【目次】
・ベビーベッドはいつまで使う?
・ベビーベッドのメリット、デメリット
・ベビーベッドの選び方
・おすすめのベビーベッド3選
ベビーベッドはいつまで使う?
生後すぐから使い始めるベビーベッドですが、いつ頃まで使うのが平均的なのでしょうか?卒業の目安や、卒業後の寝かせ方について紹介します。

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卒業の目安は生後8カ月ごろ
赤ちゃんをベビーベッドに眠らせるのは、いくつくらいまでなのでしょうか?ベビーベッドの仕様では、ほとんどのケースで最長24カ月まで使用可能です。2歳まではベビーベッドで寝かせられます。
ただし、実際にベビーベッドを卒業するタイミングとしては、「寝返りを打ったり、つかまり立ちをし始めたりする8カ月頃」というケースが多いようです。
体の大きさとしては、まだベビーベッドで眠れる時期ですが、つかまり立ちができるようになることで、転倒の危険が出てくることが理由と考えられます。
二人目以降はあった方が良い
ベビーベッドは家庭の状況によって、「用意したけれど全く使わなかった人」と、「役に立った・あってよかった人」に分かれます。2パターンの違いは、二人目以降かどうかという点です。
二人目以降の赤ちゃんの場合、お兄ちゃんやお姉ちゃんといった子どもが家庭にいます。子どもは「気を付けて」と声かけをしても、遊びに夢中になると赤ちゃんのことにまで気がまわりません。すると、誤って赤ちゃんを蹴飛ばしてしまうこともあります。
しかし、ベビーベッドがあれば、赤ちゃんを高い位置に寝かせておけるので、蹴飛ばされたり覆いかぶされたりする心配はまずありません。「安心して寝かせておける場所を確保する」ために、ベビーベッドが役立ちます。

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卒業後はどうする?
生後8カ月頃にベビーベッドを卒業したとして、その後はどこで赤ちゃんを寝かせるのでしょうか?
いろいろなパターンがありますが、代表的なのは親子で「川の字になって眠る」というパターンです。布団を敷いたり追加でベッドを購入したりして、みんなで眠っています。他には、夫だけ別室や別の布団で眠る、といったケースもあり、ライフスタイルによってさまざまです。
使用しなくなったベビーベッドは、DIYでマガジンラックやキッズ用デスクにリメイクするアイデアがあります。中には、長期間の使用を想定し、ベビーサークル・キッズデスク・収納棚などにも組み立て直せる3wayや4wayのベビーベッドも販売されています。先々を見越した商品選びで、便利に使い続けられます。
ベビーベッドのメリット、デメリット
産まれたばかりの赤ちゃんのために用意するベビーベッドには、メリット・デメリットがあります。具体的にどのようなことが考えられるのか解説するので、購入する際の参考にしましょう。
メリットとは
メリットとしてまず挙げられるのは、ママの体への負担が減るという点です。ベビーベッドは高さがあるので、赤ちゃんの着替えやおむつ交換のために、ママが中腰になる必要がなくなります。自然な姿勢で赤ちゃんのお世話ができるので、負担を減らせます。
お世話道具を全てまとめてベビーベッド下に収納できるのもよい点です。収納棚付きのタイプを選べば、ベッド周辺だけで赤ちゃんのお世話を完結させられて、収納用の棚を別に用意する必要もありません。
床より高い分、ホコリ対策がしやすいのもメリットです。赤ちゃんが眠る場所を清潔に保ちやすくなります。また、小さな頃から自分のベッドで眠ることで、1人で眠るのに慣れることも期待できるでしょう。
デメリットとは
ベビーベッドのデメリットは、大きいという点です。小さめサイズもありますが、それでも背が高いベビーベッドは部屋に置いておくと圧迫感があります。
大きく重いベビーベッドは、移動させるのには向いていません。赤ちゃんを寝かしておく場所としてベビーベッドしか用意していない場合、常にママのそばに赤ちゃんがいられるようにするのは難しいでしょう。
また、夜泣きに対応するときも、ベビーベッドだと逐一ママが移動しなければなりません。泣くたびに起き上がって対応するのに疲れきってしまうことも考えられます。
他にも、高額だけれど使用期間が短いことや、使用時期を過ぎたあとの処分や保管に困る、といったデメリットが挙げられます。
ベビーベッドの選び方
一見似たもののように見えるベビーベッドですが、商品によっていろいろ違う点があります。その中でも特に注目すべきポイントを押さえることで、あなたの家庭にぴったりのベビーベッドを選べます。
ベビーベッドのサイズ
まず注目すべきなのがサイズです。ベビーベッドを置く部屋に合ったサイズのものを選びましょう。
最も種類が豊富な「標準サイズ120×70cm」は、収納スペースがついている物が多いので、おむつやおしりふきなど、増えていく赤ちゃんグッズをまとめておける利点があります。
「ミニサイズ90×60cm」は設置スペースが小さめでも置けるので、アパート暮らしの家庭にぴったりです。標準サイズより軽めなので、比較的移動させやすいのも魅力といえます。
コンパクトな「ハーフサイズ60×70cm」は、里帰り出産にぴったりです。生後3~4カ月くらいの短期間に使用するタイプなので、「新生児と同じ布団で眠るとつぶしてしまいそうで不安」というときに向いています。
使いやすさと機能性
使いやすい機能をチェックしながらベビーベッド選びをすることも大切です。
例えば、柵が開閉できるものなら、赤ちゃんの乗せ降ろしがラクにできます。特に、スライド式なら親のベッドに横付けして使うことも可能です。
天板の高さ調節ができれば、赤ちゃんが大きくなっても高さを変えながら使えます。また、素材にも注目です。木製だと重いですが、ポリエステル素材のバシネットタイプを選べば、軽量で扱いやすいでしょう。
短期間しか使わないベビーベッドは、先々のことも考えて選ぶと便利です。ベビーサークルになるものや、机になるものを選ぶと、長く便利に使い続けられます。
安全性
大切な赤ちゃんを寝かせるベビーベッド選びでは、安全性も考慮する必要があります。そのためには、国の基準を満たした商品を選ぶことが大切です。
国の定めた適合性検査に合格した証である「PSCマーク」と、製品安全性協会の審査に合格した証である「SGマーク」の二つが付いているベビーベッドなら安心して使えます。
また、ベビーベッドに使用するマットレス選びも重要なポイントです。SIDS(乳幼児突然死症候群)を予防するためには、ふかふかで柔らかなマットではなく、固めの物を選ぶことが大切です。
おすすめのベビーベッド3選
ここまで、ベビーベッドの基礎知識や選ぶポイントを紹介しました。では、具体的にどのような商品があるのでしょうか?おすすめのベビーベッドを紹介します。
インテリアに馴染むナチュラルデザイン
カトージ「ハイタイプベッド ツーオープン」
ナチュラルな木の風合いが優しい印象のカトージ「ハイタイプベッド ツーオープン」は、インテリアに馴染むデザインが人気のベビーベッドです。
側面と足側の柵が開閉するので、使うシーンに合わせて便利に活用できます。ハイタイプのベッドの下は収納スペースとしても活用できる便利な作りです。
商品名:ハイタイプベッド ツーオープン
コンパクトにたためる
アップリカ「ココネル エアー」
「帰省や旅行のときにも、いつものベビーベッドが使えたらよいのに」と思っているなら、アップリカ「ココネル エアー」がぴったりです。コンパクトに折りたたんで持ち運べます。
家の中での移動も、キャスターが付いているのでラクラクです。ママがいる場所に一緒に持ってきて、いつも赤ちゃんと一緒にいられます。
赤ちゃんが大きくなったら、ベビーサークルとして使えるのも魅力です。
商品名:ココネル エアー
成長に合わせて使える3WAY
ベルメゾンネット「低ホルマリンのミニ多機能ベビーベッド」
ベビーベッドを成長に合わせて長く使いたいなら、ベルメゾンネット「低ホルマリンの多機能ベビーベッド」がぴったりです。
産まれたての頃はベビーベッドとして、立ったり歩いたりするようになったらベビーサークルとして、さらに成長したら収納ラックとして使えます。
長く使えるよう、高品質の日本製なのもポイントです。
商品名:低ホルマリンのミニ多機能ベビーベッド
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