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爪を切る前のチェックポイント
爪の形は「スクエアオフ」がおすすめ
スクエアオフとは、スクエア(爪の先端にカーブを作らず、ほぼ直角に整えられた形)の「角」を削り、両端に丸みを持たせた形のこと。この形は割れにくく、爪にとって負担がかかりづらいと言われています。
爪の長さは「指と同じくらい」が理想
爪は長すぎると不衛生ですが、切りすぎても深爪になり皮膚を傷つける原因になります。理想は、爪先の中央と指の先端が同じくらいになる長さだと言われています。
爪切りは切れ味のいいものをチョイス
トータルビューティーカンパニー「uka」代表の渡邉季穂さん曰く、割れたり2枚爪になりがちな爪には、切れ味のいい爪切りを使うのが理想だそう。
「スパッと切れる爪切りを使えば、2枚爪にはなりにくいです。切れない爪切りを使うと、引っかかって無理に引っ張るため爪が裂けてしまうことも。おすすめはKOBAKOのダイヤルネイルクリッパー。ストッパーがついていてミリ単位の長さ調節をすることができ、切りすぎることがないんです。爪切りとしては高価に感じるかもしれませんが、いくつも買うものではないので、刃先にこだわりのあるものを買うようにしましょう」(季穂さん)
▲貝印 KOBAKO ダイヤルネイルクリッパー 3,080円(税込)
爪を切る頻度はどれくらいがベスト?
2〜3週間に一度
個人差はあるものの、成人した人の爪は一般的に「10日で1mm程度」伸びると言われています。
そのため爪を切る頻度としては、「2〜3週間に1度」くらいが推奨されているようです。
爪をきれいに切るにはタイミングも重要
爪はお風呂上がりに切ると良い
季穂さん曰く、爪は「お風呂上がりの柔らかくふやけたような状態で切るのがベスト」なのだそう。
「お風呂の中で爪を切ってもいいと思いますよ。爪は3層構造になっていて、カーブのついた形をしています。乾燥して固くなっている爪を切ると、カーブしている部分に大きな力がかかり、パチーンと弾けて2枚爪になったり裂けてしまったりするんです。爪が水分を含んでいると弾力が出るため、爪切りで負荷をかけても裂けることがありません」(季穂さん)
正しい爪の切り方とは?
中央→サイドの順で切っていく
一般的に爪への負担が少ないと言われる正しい切り方をご紹介します。
1. まずは爪の中央部分を切ります。このとき、刃が斜めに当たると爪に負担がかかるので、直角に当たるようにしましょう。
2. 次にサイドを切ります。爪の端をカットして直線的な切り口に丸みを持たせていきましょう。
3. 逆サイドも行ったら、2からもう少しだけサイドをカットし、指に合わせた自然な形にしていきましょう。
爪先や皮膚と爪の境目は、外部の衝撃を受けやすく割れやすい場所と言われています。こういったストレスポイントに負荷をかけないよう、一度に切ろうとせず、何度かに分けて少しずつカットしていくのがおすすめです。