小児科医に聞く!生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴は? どんなことができる?気をつけることは? | Domani

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2020.09.15

小児科医に聞く!生後1ヶ月の赤ちゃんの特徴は? どんなことができる?気をつけることは?

赤ちゃんは生後一ヶ月になると、どのような特徴が出てくるのでしょうか?どのくらい大きくなるのか、どんなことができるようになるのか、生活リズムはどうなるのかなどを紹介します。お世話中に気を付けることも解説するので、安全な育児の参考にしましょう。

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【目次】
生後1カ月の赤ちゃんの特徴
生理現象にまつわる変化
1カ月頃はどんなことができる?
1カ月頃に気を付けること

生後1カ月の赤ちゃんの特徴

赤ちゃん 生後1か月

生まれてから一ヶ月経過すると、赤ちゃんはしっかりした印象になります。具体的に、どのくらい大きくなるのでしょうか? 身長や体重だけでなく感情表現の成長についても紹介します。

身長と体重の目安

赤ちゃんの体重はどう増える?月齢ごとの成長の目安・体重の量り方(まとめ)

ふっくらした体つきになってくる生後1ヶ月頃は、細く頼りなかった手足にも肉が付き始めて、イメージする赤ちゃんの体型に近づきます。生後1ヶ月の赤ちゃんの身長・体重の目安を知るには、厚生労働省が発表している身体発育値をチェックしましょう。パーセンタイル値で表した調査結果では、94%の赤ちゃんの身長・体重の目安がわかります。母子手帳のグラフを見るのもいいでしょう。

身長の場合、男の子は50.9~59.6cm、女の子は50.0~58.4cmの間に94%の赤ちゃんが含まれます。体重の場合は、男の子が3.53~5.96kg、女の子が3.39~5.54kgです。ただし、この数字はあくまでも目安です。この身長・体重の範囲外だったとしても、健診で医師からの指摘がないのなら心配いりません。

参考:平成22年乳幼児身体発育調査の概況について Ⅱ 調査結果の概要

感情表現が豊かになる

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赤ちゃんを観察していると、いろいろな表情が見られるようになってくる時期です。機嫌がよいときには「あー」「うー」と声を出しはじめることもあります。天使のような笑顔もこの時期によく見られ、パパやママにとってうれしい表情のひとつです。

生理現象にまつわる変化

赤ちゃん 生後1か月

体の成長は大きくなるだけではありません。見えない部分も成長していて、生理現象に違いが出てきます。具体的に、どのような変化があるのでしょうか?

ミルクの間隔の変化

赤ちゃんの体重はどう増える?月齢ごとの成長の目安・体重の量り方(まとめ)

赤ちゃんによっては、ミルクの間隔があき始めることもあります。口の周りの筋肉が発達し、1回にたくさん飲めるようになると、小まめに飲まなくても大丈夫になるからです。一方、まだ間隔はそれほどあかず、授乳リズムが整わない赤ちゃんもいます。リズムが整っていなくても当たり前の時期なので、焦る必要はありません。

「母乳の場合、目安は3時間おきに1日8~10回」ですが、欲しがるタイミングであげてOKです。生後二ヶ月くらいまでの赤ちゃんは自分で飲む量の調整ができず、与えた分だけ飲んでしまいます。授乳間隔や回数はあくまでも目安のため赤ちゃんの様子をよく観察して与えることがポイントといえます。

排泄の状態

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まだウンチの回数がまとまっておらず、「1日に10~15回」する赤ちゃんも珍しくありません。特に母乳で育っている赤ちゃんは、ウンチが柔らかく回数も多い傾向があります。色は、黄色から茶色・緑色です。排泄の状態は、赤ちゃんの健康のバロメーターといえます。いつもと違う色の場合には、受診の必要があるかもしれません。特に、機嫌が悪いときや、ミルクの飲みが悪いときには要注意

また、赤ちゃんも便秘になることがあります。いつもよりウンチの回数や量が減って、お腹が固く、ミルクを飲みたがらないときは注意して見守りましょう。ウンチに血がついているなどの場合は、早めに受診したほうが安心です。

睡眠時間が短くなる

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新生児の頃は1日中ずっと寝たり起きたりしていましたが、だんだんと睡眠時間が短くなりまとまってきます。「3~4時間おき」に睡眠をとる赤ちゃんも増えてくる時期です。これより長く起きていることもありますし、短時間しか起きていられない赤ちゃんもいるので、あくまでも目安として考えましょう。

睡眠時間はまとまり始めますが、昼と夜の区別がつくのはもう少し先です。そのため、昼夜逆転の生活リズムになる赤ちゃんもいます。

1ヶ月頃はどんなことができる?

赤ちゃん 生後1か月

ずっと室内で過ごしていた新生児期とは違い、できることが増えてきます。赤ちゃんとの生活を楽しめるような、ママの息抜きになることもできるようになる時期です。

お風呂デビュー

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日本では生後1カ月を過ぎると、大人と同じお風呂に入れる人が多くなります。ただし、お風呂の目的は、大人のように体を温めることではなく、清潔を保つことです。長く入り過ぎてのぼせないように注意します。

お風呂のタイミングは、ミルクを飲んだ直後を避けて、赤ちゃんの起きている時間に入れましょう。夜遅い時間の入浴は、睡眠リズムを崩す原因になる可能性があるため、昼や夕方の入浴が向いています。湯冷めしないよう、お風呂の後は手早く拭いたり服を着せたりすることも大切です。事前に必要なものを用意してから入るとスムーズにできます。

ちょっとした外出

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多くの赤ちゃんが外気浴をはじめるのもこの時期です。まずはベランダに出るなどから始め、徐々に出かける範囲を広げたり時間を長くしたりしましょう。ベビーカーで近所の公園に出かけるのも、よい気分転換になります。子どもたちが遊んでいる声に、赤ちゃんが反応を示すかもしれません。天気のよい日や、赤ちゃんの機嫌のよいときを狙って、散歩に出かけましょう。

健診で健康状態をチェックする

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1ヶ月健診では、赤ちゃんが順調に成長しているかをチェックします。まず測るのは、身長・体重・頭囲・胸囲です。生まれたときからどのくらい大きくなっているか確認します。原始反射といって、赤ちゃんが本能的に持っている反射が正常かどうかを確認するのも、発達状態のチェックに欠かせません。。

そのほかの主なチェック項目は、視覚異常・先天性の病気・股関節脱臼・黄疸などです。また、ビタミンK2不足が引き起こす頭蓋内出血を予防するために、ビタミンK2シロップを一ヶ月検診後にも飲ませる病院も多くあります。一般的にビタミンK2は生後すぐ、日齢4〜5頃、生後1ヶ月での3回は飲ませます。

1ヶ月頃に気をつけること

赤ちゃん 生後1か月

肉付きがよくなりしっかりしてくる1ヶ月頃の赤ちゃんですが、まだまだ気を付けなければいけないことはたくさんあります。安全で健やかに成長できるよう、ママやパパが気を付けるべきポイントを紹介します。

乳幼児突然死症候群について

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健康状態に異常がない元気な赤ちゃんが、急に死亡する病気が「乳幼児突然死症候群(SIDS)」です。特に生後3ヶ月までの赤ちゃんに多く発症しているため、1ヶ月の赤ちゃんはくれぐれも注意しなければいけません。

原因は不明ですが、あおむけで寝かせること・母も同居する人もたばこをやめること・できるだけ母乳を飲ませることで、発症しにくくなることが分かっています。はっきりした原因が分かっていない病気だからこそ、分かっている対策を十分にして、予防に努めることが大切です。

発熱

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赤ちゃんは体温が高めなので、36.7~37.4℃くらいは正常範囲です。37.5~37.9℃は様子を見るべきグレーゾーンですが、38℃を超えた場合には病院を受診します。特に、生後3ヶ月くらいまでは、38℃以上の熱が出たら24時間以内に受診するのが正解です。熱がそれほど高くなくても、けいれんや咳が出るときは、迷わず受診します。

抱っこ紐の事故

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抱っこ紐を使って、赤ちゃんを抱っこしたまま家事をしているママも多いのではないでしょうか。このとき気を付けたいのが、「赤ちゃんの落下事故」です。前かがみになって床のものを拾おうとしたときや、靴を履こうとしたときなど、赤ちゃんが滑り落ちそうになることがあります。

慣れによって使い方がずさんになってしまうのも、落下事故の原因です。正しい使い方をすることで、事故を防げます。抱っこ紐の中には、赤ちゃんが落ちにくいように腰ベルトが付いているものもあります。商品を比較し、安全に使えるものを選ぶことも大切です。

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写真/(C)Shutterstock.com

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監修

森戸やすみ

一般小児科、NICU(新生児特定集中治療室)などを経て、現在はどうかん山こどもクリニックを開設。著書に『小児科医ママが今伝えたいこと! 子育てはだいたいで大丈夫』(内外出版社)など。

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