浪費癖をチェックしよう
まとまった収入があり無駄使いしている自覚がなくても、なかなかお金が貯まらないという人は、浪費癖を持っている可能性があります。浪費癖の有無を判断するために、チェックリストで確認してみましょう。
浪費癖や浪費家の意味
浪費癖とは、物やサービスなどに金銭を無駄使いする癖のことを言います。正しい読み方は「ろうひへき」。浪費家は「ろうひか」と読み、浪費癖のある人を意味します。単に浪費という場合は、金銭だけでなく、物や精力などを無駄に使うことも指します。しかし、浪費癖や浪費家という意味で使われる浪費は、「金銭だけを無駄使いする」という意味がほとんどです。無駄な出費をするという意味での浪費に対する反対語としては、節約・倹約・貯蓄などが挙げられます。それぞれ、出費を抑えるという意味を持ちます。浪費癖があることを別の表現で言い換える場合、「金使いが荒い」「無駄使いが多い」「お金を湯水のように使う」などの言い回しとなります。
セルフチェックしてみよう
自分は浪費家ではないと思っていても、潜在的に浪費癖を持っている可能性があります。以下に挙げる項目にあてはまる事柄が多いほど、浪費する傾向が強いと言えます。
・購入後、一度も着たことのない服を持っている
・ブランド品に目がない
・タイムセールや期間限定に魅力を感じる
・食事は外食や宅配が多い
・ギャンブルが趣味
・スマホアプリなどへよく課金する
・用もないのにコンビニやスーパーに立ち寄ることが多い
・よくお酒を飲む
・趣味が多く、いくつものコミュニティに参加している
・カードローンやキャッシングを利用している
・クレジットカードで支払った金額を気にしていない
浪費してしまう人のはどんな人?
浪費癖のある人は、いくつかの共通した性格や心理を持っていることが多いです。
ITジャーナルストに聞いた!「Pay払いだとムダ使いしそう人におすすめなアプリは?」【キャッシュレス払いなにがいい?】
見栄っ張りな性格
周囲に自分を良く見せようとする見栄っ張りな性格の人は、浪費家になりやすいと言えます。友人や後輩の食事代を全て自分が出してしまったり、より高価なプレゼントを贈ってしまったりするなど、出費を惜しまない気前の良さが特徴です。生活に支障がない範囲で支払えるのなら、何も問題ないでしょう。しかし、見栄っ張りな性格の人は、お金がなくても似たような行動をとってしまうため、浪費癖ありとみなされます。見栄を張りたがる人は、お金を出し惜しみしないことに対して、周囲から「すごい」「うらやましい」と言われることが快感になります。この快感が癖になり、お金があるかどうかにかかわらず、見栄を張ることを止められなくなってしまうのかもしれません。
ストレス発散になっている
多くの人は、程度の差こそあれ、常に何かしらのストレスを抱えているもの。ストレスを発散する方法は人それぞれであり、中にはお金を使うことがストレス発散になる人もいます。このようなタイプの人は、物を買ったこと自体に満足感を覚える場合がほとんどです。前から欲しかった物や体験してみたかったサービスなどを、次々と購入しているわけではありません。お金を使うだけで精神的に満たされてしまうため、満足感を得るために繰り返し物やサービスを購入することになり、自分でも気づかないうちに浪費癖がついてしまいます。
「夫のお小遣いの無駄遣いを発見!どうやめさせる?」【働く女性の質問箱】