目元の悩みといえば?
目尻のシワやたるみ
目元は人目に付きやすく、パッと見たときの印象を決める大切なパーツです。そのため、目元のたるみやシワに悩んでいる人も多いです。
年齢とともに体のさまざまな部位の筋力が弱まりたるんでくるのと同様に、目の周りの筋肉である「眼輪筋」が衰えてくることでたるみやすくなります。ハリを保つ働きがあるコラーゲンの減少も理由の一つと考えられています。
目元の皮膚は薄いだけでなく、皮脂もそれほど多くありません。もともと乾燥しやすいパーツのため、しっかり保湿をしないとシワの原因となる可能性も。
紫外線やクレンジングの際の摩擦なども、たるみやシワにつながる原因とされます。
顔色を暗くするクマやくすみ
顔色が暗く疲れ顔に見えることや、くすみやクマが悩みという人も少なくありません。クマやくすみの原因は、血行不良・乾燥・色素沈着などさまざま。目元はもともとデリケートなパーツのため、少しの刺激などでも影響を受けやすいのです。
近年は、スマホの見過ぎが原因でクマやくすみができている人も少なくありません。目元の筋肉が衰えることや血行不良になることが原因の一つと考えられます。肌そのものに原因があるというわけでなく、生活習慣も目元に影響するのです。
目尻のシワが目立つ老け顔になる悪習慣
紫外線を浴びる機会が多い
「紫外線の影響」も老け顔の原因です。シワやシミといった老け顔につながる物質は、紫外線によって作られています。そのため、紫外線を浴びる機会が多い人は、若々しさから遠ざかってしまいます。例えば、コラーゲンやエラスチンという肌のハリを保つ成分は、紫外線によって発生する活性酸素により傷つけられ、シワやたるみにつながります。また、紫外線から肌を守ろうとメラニンが過剰分泌された結果できるのがシミです。今すぐに影響が出ないからと対策を怠ると、紫外線のダメージは蓄積して、あとに影響が現れます。そのため、放置することにより同年齢の人よりもシミやシワが濃くなり、老け顔に見られやすくなります。
ストレスの多い生活習慣
老け顔の原因は「ストレスフルな生活習慣」にもあります。苦労によりストレスが多い人と、明るくポジティブな人では、前者の方が老けて見えやすくなります。栄養バランスの悪い食習慣も老けの原因です。無理なダイエットや美容のためにタンパク質や炭水化物を抜くと、栄養バランスが崩れて肌のコンディションが悪化し、肌のハリや潤いが失われ小じわの原因になることもあります。「ダイエットをしなければ」と言う気持ちも、知らずにストレスになっていることも。睡眠時間が少な過ぎるのも心身が休まらずストレスにつながります。理想は日付が変わる前に眠ることです。暗い時間帯にしっかり眠ることで、質のよい睡眠ができます。