【目次】
・バスタオルを選ぶポイントは?
・バスタオルの主な素材別の特徴
・快適な使い心地のおすすめバスタオル
・人気の高い今治のおすすめバスタオル
・安いのに大満足なバスタオル
・プレゼントにおすすめのバスタオル
・バスタオルを洗濯するときのコツ
【目次】
バスタオルを選ぶポイントは?
一口にバスタオルといっても、使用感や使い勝手はさまざまです。理想的なバスタオルを選ぶには、どのような点に注目すればよいのでしょうか。理想のバスタオルを選ぶときに確認したいポイントを見ていきましょう。
✔︎厚みやサイズで選ぶ
バスタオル選びの重要なポイントの一つが厚みやサイズです。バスタオルの商品説明には、「匁(もんめ)」という単位が記載されていることがあります。これは日本で使われている「単位」の一つで重量を示すもの。海外製のタオルが増えた今では、どの商品にも必ず記載があるというわけではありませんが、記載があるかどうかチェックしてみましょう。一般には数値が大きいほど厚みのあるバスタオルとされます。
また、一般的なバスタオルのサイズは約60~70cm×120~140cmといわれます。一方、大きめバスタオルのサイズは約80~100cm×150~200cmほど。当然大きい方が一度に広範囲を拭けますが、洗濯をする際の負担や乾かす手間が大きくなります。日常用には普通サイズ、レジャー用には大判サイズ、と使い分けるのがおすすめです。
(参考:タオルの知識/内野株式会社)
✔︎織り方で選ぶ
バスタオルの肌触りや使用感は、織り方によって異なります。子どもも使うことを考えれば、タオルのふわふわ感や肌当たりの優しさには特にこだわりたいところです。ふわふわ感を感じやすい織り方には、次のようなものがあります。
・パイル
・シャーリング
パイルとは、糸をループ状に織ったものです。ごく一般的に使用されるタオルはパイルが多く、肌当たりはループの長さによって異なります。
一方、シャーリングとはパイルのループの先端部分をカットしたもの。毛足の長さは均一で、優しい肌当たりを実感できます。ループがないためひっかかりが起こらず、糸が飛び出しにくいというメリットもあります。
✔︎素材で選ぶ
バスタオルの使用感や肌当たりをはじめ、手入れのしやすさやコストなどは「どのような素材が使われているか」によって変わってきます。バスタオルを選ぶときは、製品タグに記されている原材料名をチェックしておきましょう。バスタオルの素材は、天然素材が多く使われてきました。しかし、近年は機能面を強化した合成繊維のバスタオルも人気です。天然・合成ともそれぞれ異なる魅力やメリットがあるので、比較しながらお気に入りのものを探してみましょう。
バスタオルの主な素材別の特徴
「バスタオル選びでは素材のチェックが大切」とはいえ、素材の特徴を理解していなければ判断はできません。一般的なバスタオルで使われている主な素材について、それぞれ詳細を見ていきましょう。
優しい風合いのコットン
バスタオルの素材として最もポピュラーなコットン(綿)は、吸水性・耐久性・肌当たりがやさしい素材です。しかし、コットンの中でも種類がいくつかあり、綿花の種類や生産地によって風合いも異なります。例えば「スーピマコットン」「新疆綿(しんきょうめん)」などのコットンは、通常のコットンよりも繊維が長く、品質の高いブランド綿の一つ。こうした綿花を使ったバスタオルには上品な光沢感があり、肌触りも良好です。
また、有機栽培で作られた「オーガニックコットン」100%のバスタオルは、ケミカルなものを極力避けたいママにおすすめです。「子ども用は注意して選びたい」というとき、有力な候補になります。
清涼感のあるリネン
バスタオルの素材として注目を集めているのが、夏の生地としておなじみの「リネン(麻)」です。吸水性・速乾性に優れている上、耐久性もあります。汚れ落ちもよいので衛生的に使いやすく、使い込むほどに肌によくなじんでくれます。
ただし、綿のようなやわらかさはないため、弾力性を求める人には物足りないかもしれません。洗うとシワになりやすいので、これもデメリットといえます。初めてリネンのバスタオルを使うなら、比較的肌触りのやわらかい「リネンワッフル生地」を選ぶのがおすすめです。
吸水性の高いマイクロファイバー
マイクロファイバーは、ナイロンなどを原料とする合成繊維の一種。天然素材のバスタオルよりは安価なものが多く、コスパ重視のママにおすすめです。マイクロファイバーの特徴は、高い吸水性・速乾性です。吸水性についてはコットンと同じくらいですが、化学繊維であるマイクロファイバーは速乾性において抜群の力を発揮します。
繊維に含まれた水分は天然素材のものより乾きやすいのですが、マイクロファイバーはとても細かい繊維で、かつ一本一本の繊維が尖っており、強く擦ると肌を傷めるかもしれません。まだ肌のやわらかい小さな子どもや赤ちゃんに使用するときは、こすり過ぎや摩擦に注意しましょう。
快適な使い心地のおすすめバスタオル
毎日使うものだからこそ、バスタオルの使い心地にはこだわりたいものです。心地よく使えて肌当たりのよいバスタオルを探しているなら、素材の質に注目してみましょう。子どもも大人も快適に使える、おすすめのバスタオルを紹介します。
オーガニックコットン使用「ヒポポタマス バスタオル」
オーガニックコットンと再生竹繊維から作られたバスタオル。吸水性が高いのはもちろん、防臭抗菌効果も期待できます。また、しっかりとした厚みがある一方、体になじむしなやかさや軽さもあります。厚手のバスタオルにありがちなゴワつきがなく、ストレスフリーな肌触り。素材・使用感とも良好なので、赤ちゃんのおくるみとして使うのもおすすめです。色は11色から選べるため家族で使い分けても◎。
商品名:ヒポポタマス バスタオル
フェアトレードのコットンタオル「ホットマン 1秒タオル カレント」
フェアトレードとは、原材料を適性かつ公正な価格で取引する貿易の仕組みです。こちらのバスタオルはフェアトレードによって仕入れたセネガル産のコットンで作られています。「1秒タオル」という名称は、高い吸水性を表わすために付けられました。お風呂上がりなど、バスタオルを肌に軽く押し当てるだけで水分が肌から吸水されます。擦って肌を傷める心配がないため、子どもや赤ちゃんのデリケートな肌にも安心。表面は凸凹した織模様で、良質な綿ならではのしっかりとした風合いを楽しめます。
商品名:ホットマン 1秒タオル カレント
世界で愛される「マイクロコットン ラグジュアリー バスタオル」
世界40カ国以上で使用されている、高品質かつスタイリッシュなバスタオルです。「マイクロコットン」というタオル用に特別に開発された「インド超長綿」が使用されています。ラグジュアリーシリーズは、レギュラーシリーズと比較しておよそ1.3倍もの綿が使用されているのが特徴です。吸水性は通常のタオルの約1.7倍と高く、水分を素早く拭えます。子どものお風呂上がりなど、なるべく早く体を拭き上げたいときに重宝する優れもの。また、糸抜けが少ないのもマイクロコットンの魅力。耐久性が高く、新雪のようにやわらかな風合いが長く続きます。
商品名:マイクロコットン ラグジュアリー バスタオル
人気の高い今治のおすすめバスタオル
愛媛県今治市は、高級タオルの生産地として広く知られています。使い心地や使い勝手がよいバスタオルを探しているなら、今治のバスタオルはチェックしておきましょう。バリエーション豊富な今治産のバスタオルから、とくにおすすめのものを紹介します。
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超薄手ながら吸水力抜群「コンテックス MOKU」
綿100%の生地は、光にかざすと向こう側が透けて見えるほど薄手。折りたたんでも通常のタオルの半分程度の厚みなので、省スペースで収納ができます。バッグに入れて携行しやすいので、温泉やビーチのお供に最適。見た目については「手ぬぐい以上タオル未満」という感じですが、吸水性は抜群です。速乾性もあり、部屋干しが続く季節に嬉しいタオル。ただし、厚手のバスタオルのような弾力性やふわふわ感はありません。肌当たりはかなりさらっとしており、厚手のタオルが苦手な方におすすめ。色は、バスタオルには珍しいスモーキーカラーなども含め、10種類から選べます。
商品名:コンテックス MOKU
飽きのこないシンプルデザイン「ブルーム レオン バスタオル」
ベーシックなカラーとデザインではありますが、「四国タオル工業組合」の厳しい認定基準をクリアした逸品です。「今治タオルブランド商品認定マーク」も付いており、品質に不足はありません。原材料にはアメリカで栽培された上質な「サンホーキン綿」が使われています。毛足が長めのパイル生地は、高い吸水性が特徴です。適度なコシがあるため体を拭きやすく、デイリーに使いやすいバスタオル。同じシリーズでバスマットやフェイスタオルもあるので、そろえてみるとホテルのような統一感のある空間になりおしゃれ感もアップ。
商品名:ブルーム レオン バスタオル
使い込むほど肌になじむ「リネンガーゼ バスタオル」
オーガニックコットンを70%、リネンを30%使用した、両面ガーゼのバスタオル。薄めでさらりとした印象のガーゼ生地ですが、使い続けるうちに風合いはやわらかく変化します。今治タオルならではの高い吸水性もあり、快適な使用感です。今治タオルブランド商品認定マーク付きで、長く愛用できるバスタオルといえます。
商品名:リネンガーゼ バスタオル
コスパも大事。安いのに大満足なバスタオル
「バスタオルは比較的早いサイクルで交換する」人や「家族が多い」家庭なら、たくさんのバスタオルが必要となります。単価が高いものは購入しづらく、コスパ重視でバスタオルを探すママも多いのではないでしょうか。「低価格でもよいものが欲しい」というママにぴったりな、コスパのいいのバスタオルを紹介します。
使いやすいサイズ「ヒオリエ ホテルスタイルミニバスタオル」
バスタオルのサイズは、約40×100cm。通常のバスタオルよりも一回り小さく、収納時や洗濯時に扱いやすいサイズ感。また、タオルの生産地は「泉州タオル」で知られる大阪・泉州地域です。「水洗いや染色を行う前にタオルを織る」という独特の手法で製造されており、使い始めから心地よい肌触りと吸水性の高さを実感できます。4枚セットなのでコスパが良く、カラーバリエーションも豊富で、家族それぞれの好きな色をそろえてみては。
商品名:ヒオリエ ホテルスタイルミニバスタオル
耐久性に優れた「タオル研究所 毎日シンプル バスタオル」
独自の特殊紡績技術により毛羽落ちしにくい特殊な糸を織り上げたバスタオル。ふんわりとやわらかな感触が長続きします。また、日常的な使用を考慮して、バスタオルは薄すぎず厚すぎない程よい厚み。厚すぎて収納スペースに困ったり、かさばりによって洗濯の回数が増えてしまったり…といった負担を抑えたい人には嬉しいボリュームです。
商品名:タオル研究所 毎日シンプル バスタオル
普段使いにも「業務用 泉州バスタオル」
泉州産のバスタオルが3枚セットになった、工場直販のお値打ちセットです。大阪泉佐野工場で織ったバスタオルを和泉山脈の天然水で洗って仕上げました。泉州タオル独自の製法により、優れた吸水性と使い勝手のよさがあります。下ろしたてからしっかり吸水してくれますが、洗濯を重ねるうちにふんわりとした風合いのよさも楽しめるようになります。
商品名:業務用 泉州バスタオル
吸水性抜群「Shooo マイクロファイバー バスタオル」
マイクロファイバー素材で吸水性の高いバスタオル。速乾性も高く、短時間で快適に乾きます。サイズは約70×140cmと一般的ですが、厚みがあるのが特徴です。厚手のバスタオルらしい弾力性を実感でき、繊細で滑らかな肌当たり。このほか「色あせにくい」「毛羽落ちが少ない」などメリットは豊富です。3枚セットでコスパもよく、気兼ねなく使えます。
商品名:Shooo マイクロファイバー バスタオル
プレゼントにおすすめの高品質なバスタオル
日常的に使うものだからこそ、高品質なバスタオルはプレゼントにも最適です。デザインやカラーのバリエーションが豊富な上、価格帯もいろいろ。贈る相手に合わせて選びやすく、箱などでラッピングすることもできます。大切な人に贈りたい、おすすめの高品質なバスタオルを紹介します。
優しくボディを包む「育てるタオル feel バスタオル」
バスタオルの素材には特殊技術によってよられた「スポンジーコットン100」が使われています。糸は洗うたびに空気を含んで膨らむため、使うほどやわらかな肌当たりと吸水性・速乾性を感じやすくなります。高級綿を使ったバスタオルは、贈り物に最適な上質感があります。モノトーンなギフトボックスで、おしゃれなプレゼントに。
商品名:育てるタオル feel バスタオル
しっとりとした肌触り「Calla Angel New York バスタオル」
最上級の手摘エジプト超長綿による、しっとりとした優しい感触は、まるで高級ホテルのバスタオルのよう。また、吸水性が高い上に洗濯をしても風合いが劣化しにくい仕様です。耐久性が高く、贈った相手に長く楽しんでもらえます。さらに漂白剤、蛍光塗料などの有害物質は一切使用されていません。赤ちゃんからお年寄りまで安心して使えるため、さまざまな人へ贈れるプレゼントとなります。2枚セットなので「2人で一緒に使ってほしい」という意味を込めてカップルへのプレゼントなどにもおすすめです。
商品名:Calla Angel New York バスタオル
高級ホテルでも採用「アビス&ハビデコール スーパーパイル」
ポルトガル生まれの「アビス&ハビデコール」は、ラグジュアリーなラグマットとタオルのブランド。全て自社工場で作られたバスタオルは高品質で知られ、世界中のラグジュアリーホテル・百貨店などで取り扱われています。こちらの「スーパーパイル」は、エジプト綿の中でも特に希少な「GIZA70」だけで作られているのが特徴。熟練の職人によって作られたタオルに触れれば「世界一贅沢なタオル」の魅力が実感できます。耐久性・吸水性が高いのはもちろん、ボリューム感や肌触りなど全てにおいて満足度の高い仕上がり。「特別感のある贈り物をしたい」という人には、こちらがおすすめです。
商品名:アビス&ハビデコール スーパーパイル
バスタオルを洗濯するときのコツ
バスタオルのふわふわ感や、やわらかな風合いをできるだけ長く楽しみたいとき、ポイントとなるのが洗濯の方法や乾かし方です。お気に入りのバスタオルを長く使うためにはどのようなポイントに注意すればよいのか、見ていきましょう。
柔軟剤は毎回使わない
柔軟剤をたくさん使用しすぎると、バスタオルの吸水性や耐久性が損なわれる恐れがあります。バスタオルを洗濯する際は、柔軟剤は「硬くなってきた」と感じたときにだけ使用するのもおすすめです。そもそも柔軟剤は、繊維そのものをやわらかくするものではありません。繊維の表面をコーティングし、肌当たりをよくしているだけであるため、柔軟剤の使用を控えめにした方が汚れがしっかりと落ち、長持ちを実感しやすくなります。
上下に振ってふわふわに
バスタオルを洗濯した後は、タオルを上下に振り下ろしましょう。こうすることでつぶれてしまったパイルが立ち上がり、ふんわり感を取り戻しやすくなります。バスタオルのふんわり感や高い吸水性は、パイルに起因するといわれます。パイルがつぶれたまま乾かしてしまうと、乾いてもそのままで、肌当たりがゴワゴワして、水分の吸い取りも悪くなってしまいます。バスタオルを干す前の一手間で肌当たりも違ってくるので次回からぜひ試してみましょう。
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