まれ変わりのサイクルを正常化させ、キメのあるなめらかな肌へと導きます。
ポーラ D 薬用コンディショニングローション
▲ [医薬部外品] 150ml 3,960円(税込)
さらっとした感触の薬用のローション。天然由来の保湿成分と抗炎症成分配合で、肌アレや炎症を抑えながらうるおいを与え、なめらかな肌へ整えます。
トワニー センチュリー プライム ローション
▲[医薬部外品] 180ml カネボウ化粧品 11,000円(税込)
植物抽出成分が角層深くまで浸透し、肌荒れや乾燥を防ぎながらうるおいのあるしなやかなハリ肌へと整える。キメの整ったやわらかな明るい肌に導いてくれる薬用化粧水。
シスレー フローラルトニック ローション
▲250ml 12,210円(税込)
ノンアルコールの肌に優しい処方なので、アルコールに敏感な肌でも安心して使えます。ローズウォーターが贅沢に配合されており、肌をやさしく鎮静し、次に使用するスキンケア製品もなじみやすくなります。
肌荒れを防ぐスキンケアのポイント
洗顔料も見直してみる
中でもクレンジング剤は、メイクを浮かせるために強い洗浄剤が含まれていることが多いアイテム。これが肌のバリア機能を傷つけ、乾燥や肌荒れの原因になっている可能性が高いのです。マイルドなクレンジングを使ったり、クレンジング料を使わなくても落ちるコスメを使うなど、肌への負担を減らしてみて。
専門医に聞く!肌荒れしているときのスキンケアは?
野本真由美クリニック銀座の院長・野本真由美先生に、肌がデリケートになっているときのスキンケアについて教えていただきました。
肌荒れしたときは、皮膚にできるだけ触らないのがいちばん!けれども、働いている方はノーメークともいかないと思います。
Q:メークを落とすときに、気を付けるべきことは?
A:クレンジングや洗顔のときには、低刺激や敏感肌用の洗浄剤を使うこと。皮膚は洗浄剤で濡れているときに傷つきやすいので、洗顔を短時間にすることもポイントです。あと、バリア機能低下で花粉皮膚炎が起きやすいので、クレンジングでのマッサージもやめておきましょう。
Q:肌が濡れているとき傷つきやすい…ということは、化粧水やパックも避けた方がいい?
A:水分の多いアイテムほど刺激を感じるので、肌荒れしたときはできるだけ使用アイテムを減らし、美白製品や強い日焼け止め高機能アイテムなどは避けた方が賢明。あと、鼻をかむ前や目薬を使用する前にプロペトやサンホワイトP-1など、酸化しにくいワセリンなどの保護剤を周辺の皮膚つけると刺激を受けにくくなります。そして、目はこすらないこと!皮膚は元に戻せても、目は戻せないですからね…。とにかく、できるだけ皮膚に触らないのがいちばんなのです。どうしても掻きたくなったら、保冷剤などで冷やして痒みが引くのを待ちましょう。
マスクによる肌荒れ対策のポイント
マスク着用による肌荒れに悩まされている人に今すぐ試してほしいスキンケアのポイントをご紹介します。
ポイント1:マスクを外したらすぐに汚れを落とす
外出先から帰宅してマスクを外したら、マスクを着けていた肌に付着した雑菌や過剰な皮脂、汗、メイク汚れ等をすぐに落としてください。マスクを長時間着用していた肌はとてもデリケートな状態となっているため、低刺激設計のクレンジング・洗顔料でやさしく丁寧に汚れを落とすことが大切。
ポイント2:保湿ケアで肌のうるおいバリア機能を整える
化粧水・乳液などの基本のお手入れをしっかり行うことで、肌本来のうるおいバリア機能を整えることが大切。いつも以上に保湿ケアを意識するようにしてください。
ポイント3:皮脂量を抑える
過剰な皮脂分泌はニキビや吹き出物の要因になります。ニキビの元になりにくい処方のスキンケアを使うことで、皮脂量を抑えながら保湿ケアを。