香水の種類をマスターしよう
香水は、香料の濃度によって「パルファム」「オードパルファム」「オードトワレ」「オーデコロン」の4つに分けられます。それぞれ価格帯やつけ方が異なるため、シチュエーションに応じて使い分けましょう。
パルファムやオードパルファムは、香料の濃度が高く、少しつけるだけで長く香るのが特徴です。高級感のある濃密な香りは、パーティーなどのフォーマルシーンに適しています。
オフィスやママ友のランチ会で使うなら、濃度が低いオードトワレやオーデコロンがおすすめです。特にオーデコロンは香りがマイルドで、価格も手頃なので、いくつか揃えておきましょう。
ふんわりと香る香水のつけ方
香水をつけ過ぎると、狭いオフィスやエレベーター、電車の中などで、周囲の迷惑になります。とは言え、すぐに香りが消えてしまうようでは、何度もつけ直すことになり面倒ですね。香水をふんわりと長時間香らせるためには、手首や耳の裏などの体温が高い場所につけることがポイントです。温かいほうが香りが際立つため、少量でもしっかりと香り、つけ過ぎを防げます。
つける前にはシャワーを浴びるなどして、肌を湿らせておきましょう。肌の水分が香りを閉じ込めるため、乾いた肌につけるよりも長持ちします。また、一カ所にたくさんつけるより、手首と足首など離れた部位に少しずつつけるほうが、香りに深みが出て効果的です。
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洋服からほのかに香らせる
近づいたときに洋服からいい匂いがすると、細かい部分まで気遣いをしているように見えて、とてもおしゃれです。洋服をほのかに香らせる方法を2つ紹介します。
柔軟剤は香りを重視して
洗濯機に入れるだけでいつもの洋服に香りづけができる柔軟剤は、ワーママの強い味方です。最近では香りが長続きし、1日汗をかいてもにおわせないほどの高機能な柔軟剤も多く、忙しい女性に人気があります。
洗濯物を干すときや、取り込むときもいい匂いに包まれるので、家事のやる気も上がりそう。さまざまな系統の香りがあるので、気分に合わせて使い分けるのもおすすめです。
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衣類のお手入れも欠かさない
コートやマフラーなど毎日洗濯できない衣類には、ファブリック用のフレグランススプレーが便利です。帰宅後やお出かけ前にシュッと一吹きするだけで、衣類にしみついたイヤなニオイをいい匂いに変えてくれます。
フレグランススプレーの中には、タバコや汗のニオイをブロックしたり、シワや静電気を防いだりなど、衣類のお手入れが同時にできる便利な商品もあります。中に着る洋服の匂いと混ざらないように、柔軟剤と同じ香りで統一するのがおすすめです。
ボディクリーム、ミストを使う
クリームやミストなど香りつきのボディ用化粧品なら、肌のお手入れをしながら好きな香りを楽しめて一石二鳥です。最後に、いい匂いの女性になれるボディケアアイテムの活用術を紹介します。
せっけんの香りがおすすめ
「ボディミスト」は香りがついたボディ用の化粧水のことで、本来は肌の保湿やUVケアなどが目的の商品です。吹きかけるとほんのりといい匂いがするので、オーデコロンの代わりに使われることもあります。香水やボディクリームに比べて香りが軽く、持続時間も短いボディミストには、せっけんの香りがよく合います。つけ直すたびに、洗い立てのようなさっぱりとした気分に。
携帯に便利な小さなスプレー容器に入っているものが多く、化粧ポーチやデスクの引き出しに常備しておくのもおすすめです。
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お風呂上がりはボディクリームでケア
ボディクリームは、ミストに比べて香りが濃密で、持続時間が長いのが特徴です。お風呂上りにボディクリームで丁寧にケアをすることで、しっとりと保湿した、いい匂いの肌が手に入ります。
また、出かける前にボディクリームを塗っておけば、肌の乾燥を防いで1日中いい匂いをキープできます。お気に入りの香りに包まれながら肌のお手入れをすると、気持ちまでリラックスできそうですね。
写真/(C)Shutterstock.com
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