Domani

働く40代は、明日も楽しい!

 

LIFESTYLE メンタルヘルス

2017.12.12

私が「ピンク」に目覚めた理由〜すべての色には“LOVE”がある〜vol.4

 

本業はスピリチュアルビューティコンサルタント『mailove』ふたりの、ファッションからライフスタイルまで、「色」で語り合う気になるプライベートトーク!

Text:
mailove
Tags:

女には、色の数だけ物語がある。目にしたり、身にまとったり、食したり。どんな色を愛するかは、そのまま、どんな女なのかを語ることであり、同じ色を見ていても、まるで違う夢を見ることだってある。

元ファッションエディターとして活躍。現在はスピリチュアルビューティコンサルタントとして、見える部分も見えない部分も「キレイ」を提案していると話題のふたりのマイ。同じ名前、同じ身長、同じ会社、同じ小学校…運命的ともいえる出会いながら、色の好みはまったく異なるらしい。

ベーシックカラーをこよなく愛するマイ・田中麻以と、あざやかな色に囲まれて生きていたいマイ・秦野真衣。

アラフォーの対照的なふたりが往復書簡で紡ぐ、それぞれの色と人生。おしゃれで、スピリチュアルで、ちょっと“変わってる”、ふたつでひとつの“myカラーストーリー。

今回はベーシックカラー好きのマイから、ピンクをこよなく愛するマイに届ける物語。

今月のカラー:“Pink”

ピンク嫌いの私が、いつの間にか…「人生と出会いとピンク」

From Mai Tanaka

ピンク。

その色で真っ先に思い浮かべるのは、そう、マイちゃん。まだ職場が離れていて、たまに見かけているだけだった頃、ショッキングピンクのミニスカートやビビッドなダイアンのワンピースを着ていて。カラーレスな職場にはそれが本当によく映えて「派手なお花が咲いているな〜」っていつも楽しみに見ていた。

私が思わず笑ってしまったのはマイちゃんのオーラがそんなピンクそのものだったから。あんまりピンクなオーラの人っていないし、珍しいんだけど。なんだろう…ちょっと変わっていてぶっ飛んでる感じがして…どんな人なんだろう?って興味深々でした。

職場が同じになってから、一気に仲良くなりましたね。「オーラ何色ですか?」って聞かれた日のこともよく覚えている。その日も、鮮やかなピンクをまとっていたことも。仕事ができて頼れる後輩だったけど、オーラの雰囲気から見ると本当はマイちゃんて、もっとぶっ飛んでる人なんじゃないかな?って思っていたの。

タロットや占星術を学んでいくうちに、そんな私の予測はやはり当たっていたようでどんどんピンクオーラ炸裂、スピリチュアルな才能が開花して、いい意味でぶっ飛んでる魅力が花開いた。ついには会社も辞めちゃうほどに。

私はといえば、小さな頃からピンクなんて一切着ないおひつじ座そのもの!って感じの男の子っぽい子供だった。もっぱらベーシックカラーか寒色か。かわいいよりもかっこいい、甘さよりも辛さで勝負。それがマイちゃんと出会ってからというもの、クローゼットに少しずつピンクが増えてきている。それって私的にはすごいブレイクスルー。選ぶピンクの彩度は違うけれど確実に、マイちゃんのオーラ圏内にいることが増えたために私もピンクが感染したんだと思われます(笑)。

私が選ぶのは桜の色のような、ミルクにほんのりピンクを落としたような淡色、グレイッシュでダスティーなピンク、ローズピンクでもどこか切なさをはらんだシックトーン。マイベーシックであるホワイトやグレーになじませて、淡色のトーンでまとめるのがお気に入り。

編集者だった頃、取材でパリに行ったときに、たくさんのヴィンテージショップを覗いたことがあったのだけれど、そのときに見たレースのダスティなトーンに魅了されて…またそれを素敵なマダムが何ともシックに着こなしていたの。デニムにニットというシンプルなスタイルに、ヴィンテージレースの淡ピンクストールをラフに巻いて。髪の毛は無造作なシニヨン。多分老眼鏡?なメガネだってアクセサリーだった。

年齢を重ねたからこその品格、可愛らしさ、優しさと強さまでも…ピンクが人生で初めて、私に語りかけてきた瞬間でした。酸いも甘いも…人生のエトセトラを物語る淡いピンクは、こんな風に年を重ねたいと思う私の、憧れの色になったのでした。

私の淡ピンク信仰は未だ変わらないのだけれど、最近我が家にはビビッドなピンクちゃんたちが続々と。その理由はご存じの通り、娘です。私と全然似てなくて、小さい頃から女のコっぽさ満載な娘ちゃんは、やはり私と違ってピンクが似合う。淡色からビビッドなピンクまで何でもあり。2歳の頃からマイちゃんとは仲良しで、姉妹みたい。何だか雰囲気も似てるし似合う服もリンクしてる。

こうして娘が懸け橋となってか、ハートモチーフや、ラブ、ちょっとクレイジーでキッチュなピンクは、私たちには欠かせない存在となりましたね。ピンクは私のファミリーカラー、あるとハッピーになれる幸福カラーとなったのです。

1日1ピンクが信条のマイちゃんと我が娘。ふたりともいつもLOVEがいっぱいだよね。優しくって、甘くって、愛に溢れていて、周りの人をハッピーで包み込むピンクそのもののふたり。だけど本当に好きな人には、ちょっとだけ素直になれないでいる…そんなあまのじゃくなところまでそっくり。マイちゃんも言っていた通り甘いだけじゃない、ピンクの持つどこかクレイジーな側面も持っているのね。でもそんなお菓子みたいにスイートなふたりが、私の人生をカラフルに彩ってくれています。

モノトーンばかりだった私の毎日が、突然鮮やかになった…人生と色って、本当に深く繋がっている。40代の私は、もっとピンクに恋していくのかもしれないな。

さて、私の中にあるピンクはいつもグレートーン。語ることがたくさんなベーシックカラーであるグレーを、次回ふたりでつないでいこうと思います。

【ダスティなピンク】 グレーがかった淡ピンク。ヴィンテージっぽさが選定基準。“ファビオルスコーニ”のスエードパンプスと、左“ファリエロサルティ”のレースストール、右“ヴィンテージシェード”のレースストール。デニムなどカジュアルに合わせてパリっぽく。

【娘のビビッドピンク】ハートモチーフ部分がふわふわで気持ちいい“ジンボリー”のニット。少し大きめをゆるっと着るのがかわいい。キャメルのコートは“ザラキッズ”、裾の切りっぱなしがこなれているデニムは“H&M”。彼女の体型にジャストフィットするからリピート買いしてます。ハッピーなバッグも“ジンボリー”。海外キッズブランドで、キャッチーなアイテムがリーズナブルに揃う! ネットでしょっちゅう物色しています。

【ピンクなダブルマイ】珍しく淡色ピンクでお揃いにした私たち。私にとってはこれが糖度マックス。ドレスは海外ネット通販で。左がASOS, 右はJCREW.ドレス関係はインポートブランドが秀逸。サイズ展開も幅広いしASOSは返品もきくのでよくオーダーしています。

neffy  mai
元ファッションエディター。同じ“マイ”という名前のvenus maiと共に、スピリチュアルビューティコンサルタント“mailove”として活動。慶應義塾大学民族学考古学専攻卒業。幼い頃から見えない世界とつながりが深く、世界のパワースポットを旅して回る。同じくスピリチュアルな10歳の娘とふたり暮らし。1976年生まれ・おひつじ座・A型。Domaniウェブサイトにて『ふたりの女の官能カラーパレット12か月』『ふたりの魔女の恋愛タロットリーディング』なども担当。
mailoveHP:http://www.mailove.jp

 

Domaniオンラインサロンへのご入会はこちら


Read Moreおすすめの関連記事







スマートフォンプレビュー

【登録無料】
Domaniメルマガ会員募集中

管理職世代の通勤コーデ、明日は何を着る?子供の受験や習い事、
どうする?人気モデル、ハイセンスなDomani読者モデル、教育のプロたちから
発信されるタイムリーなテーマをピックアップしてお届けします。
プレゼント企画やイベント参加のスペシャルなお知らせも!