【目次】
・「ブロックテック」とは?
・ブロックテックの機能
・ブロックテックの魅力
・購入前のチェックポイント
・【2021年】ブロックテックシリーズ
「ブロックテック」とは?
ユニクロのブロックテックは「デザイン性も機能性も重視したい!」という人の間で人気のアイテムです。
しかし、どんな特徴があるのか、詳しく知らない人も多いのではないでしょうか? まずはブロックテックの機能から紹介します。
ユニクロが独自開発した新技術
「ブロックテック」とは、ユニクロが独自に開発した新技術のことで、主にスポーツユーティリティウェアのコーナーで販売されています。
生地と生地の間に特殊なフィルムを挟むことで、機能性をアップし、アクティブシーンでも快適な着心地を実現しています。薄手でストレッチ性があり、ウォーキングや自転車などのちょっとした運動でも邪魔になりません。
さまざまな機能を搭載していますが、ユニクロらしいシンプルなデザインなので、普段のファッションと合わせやすい点も魅力です。
ブロックテックの機能
ブロックテックには、本格的なアウトドアウェアにも引けを取らない機能が数多くあります。どんな機能があるのか、一つずつチェックしていきましょう。
防風・防寒性
屋外にいるとき、風を通しやすい素材の洋服だとすぐに体が冷えてしまいます。しかし、ブロックテックの特殊なフィルムは風の侵入を防ぐため、寒い場所でも快適に過ごすことができます。アウトドアやスポーツをする際に1枚あると重宝するでしょう。
また、袖口やフードにはドローコードがあり、風が強いときにキュッと絞れば、隙間がないフォルムに変えられるところもポイントです。
気になるドローコードの位置ですが、目立たない内側にあるので、シンプルなデザインをキープできます。
透湿性
高い防風・防寒性を発揮する洋服は、汗をかいたときにムレてしまうものも。体温で温まった空気を外に逃がしにくいため、洋服の中が汗で濡れてしまったり、体が冷えたりする心配もあるでしょう。
その点、ブロックテックは透湿性に優れ、内側の湿気を逃がすように設計されています。体を動かしているときも、不快なムレを感じることなく、快適に過ごせるでしょう。
防水・耐久撥水性
屋外でのアクティビティ中に、雨が突然降ってくることがあります。傘やレインコートなどの雨具の備えがなかったり、すぐに屋内に逃げ込めなかったりする場合もあるでしょう。そんなときに活躍するのが、防水性の高いブロックテックです。
水をよく弾いてくれるので、少々の雨であれば濡れることなく過ごせます。水分が生地に染み込みにくく、濡れたあとのお手入れも簡単です。
ただ、サイズが合っていないと隙間が生まれ、そこから雨水が入り込みやすくなります。防水性を高めるなら、ほどよく体にフィットするサイズを選びましょう。
ブロックテックの魅力
ブロックテックは、アウトドアウェアとして優秀なだけではありません。ほかの魅力も知ると、話題になっている理由がよく分かるでしょう。
知れば知るほど欲しくなる、ブロックテックの魅力を紹介します。
ストレスのない着心地
ブロックテックには、快適に動けるストレッチ性があり、激しいスポーツシーンでも使いやすい仕様です。ストレッチ性がないと体の動きが制限されますが、ブロックテックなら着用したままでもストレスを感じにくいでしょう。
体へのフィット感にも優れているので、着心地のよさも魅力です。中に着るものに合わせて、あえて大きめを選んだり、小さめを選んだりと、好みに合わせてチョイスしてみてはいかがでしょう。
シティユースできるおしゃれなデザイン
どんなに機能性に優れていても、いかにもアウトドアウェアというデザインでは、普段のコーディネートに合わせにくいことも。ブロックテックは、装飾がないシンプルなデザインなので、見た目もスッキリとしていて、おしゃれに着こなせます。また、薄手のスリム設計で、着ぶくれしにくいことから「着やせ」も期待できます。
高い機能性と実用性の両方を兼ね備えており、アウトドアにもシティユースにも違和感なく、幅広いコーディネートが可能な点も魅力です。
なんといってもリーズナブル
高機能なアウトドアウェアは、数万円するものも珍しくありません。機能性が優れているほど、価格もアップしていく印象があるかもしれませんが、ブロックテックは「6,000円程度」で買える手の届きやすさが魅力です。
金額だけを見ると、リーズナブルなアイテムが多いユニクロの中では、やや高めだと感じる人もいるかもしれません。しかし、豊富な機能を考えると納得できるのではないでしょうか。
ちょっとした雨ならレインコート代わりにもできるので、活躍の幅も広がります。コストパフォーマンスのよいウェアを探している人におすすめしたいアイテムです。
購入前のチェックポイント
さまざまな魅力を持つブロックテックですが、人によって利便性を感じるポイントは異なるもの。購入前にチェックしておきたいポイントを見ていきましょう。
洗濯は基本手洗い
ブロックテックは、生地の中に特殊なフィルムを使用していることから、洗濯機や乾燥機が使えません。無理に洗濯機で洗ってしまうと、せっかくの機能を損ねてしまうことがあります。
しかし、汚れを放置しておくと劣化の原因にもなるので、手洗いするのがおすすめです。洗濯をする際は、バケツや洗面台に水を張り、洗濯用洗剤を溶かしてから優しく洗います。漂白剤や蛍光剤が入った洗剤は、生地が劣化する恐れがあるため、使用NGです。
陰干しで乾かす
濡れたまま放置する時間が長いと、色落ちや色移りをする可能性も。洗濯後は速やかに乾かし、完全に乾いたことを確認してから着用しましょう。よく水気を切ったあと、ハンガーに掛けて陰干しすれば、型崩れを防げます。
【2021年】ブロックテックシリーズ
ユニクロのブロックテックシリーズは、毎年少しずつモデルチェンジをしながら発売されています。
現在販売されているのはメンズ商品のみですが、アウトドアで着込むことを予想して大きめサイズをチェックするのもおすすめ。また、ユニクロのメンズ商品を、あえて女性がオーバーサイズに着こなすファッションも話題となっています。
絶大な支持を誇るブロックテックシリーズの中から、2021年に登場したおすすめアイテムを紹介します。
ユニクロ「ブロックテックパーカ(3Dカット) MEN」
肩回りが動かしやすいように3Dカッティングを施したメンズ用ブロックテックパーカーです。機能性の高さだけでなく、着心地のよさにもこだわっています。
これまでのモデルにはなかった胸ポケットが追加され、小物類の収納に便利です。シンプルなシルエットで、スポーツミックスやきれいめカジュアルなど、さまざまなファッションに合わせやすいでしょう。
商品名:ブロックテックパーカ(3Dカット) MEN
公式HP:商品はコチラ
ユニクロ「ブロックテックパーカ(3Dカット・カラーブロック) MEN」
こちらも動きやすさを追求したパターン構造「3Dカッティング」採用のブロックテックパーカ。カラーブロックデザインで、コーディネートのアクセントになります。ブルーとオリーブの2種展開です。
耐久撥水性と防風性に優れ、湿気を逃して蒸れにくいため、雨や風が強い日に重宝します。フードの大きさは、一般的なアウトドアウェアのパーカーに比べるとやや浅めの被り心地という印象を受けるかもしれません。雨が降ってきたときの使用も見越しているなら、購入前にサイズ感をよく確認するのがおすすめです。
商品名:ブロックテックパーカ(3Dカット・カラーブロック) MEN
公式HP:商品はコチラ
こちらの記事もたくさん読まれています
夏マスクにおすすめ! ひんやり接触冷感・涼感マスク29選【大人用・子ども用】
アウトドアにおすすめのショルダーバッグ9選。レディースに人気のブランドをご紹介