洗えるマスクをつくってみたはいいけれど…
使い捨てマスクが品切れ状態で、自分で洗えるマスクをつくる人が増えています。でも、ハンカチなどでつくると肌がチクチク…、効果があるのかどうかも不安です。
そこで、野本真由美クリニック銀座の院長、野本真由美先生に、マスクの機能をあげ、肌を守るための裏ワザを教えてもらいました。
▲ 野本真由美クリニック銀座 院長 野本真由美先生
自身の肌悩み経験を元にした親身な診察に定評があり、漢方薬にも精通。年間30回以上医師向けの講演をされていたり、ミスユニバース新潟代表選考の審査員長を務められていたりと多岐にわたりご活躍されている皮膚科専門の先生。
「隙間をつくらないためにも医療用ガーゼを挟むといいですよ」(野本先生)
(c) Shutterstock.com
野本先生:マスクを手づくりするときのコツは、鼻と口を覆える形にすること。そして装着するときに、顔とマスクの間に隙間をつくらないことが大切です。色々な種類のマスクがありますが、たとえば、不織布マスクを身につける場合、内側にドラッグストアなどでも売っている医療用ガーゼを広く入れるといいですよ。隙間ができにくいですし、皮膚もチクチクしにくくなります。また、マスクの針金の部分が頬を摩擦すると刺激になるので、ガーゼを内側から5ミリほど出して着用すると刺激が回避できます。マスクはできるだけ上下に動かさず、外すときは耳のひもを持って外しましょう。
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ビジュアル・エディター
有田 千幸
外資系航空会社のCA、建築設計事務所の秘書・広報を経てエディターに転身した矢先に妊娠。2019年9月に女の子を出産したばかりの右から見ても左から見ても新米ワー/ママ。ニュージーランド・台湾在住経験がある日・英・中の トリリンガルではあるものの、 外国語より原稿力の必要性を痛感している今日この頃。chiyuki_arita_official