【目次】
・結婚式のお呼ばれメイクは「ナチュラル&華やか」がポイント
・結婚式だからと言ってやりすぎメイクはNG!
結婚式のお呼ばれメイクは「ナチュラル&華やか」がポイント
ベースメイクは透明感を引き出して
ベースメイクの前に、まずはうるおいをとことんチャージするスキンケアを。化粧水をコットンまたは手にたっぷりととったら、肌に透明感が出るまで優しくパッティングして。その後、オイルを500円玉大手のひらに広げたら、全顔になじませギュギュっとうるおいを仕込みます。
(左)カネボウ化粧品 ルナソル オイルインソリューション Ⅰ 180mL ¥5,000
(右)コスメデコルテ AQ オイル インフュージョン 40mL ¥10,000
スキンケアでうるおいを閉じ込めたら、メイクのりアップ下地をオン。白さが肌になじむまで適量を薄く全顔に伸ばして。
アンブリオリス モイスチャークリーム 75mL ¥2,800
キメの細かい均一肌に整えるために、ファンデーションは「程ツヤリキッド」を。一度手に出してからごく少量を指先でスタンプのように頬の中心にのせ、そのまま外側に広げていって。反対側の頬も同様にのせ、最後に額、Tゾーン、鼻下、あごに広げましょう。
SUQQU ヌード ウェア リクイド SPF19・PA++ 全7色 30mL ¥7,000
素肌自体がキレイになったみたいな、生き生きとした透明感あふれる仕上がりに!
正しいと言われる手順でファンデをつけて、4時間後、8時間後まで調査しました!
気になる色ムラはコンシーラーで消す
くすみやくま、シミなど肌の色ムラにはコンシーラーが有効。とくに「疲れてる?」と言われがちなくまは、オレンジ系のコンシーラーでナチュラルにカバーして。
目の下数ミリ空け、コンシーラーをのせます。
コンシーラーの端から、指を使って肌に一体化させていって。
疲れ顔に見える目の下のにっくき青くま…なかったことにするには?
顔に立体感を作って写真映させて
ハイライトを使うことで、肌にツヤや透明感が加わるだけでなく、骨格のメリハリ感が高まる効果も!
入れるポイントは、目の下、あご、鼻筋の3か所。小さい面積で入れると、上品かつ自然に仕上がります。
フェイスラインがぼやけがちな大人の女性には、シェーディングが便利。黒目の外側の延長線上まで塗ったら、境目を指でなじませれば、陰影ができて顔が引き締まります。
上品で華やかさのあるアイシャドウを
パール感のあるワントーンカラー&点打ちラインなら、自然で上品な目元に。
肌なじみのいいリキッドシャドウを、アイホールに指でトントンと置くようにつけ、しっかりと色を出しましょう。
下まぶたにも色をのせることで、目元の丸みが強調されてやわらかな印象になります。目尻から2/3までの幅にチップで細く入れて。
アイラインは線で引くと、目が強調されすぎてしまう可能性が。まつげの間に点打ちすることでナチュラルに映える目元に。
黒澤奈緒さん(官公庁 秘書・35歳)の悩み「アイメークをすると舞台メークっぽくなるんです」
まつげはしっかり上げて瞳に光を取り込む
むやみに目力を出そうとすると、大人の目元からその強さが浮いて不自然になってしまいます。繊細なボリュームと長さが出るマスカラで、明るく清潔感のある顔立ちを作りましょう。
マスカラのブラシは根元を折れない程度に曲げましょう。こうすることでキワまでつけやすくなります。
まつげをビューラーで上げたら、中央の根元にブラシを差し込んで毛先へとスーッと動かします。目頭側、目尻側も同様にして根元からしっかりつけて。
目尻と目頭はブラシを縦にしてつけ、強調しましょう。
瞳に光が取り込まれ、無理に目力を出さなくても明るい顔立ちに!
目力出しすぎると逆に老け見え【アラフォーメイクのやってはいけない】
チークは血色感を出す程度に
チークは塗った後に、上手にぼかしてじんわりとにじむような血色感を出すのが○。
頬の中心部にクリームチークを丸くのせたら、スポンジを使って周囲に広げていって。スポンジを使うことで断然キレイに仕上がります。
リップは色落ちしないようにブラシを使って
口紅をそのまま直塗りする人も多いかもしれませんが、リップブラシを使って塗ることで仕上がりに大きく差が出ます。縦ジワの中までしっかり色を塗り込むことができ、輪郭の補正も可能、痩せた唇もふっくらと見せることが可能です。
元の唇の輪郭がくすんでいる人は、ファンデーションをごく薄く塗って、先に唇のくすみを消しておいて。
リップブラシに口紅をとったら、内側から縦ジワを埋めるように塗っていきましょう。輪郭は内側から押し広げるイメージで塗り補正していきます。
結婚式では飲んだり食べたりするので色落ちしがち。リップの色落ちを防ぐためには、しっかりと密着するリップライナーを唇の中央1/3程度を残して両方の口角に広く塗ること。その後、全体にリキッドルージュや口紅を重ねることで、リップの持ちが格段にアップします。
30代・40代必見!しぼみ、縦ジワ、色落ち、くすみ…すべて解決! 岡野瑞恵さんに教わるリップメーク・テクニック
結婚式だからと言ってやりすぎメイクはNG!
こんなアイメイクはNG!
目力を出そうと気合いを入れすぎて、クジャクのようなグラデーションメイクをするのはNG!アイホールにベースカラー、目のキワに締め色、眉下にハイライ…こんなしっかり入れすぎたアイシャドウは大人の女性にはちょっと派手すぎます。
大人になると目元がぼんやりしがち。だからと言ってそんなハリのなくなった目元にがっつりアイラインを入れるのもトゥマッチ。アイラインだけ浮きまくり、清潔感のない印象になってしまいます。アイラインの極太&強すぎのアイメイクには気をつけて。
チークは入れすぎない
血色感を出したいからと、チークを入れすぎてしまうと抜け感のない甘すぎる顔に…。
あえてチークをやめて、その分リップでしっかり色を差すと、血色が悪くならずにかつ、エレガントで色っぽい雰囲気が出せます。
テカテカリップはともすると老て見えがち
眩しいほどに光りまくるテカテカなリップは時代遅れ。とくにお疲れ気味の肌に無理にジューシーな唇は、かえって老け感を呼び込む元に…。
唇の鮮度を上げるなら、質感がセミマットなリップを選んでみて。顔全体が一気に今っぽくおしゃれに見えるはずです。