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LIFESTYLE夫婦関係

2020.03.16

元港区女子が、母から女へ脱皮……10キロダイエットと「気の迷い」不倫。『あなたはどう思いますか?』

10キロ痩せて現役復帰。上司との不倫で得たものは…。『不倫女子のリアル』(小学館新書)などの著書がある沢木文が、東京で働く女性の恋愛事情をレポート。甘い禁断の果実に潜むリスク…あなたはどう思いますか?

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夫も知っている役員とワンナイトチャンス

今回お話を伺ったのは…

お話を伺ったのは……松原桃花さん(仮名・35歳)、茨城県出身・名門私立大学法学部卒業、外資系メーカー勤務(年収800万円)。5歳年上の夫(年収1100万円)と結婚5年。江東区にある、分譲マンションに在住。子どもは4歳の娘。身長168cmでスリムな体型。おしゃれとシャンパンが好きな、元港区女子。

月2でネイルサロンとヘアサロンに行っていた独身時代

桃花さんは、きりっとした美貌の元港区女子。

「自分がハイスペックだから、それ以上のハイスペック男子と結婚したくて、毎晩のように合コンに行っていました。スポーツ選手やタレントさんと、けっこういい関係になっていましたよ。某外資系ホテルのラウンジでは、絶対に顔を覚えられていた(笑)。」

月2でネイルサロン、ヘアサロンに行き、月1でスパに行っていた。

「中身も磨いており、英語とスペイン語はまあまあ話せます。アート系の勉強もしていたし、仕事も手を抜かなかった。それなのにデキ婚したのは、同じ会社の上司である夫。私の人生を返せ……と思いました」

桃花さんの妊娠は、トラブルの連続だった。

「切迫流産で1週間入院し、切迫早産で2週間入院。爪も肌もボロボロ、毎日泣いていました。産後は髪がごっそり抜けて、白髪が激増。一気に10歳くらい老けこみました。幸い、半年で復帰できたのですが、会社の人が私がだれかわからないくらい変貌したんです。おしゃれだったのに、毎日ダボッとしたワンピにペタンコ靴。それにノーメークですからね」

それまで営業だったのに、内勤になったというのも大きい。

「時短ですからね。友達も『あんた、変わったね。母になったんだね』としみじみ。それにそういう服ってラクなんですよ。バッグだって軽いトートバッグか、リュックでOK。男性から注目されることもないし、美容にかけるお金が月に1000円以下になる。モッサイ格好をしていると、ママ友からも親近感を持たれて、たくさん友達ができました」

見た目が劣化して、仕事に打ち込む

妊娠トラブルが激しかったが、子育てはラクだった。

「娘はあまり病気をせず、素直で賢い。夫も育児をやりたがるし、双方の両親も近いからサポートしてくれる。時間があるからキャリアアップしようと思い、業務に必要な専門資格を取得したんです。上司から『あなたはチャラチャラしていて、正直バカだと思っていた。でもすごいのね』と激賞されたんです。私は仕事と育児に打ち込もうと思いました」

産後、20kg太って、別人のようになった

「法務のエキスパートになろうと思っていたのに、営業に異動。引き抜いたのは独身時代に何回かデートした役員です。その時はそういう関係になっていたのですが。で、私を見て役員はすごく驚いたんです。だって男性が振り返るほどの美貌を維持していたのに、男性がスルーするくらい太ったオバサンになっていましたからね。結婚前は50kgだった体重は70kg以上になっており、我ながら相当ヤバかった」

役員は「これはセクハラではない。痩せろ」と言った。

「がーん、って感じ(笑)。太った原因は自分でもわかっていて、圧倒的な運動不足と、ダボッとした服。世界的コーヒーチェーンのハイカロリーなドリンクを飲みながら、ドーナツを食べる習慣です。とりあえず営業になったら嫌でも1日1万歩以上歩くし、きちんとした服を着なくてはならない。間食を止めて、代謝系のスパと整体、ヘアサロンに月1で行くようにしたら、1か月で10kg 減りました」

ママ友からは「前の方がかわいいよ」と言われる

痩せたら、仲が良かったママ友たちが去って行った。

「シャレにならないくらい仕事が忙しくなったこともあったんですが、何個かのグループLINEから外されていましたね。ある人は『前の方がかわいいのに』と言ってきた。でもやっぱりハブられるともやもやする。まあそんなときに、上司と出張に行く機会があって、ワンナイト的に男女関係になったんですよ。上司と夫は比較的仲がいいし、一応私にもモラルがあったので『断ろうかな』と思ったのですが、してしまった。それにはずっとレスとか、痩せた体を見せたかったとかいろいろありますが、私を切ったママ友たちに不倫願望があることを知っていたから」

桃花さんは、昔から「みんなが欲しがっているのに、手に入らないものを持って優越感にひたる」ところがあったという。

「高校時代に女子力を駆使して、バスケ部の先輩と付き合ったり、大学時代に某人気ブランドの激レアバッグを英語を駆使して個人輸入したり、ボーッとしている人がうらやましがるものを持っていたい。今は多様化の時代だけれど、みんな愛…というか、”それなりの男性から、欲情される瞬間”を求めていいるんじゃないかな」

桃花さんにとって不倫は、モノの延長線上。

「やってみたら大したことないし、そもそも私は好きじゃないんですよ。役員もあれ以来、知らん顔して、一緒に仕事をし、業績を上げまくっています。あれから3か月、あのことは、私の人生でなかったことになっていますね。でも時々日引っ張り出して眺める、思い出のようなものです」

思い出はそのうち美化される。美化された思い出が現実を飲み込むことについては、考えていないという。

写真/(C)Shutterstock.com

Writer&Editor

沢木 文

1976年東京都足立区生まれ。大学在学中よりファッション雑誌の編集に携わる。お金、恋愛、結婚、出産などをテーマとした記事を担当。著書に『貧困女子のリアル』 『不倫女子のリアル』(ともに小学館新書)がある。

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