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LIFESTYLE子育て

2020.09.15

心が通う会話のできる男に育てる方法【『愛の不時着』のヒョンビンのような愛ある男に育てるには】

Netflixで超話題の韓国ドラマ『愛の不時着』がいまだにブーム中。世界中の女性が、主人公役のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)に魅了されています。どうすれば、リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のような男性が育つのでしょうか。ベストセラー本『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』でおなじみの黒川伊保子先生に詳しく解説していただきました。

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Netflixで配信中の韓国ドラマ『愛の不時着』が大大大人気!その理由は、なんといっても主人公役のリ・ジョンヒョク(ヒョンビン)のかっこよさ!とにかくかっこよすぎると世界中の女性が沼にハマり中。

▲『愛の不時着』は、パラグライディングの事故で、北朝鮮に不時着してしまった韓国の財閥令嬢ユン・セリ(ソン・イェジン)と、北朝鮮の将校リ・ジョンヒョク(ヒョンビン)の極秘ラブストーリー。

一体どう育てれば、あんなに惚れ惚れする男になるのでしょうか?

そこで、息子さんが、リ・ジョンヒョクのように育ったという、ベストセラー『妻のトリセツ』の著者である黒川伊保子先生に、いい男の育て方について徹底取材。連載でお届けします。

これまでの記事。
男のコの子育ては甘やかすことが大事⁉
どうしたら料理ができる男になりますか?
ぼーっとさせると地頭よい子が育つ
どんなに散らかしてもいい空間を作る!
思いやりのある男のコの育て方

Q.どうしたら『愛の不時着』のリ・ジョンヒョクみたいに、心の通った会話ができるような男に育つの?

そもそも、「心が通う」って、どんな瞬間だと思いますか?

ヒトの脳は、インタラクティブ(相互作用)に、最も興奮します。自分の言動が、相手になんらかの変化をもたらし、自分にも返ってくる感覚です。

親切にしてあげたら、不安そうな相手が、幸せそうな笑顔に変わった。自分も優しい気持ちになった。そんな相互作用こそが、脳の最たる快感なんです。

つまり、親切にされた人より、してあげた人の脳の方が満足度が高いってことですね。

『愛の不時着』が、観る人を温かい気持ちにさせるのは、登場人物たちが、いつだって、大切な人に何かしてあげたいと思っているところ。

心通わす快感を、息子に味合わせたかったら、「親切にすること」を増やしてやることです。つまり、弱音を言って、頼りにすること。

母親だって、「つらいから、なぐさめて」「疲れたから、動けない」と言っていい。抱きしめてもらったり、絵本を読んでもらってもいい。

▲Netflixオリジナルシリーズ『愛の不時着』独占配信中!

息子が5歳くらいだったある日、原稿が書けなくて、床に転がって悶々としていたら、息子が「大丈夫?」と飛んできてくれて、抱きしめて、背中をとんとんしてくれました。

そうしたら、あ〜ら不思議、エッセィが一本、すらすらと書きあがりました。

笑顔で感謝したら、以来、それが彼の神聖な責務に。「原稿が書けない」と言うと、儀式のように、飛んできて、抱きしめてくれるんです。

大学生の時、電話に出た私の声が元気がないと心配してくれたので、「原稿が書けなくて」と言ったら、「今からバイクで駆け付けようか?」と言ってくれたことも。下宿先からは、2時間半もかかるのに。

母と子の間で「心通わす」が成立するには、「母親が、息子を頼りにしていて、確かに自分の存在が母親を生かしている」と知らせることも大事だと思います。

母親にしてみたら、そんなこと当り前なので、言わなくても伝わっていると思いがちですが、指図と説教だけで過ごしていては、子どもには伝わりません。母親は、息子に、弱音を見せたらいいのです。

弱音を見せて、失敗も隠さず、逃げずに立ち直る姿を見せてあげれば、子どもは、失敗を恐れない子になります。

それと、ときにはリーダーシップを見せてくれることも。「企画書、書くの、億劫だ〜」とごねたら、「僕も宿題するから、一緒にやろうよ」とか言ってくれたり。

そりゃ、だらしなくて愚痴と弱音だけの母親は問題だけど、がんばっている母親が、自分にだけちょっと弱音を見せてくれるのなら、「心が通う」フックになる。

自分が支えることで、家族が回る。そういう前提があって、「心が通った会話」が成立するのだと思います。

ときには、「強く正しいママ」「教え導くママ」を外れてみてはいかがでしょう。

弱音がないときにも、私は「あなたがいないと生きて行けないわ」としみじみ伝えることもあります。

取材・文/宮原まりこ

黒川伊保子

㈱感性リサーチ代表取締役社長。1983年奈良女子大学理学部物理学科卒業。コンピューターメーカーに就職し、人工知能エンジニアを経て、2003年現職。「男女の脳」のとっさの使い方の違いを発見、その研究結果を元にした『妻のトリセツ』『夫のトリセツ』がベストセラーに。他著書多数。

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『コミュニケーション・ストレス 男女のミゾを科学する』(PHP新書)¥900(税抜) 黒川伊保子著

男脳、女脳の違いがわかる本書は、人がなぜわかりあえないのか、男女がどうしてすれ違ってしまうのかの人類最大の謎に迫ります。特に子育て中のワーママが読むと、わかりあえないコミュニケーションによるストレスの軽減になるのでおすすめです。

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