【目次】
・プロに聞いたセルフネイルを上手に仕上げるには?
・秋冬におすすめなマニキュアデザイン
・春夏を感じるシンプルなマニキュアデザイン
プロに聞いたセルフネイルを上手に仕上げるには?
■まずは自爪を整える
uka代表/トップネイリストの渡邉季穂さんに教えてもらいました!
季穂さんいわく、爪をキレイに整えるために大切なのはこの3つ。
1. 切る前に爪を柔らかくしておくこと
「爪を切るときは、お風呂上がりの柔らかくふやけたような状態で切るのがベスト。お風呂の中で爪を切ってもいいと思いますよ。爪は3層構造になっていて、カーブのついた形をしています。乾燥して固くなっている爪を切ると、カーブしている部分に大きな力がかかり、パチーンと弾けて2枚爪になったり裂けてしまったりするんです。爪が水分を含んでいると弾力が出るため、爪切りで負荷をかけても裂けることがありません」(季穂さん)
2. 切れ味のいい爪切りを使うこと
「スパッと切れる爪切りを使えば、2枚爪にはなりにくいです。切れない爪切りを使うと、引っかかって無理に引っ張るため爪が裂けてしまうことも。おすすめはKOBAKOのダイヤルネイルクリッパー。ストッパーがついていてミリ単位の長さ調節をすることができ、切りすぎることがないんです。爪切りとしては高価に感じるかもしれませんが、いくつも買うものではないので、刃先にこだわりのあるものを買うようにしましょう」(季穂さん)
3. ヤスリは一直線にかけること
「自爪に使うヤスリは180グリッド以上のものにしましょう。数字が小さい方が粗くて、大きい方が細かいです。ジェルネイルの場合は、固くて厚みがあるので100グリッドが適切。自爪に100グリッドを使うと爪に負荷がかかるので×です。素材は、紙でもステンレスでもプラスチックでもなんでもOK。ヤスリをかけるときは、指を曲げたら親指の付け根でヤスリを押さえるようにして起点をつくり、爪先があっちこっちいかないようにすることが大事です」(季穂さん)
ヤスリは固定して使用。ヤスリをおさえずにかけると、2枚爪になることも…。
「こすったあとの線が、一直線になっていればOK、線がガタガタになっていると爪先があっちこっちにいっている証拠です」(季穂さん)
「爪はギュッと押しつけず、ヤスリでバイオリンを弾くかのように滑らかに動かしてください。削ろうと思うと力が入るので、心穏やかに、優しく。一定方向に削ろうとすると力が入るので、左右に動かしても大丈夫です。最後に一定方向に削って整えてください。利き手じゃない方で削る場合は、ヤスリではなく指を動かすこと。押しつけちゃダメですよ。」(季穂さん)
爪切りで爪を切る前に聞いて!「uka」渡邉季穂さんに聞く【正しい自爪の整え方】
■甘皮やささくれをオフ!マニキュアを塗る下準備
マニキュアをキレイに仕上げるためには、甘皮やささくれをオフする前準備が必要。そのやり方を、引き続き季穂さんにレクチャーしてもらいます。
1. プッシャーで甘皮を押し上げる
キューティクルリムーバーを爪の根元中心に垂らしたら、プッシャーを使って余分な角質や甘皮を押し上げる。プッシャーは先端から根元に向けて動かして。
2. クロスで余計な甘皮をオフ
マルチリムーバークロスを四つ折りにし、プッシャーで押し上げて浮かせた角質と甘皮をオフしていく。
3. ささくれを根元からカット
角質やささくれはニッパーを使ってオフする。ささくれは根元から除去。ただし過剰な甘皮処理は甘皮を硬化させる原因になるので注意して。
4. ベースコートを塗る
自爪や手先を整えたら、マニキュアを塗る前にベースコートを塗りましょう。自爪に優しいので、爪が弱っている人はとくにこのステップは外さないで。
ボトルの縁でブラシをしごき、根元から先端に向け、中央→左→右の順番で塗布。
これでマニキュア前のベースが完成!
■長持ちも◎セルフネイルの上手な塗り方
クチュリエール代表、山本美樹さんに教えてもらいました!
「セルフネイルでも落ちにくく、キレイに塗れます。ただ塗るのではなく、塗る前後のケアも重視してみて。塗るときは、ブラシでなく、塗られている指を動かすのがポイント!」
1. 筆をしごいて液量を調節
マニキュアがヨレてしまったり、剥がれてしまったりするのは厚塗りが原因。まずは筆をボトルネックでしごいて、筆裏の液を落とす。
2. 爪の先端を塗る
いきなり全体に塗る前に、まずは爪先端のエッジから塗っていく。爪の裏側にも色がのるように、筆で爪の先端を挟むように塗って。
3. 爪の表面を塗る
表面は中央→横→横の順で塗っていく。筆を動かすのではなく、爪を動かすイメージで塗るとスムーズ。
ネイルカラーを塗ったら、爪を保護しつつカラーをキープするため、仕上げにトップコートをオン。速乾タイプが便利。
仕上がりと〝もち〟が格段に変わる!セルフネイルの上手な塗り方
秋冬におすすめなマニキュアデザイン
セルフネイルをするときのデザインの参考に!
■セルフで簡単!モカグラデーションネイル
トーンの違うモカカラーのグラデーションネイル。色の調和がとれ、シンプルながらおしゃれな手元を演出する。
全部買っても1500円以下!安かわいいモカネイルカラー厳選3つ【Domaniデザイナー・カーリーのネイルがすごい件】
■ドットがおしゃれなピンクデザイン
華やか上品!シアーネイル
【やり方】
1.親指、薬指、小指にシアーな発色のピンクを塗る。
2.人差し指、中指にはシアーな発色のグレーを塗る。
3.それぞれの指にストーンやシールで装飾する。
■黒もアクセントに!ふんわり雪柄ネイル
雪を連想させる、スタイリッシュな冬ネイル!
【やり方】
1.白のポリッシュを人差し指と薬指に塗る。
2.グレーを中指の真ん中から指先までを塗る。
3.黒を小指に塗る。
4.白のポリッシュを極細筆にとり、中指の先に雪をイメージした絵を描く。
5.金のラメを人差し指と薬指の上から重ねる。
6.薬指にストーンをのせる。
セルフネイルでここまで!アパレル勤務のうめりさんのデザイン力がスゴイ
■男性ウケも◎!かわいい赤ネイル
発色がクリアなレッドのワンカラーネイル。ピーコックのような輝きのストーンをのせて、赤でもピュアな印象に。
【やり方】
1.シアーレッドのポリッシュを指全体に塗る。
2.ストーンを2〜3本の指にのせる。
春夏を感じるシンプルなマニキュアデザイン
■キャンディみたいな質感のセミマットなワンカラー
シンプルなワンカラーの乳白ネイルは、セミマットに仕上げるとヘルシーさと抜け感がアップ。ショートネイルも垢抜けた印象に。
肌なじみもいいベージュ乳白のグラデーション
より肌なじみのよいベージュの乳白のグラデーション。指とネイルの境目が曖昧になるので、指先をスラリと見せることができる。
■クリア~白のグラデーションネイル
縦長効果絶大!根元がクリアなので爪が伸びても目立ちにくい!
【やり方】
1.クリアネイルを指全体に塗る。
2.パール入りのホワイトポリッシュを根元を避けて指先に塗る。
ネイルサロン派のあなたにおすすめしたい、春の乳白ネイルコレクション
■足元にも♡青が涼しげなグラデーションネイル
マネしたい!ピンク~ブルーのグラデーションのフットネイル
ピンクとブルーの縦グラデーション。ゴールドのパーツやストーンがアクセントのこなれたデザインながら、クリアな質感なので上品さもしっかり共存。
セルフネイルでここまで!アパレル勤務のうめりさんのデザイン力がスゴイ
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