演劇初心者こそハマる人続出の“劇団☆新感線”って?
聞いたことがある人もない人も、ぜひ一度は観て頂きたい劇団No.1の「劇団☆新感線」。
“舞台”と名のつくものは端から愛してやまない筆者が熱くおすすめしたいこの劇団は、一言で表現するならばまさに“ロックで歌舞伎なミュージカル”。「一体どういうこと?」という貴方に、3つのおすすめポイントを是非ご説明させてください!
ここが爽快☆ポイント1:とにかく全てが派手!観て聴いて楽しめるキング・オブ・エンタメ
こちらの劇団の最大の特徴は、観た後にスカッとするエンタメ性の高さ。照明、音響、衣装、顔芸(!?)…etc、とにもかくにも全てがザ・派手!
ファンタジー100%のストーリーの要所要所で掻き鳴らされるROCKミュージックや、ここぞという場で巧妙に織り交ぜられる歌舞伎の伝統芸。そして思わず見惚れてしまうほど美しい照明や衣装が総合的に作り出す独特の世界観は、つい“また観に行きたい”と思わずにはいられないほど中毒性の高いエンタメなんです。
個人的に一番好きな演目は「朧の森に棲む鬼」。市川染五郎演じる完膚なきまでの徹底的な“悪”が圧巻です!
ここが痛快☆ポイント2:ミーハー好きにはたまらない!有名芸能人の“ゲスト出演”
天海祐希、堺雅人、小栗旬、生田斗真、真木よう子、江口洋介、松雪泰子…。
挙げていけばきりがないほどですが、実はこの方々、過去にこの劇団の舞台に“客演”(ゲスト出演)したことがあるんです。「演劇は見たことがないからちょっと楽しめるか不安…」という人も、好きな芸能人が出ているからという理由で気軽に観るのもアリ!そこから演劇にハマるなんていうパターンも。
古田新太さんなどの個性派揃いな劇団員の方々の演技を堪能するのもよし、テレビでよく見ていた有名人を生で見て楽しむもよし。1回の観劇で2倍も3倍も楽しめてしまうのは嬉しいですよね!
ここが豪快☆ポイント3:映画館で観劇出来る!“ゲキ×シネ”
もっと気軽にチャレンジしたい方におすすめなのは“ゲキ×シネ”。
その名の通り、実際の舞台を映画仕様に撮影&編集して一部の映画館で上映してくれるという制度なのですが、これはこれでまた面白いんです!
実際に劇場まで足を運んでも、席によってはなかなか役者さんの細かい表情の動きや所作まで全て余さず見ることは難しかったりするもの。その点、こちらの“ゲキ×シネ”ならここぞという場面や表情をアップで映してくれるので、逆に生の舞台にはない楽しさ&発見が味わえます。
少しだけ通常の映画代より割高の料金にはなりますが、劇場での観劇代と比べるとお値段的にも新感線ビギナーには良心的。
また気軽にお出かけ出来る日々が戻ってきた時に行きたいリストの一つとして、ぜひ覚えておいて頂きたい情報です。
豊洲にある360℃客席が回転する劇場“IHIステージアラウンド東京”での公演もおすすめ。新感覚の舞台が楽しめます。
今すぐ観たい!という人にはGWにテレビで鑑賞がおすすめ
これを読んでそんなの待てない!今すぐ観てみたい!!と思って頂けた方に朗報!5月1日〜31日の期間で、WOWOWで過去の一部作品が放映されるとのこと。
「阿修羅城の瞳」や「メタルマクベス」…などなど、過去に上演された劇団☆新感線の代表的な作品がズラリ!なので、気になる方は是非おうち時間のお楽しみにいかがでしょうか?我が家も観たいあまりに、ついつい加入してしまいました…!GWが待ち遠しい!
新感線の代表的作品のひとつ「髑髏城の七人」も放送されるとのことで、とても楽しみ!
新しい世界や発見は、どんな状況に置かれていても心を浮き立たせてくれるもの。この記事が、そんな出会いのきっかけになればとても幸いです。
Domanist
杉本 緑
1児の母洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/