「もう、おばさんだし」「もう、歳だから~」を繰り返す人はめんどくさいリアルな〝おばさん〟確定かも!
若い人と話をするとき、つい「もう歳だから・・・」「もうおばさんだし・・・」という前置きをしていませんか? 「歳だからわからない」「おばさんだからできない」というニュアンスを込めているのかもしれませんが、自分が話し相手にそう言われたら困ってしまいますよね。相手の年齢を気にしていなくても、変に意識させられてしまったり、「そんなことありませんよ・・・」と毎回返すのが面倒だったり。なにより、ネガティブな発言をされるとあまりいい気持ちがしませんよね。そんなネガティブ発言について、テレビや雑誌でも活躍するマナーコンサルタント、西出ひろ子さんにうかがいます。
ネガティブ発言は周囲の人の気持ちまでダウンさせてしまうため避けるべき!
「だれしも歳を重ねますが、歳を重ねられることに感謝する気持ちをもつことが大事。私は53歳ですが、歳を重ねられることをありがたいと思います。また、自分が発した言葉を脳はキャッチしますから、「おばさんだから」などと卑下する意味をいっていると、諦めも入って、本当に魅力的でないおばさんになってしまう可能性大。このようなマイナスな言葉は周囲の人の気持ちまでもマイナスにダウンさせてしまいます。年齢を重ねても素敵な女性でいるためには、美しくプラスでボジティブな言葉を発し、周囲も自分も輝けるようにいたしましょう。そうすることもマナーのひとつといえますね」(西出さん)
マナーコンサルタント
西出ひろ子
参議院議員秘書を経て政治経済ジャーナリストの秘書を経験。その後 マナー講師として独立渡英し海外で起業した経験もあるため、グローバルな視点からマナーをわかりやすく解説している。その実績や成果は、テレビや雑誌などでもマナー界のカリスマとして多数紹介されれおり、「マナーの賢人」として「ソロモン流」(テレビ東京)や「スーパーJチャンネル」(テレビ朝日)などのドキュメンタリー番組でも紹介された。基本のマナーとそこに気くばりを加えたワンランク上のマナーを紹介した新刊、『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』が好評発売中!
『さりげないのに品がある気くばり美人のきほん』購入はこちらから
西出ひろ子マナーサロンHP
イラスト/村澤綾香 構成/木戸恵子