1:若さ
「結婚当初から、義母は私のことがあまり好きではなさそう。顔を合わせるたびに『若いからってだけでいいわね』『若いから健康でずるい』などと、“若さ”を話題にすることが多いです。そうは言っても、私はアラフォーだし世間的には決して若くないのですが(苦笑)。歳の差婚をしていることもあり、義母はもう80代。40代の私に対して若さを理由に嫉妬されても…って感じはありますが、とにかく会うたびに年齢のことを理由にチクチクとイヤミばかり言ってくるので、疲れます」(42歳女性/専門職)
人間、誰しも歳をとるものだけに、年齢に嫉妬されてもどうしようもないですよね。若さに固執する義母ほど、どうしようもないとわかりつつも嫉妬心を表に出してしまうのかもしれません。
2:自分にないキャラクターをもっている
「ここだけの話、お世辞にも義母は美人とは言えない容姿です。ベースは悪くないけれど、身だしなみがいい加減なので、年齢より老けて見えるタイプなんですよね。一方、私はと言えば、自分で言うのもなんだけれど、身なりにはかなり気を遣っていますし、メイクも大好き。義母から見ると、そんな私がキラキラして見えるようで、『派手好き』『下品』『男好きなんでしょ』などと文句を言ってきます。ならば、義母も少しは見た目に気を配ればいいのに…と、服や化粧品をプレゼントしたこともありましたが、一度も使うこともなく変わらず。嫉妬心で文句を言ってきているのはわかっていますが、正直、気分が悪いです」(39歳女性/サービス)
息子の妻が、自分が憧れているキャラクターだと、それだけで嫉妬をしてしまう義母もいます。関係の改善を狙ってもうまくいかないパターンほど、嫉妬心が蓄積されるほど、面倒な展開にもなりがちですよね…。
3:自分に似合わない色が似合う
「義母は、女の子の子どもがいないせいか、息子の妻である私に興味津々。だけど、同じ女として張り合っているところもあるようで、自分が似合わない色の服を私が着ていると、それだけでイヤミを連発するなど困った性格です。この前は、淡いピンクのニットを着ていたら『あなた、そんな色を着るの? 私も着たいけれど似合わないのよね。あなたもそんなに似合っていないけどね』などと言っていて、唖然…。いやいや、淡いピンクは昔から私の勝負カラーだし、あなた以外の人には『似合うね』と言われまくっている色合いですから!」(37歳女性/貿易)
息子の妻と張り合う義母も、厄介な存在ながら、そこまで珍しくはありませんよね。イヤミを言っても不快な気持ちになるだけなのに、困ったものです。
義母から嫉妬の感情を向けられると、嫁姑の関係は悪くなりやすいでしょう。しかし同じ女性として、息子の妻に嫉妬心をあらわにする幼稚な義母も存在します。こういったタイプの義母とは、距離を置けるのが一番なのですが…。
取材・文/並木まき
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