ベビーベッドはいつまで使う?
生後すぐから使い始めるベビーベッドですが、いつ頃まで使うのが平均的なのでしょうか?卒業の目安や、卒業後の寝かせ方について紹介します。
卒業の目安は生後8カ月ごろ
赤ちゃんをベビーベッドに眠らせるのは、いくつくらいまでなのでしょうか?ベビーベッドの仕様では、ほとんどのケースで最長24カ月まで使用可能です。2歳まではベビーベッドで寝かせられます。なかには、36カ月まで対応可能なものも。
ただし、実際にベビーベッドを卒業するタイミングとしては、「寝返りを打ったり、つかまり立ちをし始めたりする8カ月頃」というケースが多いようです。体の大きさとしてはまだベビーベッドで眠れる時期ですが、つかまり立ちができるようになることで、転倒の危険が出てくることが理由と考えられます。
二人目以降はあった方が良い
ベビーベッドは家庭の状況によって、「用意したけれど全く使わなかった人」と、「役に立った・あってよかった人」に分かれます。2パターンの違いは、二人目以降かどうかという点です。
二人目以降の赤ちゃんの場合、お兄ちゃんやお姉ちゃんといった子どもが家庭にいます。子どもは「気を付けて」と声かけをしても、遊びに夢中になると赤ちゃんのことにまで気がまわりません。すると、誤って赤ちゃんを蹴飛ばしてしまうこともあります。
しかし、ベビーベッドがあれば、赤ちゃんを高い位置に寝かせておけるので、蹴飛ばされたり覆いかぶされたりする心配はまずありません。「安心して寝かせておける場所を確保する」ために、ベビーベッドが役立ちます。
卒業後はどうする?
生後8カ月頃にベビーベッドを卒業したとして、その後はどこで赤ちゃんを寝かせるのでしょうか?
いろいろなパターンがありますが、代表的なのは親子で「川の字になって眠る」というパターンです。布団を敷いたり追加でベッドを購入したりして、みんなで眠っています。他には、パパだけ、あるいはママだけ別室や別の布団で眠る、といったケースもあり、ライフスタイルによってさまざまです。
使用しなくなったベビーベッドは、DIYでマガジンラックやキッズ用デスクにリメイクするアイデアがあります。中には、長期間の使用を想定し、ベビーサークル・キッズデスク・収納棚などにも組み立て直せる3wayや4wayのベビーベッドも販売されています。先々を見越した商品選びで、便利に使い続けられます。
ベビーベッドのメリット、デメリット
ベビーベッドにはメリット・デメリットの両方があります。ここでは具体的にどのようなことが考えられるのか解説します。購入する際の参考にしましょう。
メリットとは
メリットとしてまず挙げられるのは、ママ・パパの体への負担が減るという点です。ベビーベッドは高さがあるので、赤ちゃんの着替えやおむつ交換のために中腰になる必要がなくなります。自然な姿勢で赤ちゃんのお世話ができるので、負担を減らせます。
お世話道具を全てまとめてベビーベッド下に収納できるのもよい点です。収納棚付きのタイプを選べば、ベッド周辺だけで赤ちゃんのお世話を完結させられて、収納用の棚を別に用意する必要もありません。
床より高い分、ホコリ対策がしやすいのもメリットです。赤ちゃんが眠る場所を清潔に保ちやすくなります。また、小さな頃から自分のベッドで眠ることで、1人で眠るのに慣れることも期待できるでしょう。