爪切りでカットした後はやすりで整える
爪を切った後は、やすりを使って丁寧に整えるとさらにGOOD。
\自爪におすすめのやすり/
グリッド…180グリッド以上のもの
素材…紙、ステンレス、プラスチック
かけ方…やすりを固定して一直線に
「ヤスリをかけるときは、指を曲げたら親指の付け根でヤスリを押さえるようにして起点をつくり、爪先があっちこっちいかないようにすることが大事です」(季穂さん)
「こすったあとの線が、一直線になっていればOK、線がガタガタになっていると爪先があっちこっちにいっている証拠です。
爪はギュッと押しつけず、ヤスリでバイオリンを弾くかのように滑らかに動かしてください。削ろうと思うと力が入るので、心穏やかに、優しく。一定方向に削ろうとすると力が入るので、左右に動かしても大丈夫です。最後に一定方向に削って整えてください。利き手じゃない方で削る場合は、ヤスリではなく指を動かすこと。押しつけちゃダメですよ。
ヤスリのおすすめもKOBAKOです。これは角度がついているので爪に当たる角度も一定にキープでき、爪先を均一に整えることができるんです」(季穂さん)
▲貝印 KOBAKO ネイルファイル(オーバル) no.2 1,430円(税込)
お手入れ後は保湿をする
(C)Shutterstock.com
爪のお手入れは肌のお手入れと同じ。季穂さんが言うには、水分や栄養が足りていないと、爪の層が枝毛のようにぺらーっと剥がれてしまうのだそう。
せっかくきれいに整えても、こういった2枚爪になってしまっては台無しですよね。お手入れ後はとくに、しっかりと美容液やオイルで保湿をしてあげましょう。
▲uka ベターネイルセラム 10ml 3,300円(税込)
「外からのケアは、美容液やオイルをこまめに塗って乾燥させないことが大事です。ukaのセラムは、ケイ素や加水分解されたシルクやケラチンが入っているので浸透性がとても高いんです。毎日気になるときに、爪の間やフチに塗ってください。爪の表面には軽くヤスリをかけて少し傷をつけてから塗ると、浸透しやすくなります」(季穂さん)
正しい足の爪の切り方もチェック
爪の端は切らない
「端から切ると、切れているようでも縁のところが切れていないんですよ(下の図参照)。ここが切れなくて引っ張っちゃったりしませんか?そうすると切れていない縁のささくれが、ストッキングを引っかけたり、皮膚に食い込んで膿んでしまったりします。靴の中はバイキンが多いですしね。あと、足の爪は手の爪以上に固くて厚いから、絶対にお風呂上がりの柔らかい状態で切ってください」(季穂さん)
深爪にしない
「つま先を横から見たときに、指より爪が少し出ているくらいの長さはキープしましょう。足の爪を短く切りすぎると、巻き爪になったり痛みが出たりするので絶対ダメ。足の爪は指に対してまっすぐ垂直にカットして、端は残しておきます。角はヤスリで整えるだけに」(季穂さん)
巻き爪が気になるなら自分で切らない
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「端にたまったゴミや角質が押され、巻き爪のように痛みが出ることがあります。あと、タコで痛い人もいます。本当の巻き爪なのか違うのか、一度フットケアをしているサロンで見てもらうといいかもしれません」(季穂さん)
美しい手元をキープするおすすめアイテム
二枚爪対策に使える爪削り
▲松本金型 魔法のつめけずり 880円(税込)
爪切りから仕上げまでを1つで完了させるアイテム。安全性に配慮した作りなので深爪を防ぎ、割れ爪や二枚爪、巻き爪なども回避。
「一般的な爪やすりと同様で、削りたい部分に当てて左右に動かすだけ。さすが金型の専門業者が作ったアイテムだと感心させれらるけずり心地で、強い力も必要なく数回動かすだけでしっかり削り取ってくれます。
しかもこの“つめけずり”の更に嬉しいポイントは、削りかすが出ないこと。下のキャップを外すとこのようになっており、削った爪は本体に粉のようになって溜まってくれます。
刃の部分を触っても怪我をする心配がないので子どもでも安心。自分の爪はもちろん、子供の爪を切るときに苦労していたので、親子で安全に使える商品に出会えて助かっています」(Asamiさん)
角質やささくれをオフできるニッパー
▲貝印 KOBAKO コンパクトニッパー 2,200円(税込)
硬くなってしまった角質・ささくれを簡単につまんで取れるニッパー。コンパクトな刃先で狙った場所を逃さずカット。切りすぎの心配もなし。
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