父親に似ている男性に惹かれる
ファザコン女性の恋愛対象は、父親に似ている男性であることが多いです。なぜなら、ファザコン女性は父親を「理想的な男性」と認識する傾向があるからです。
恋人に父性を求めることも少なくなく、「父親のように大切にしてくれる人」「愛情をもって叱ってくれる人」を好みます。父親の影を重ねがちであることから、年下男性より年上男性を好きになりやすいのも特徴です。
ストレートに愛情を伝えられる
多数のファザコン女性は、ストレートな愛情表現が得意。自分の気持ちを伝えることに抵抗がなく、素直に『好き』と言ったり、積極的にアプローチしたりすることができます。
特に父親から愛されて育ったタイプのファザコン女性は、たくさんの愛情をもらった分、自らも愛情表現が多くなりがち。「素直で愛情深い女性」に見えるため、異性にモテる傾向があります。
不毛な恋に陥る
ファザコン女性の恋愛あるあるとして、不毛な恋に陥るケースが多いです。父親のような男性に魅力を感じることから、家族のために働く既婚男性に恋愛感情を抱く人は少なくありません。さらに「愛情表現が多い」という性質があるため、相手が既婚者でも好きアピールを抑えられず、不倫関係に発展することがあります。
または、父親から愛情を受けられなかった場合、父親に良く思ってもらうために「いい子ちゃん」を演じる人は多いです。いい子ちゃんとして振る舞おうとして我慢が重なり、それまで抑圧してきた気持ちが爆発して不倫に走ることも考えられます。
同じく父親の愛情が不足していたケースでは、「嫌われたくない」という気持ちから簡単に体を許してしまう人も少なくないようです。体のつながりを愛情と誤認してしまい、体を許すことで愛情を得ようすることがあります。
恋人と父親を比較する
ファザコン女性は、何かと恋人と父親を比較する傾向があります。父親への憧れが強く、恋人を選ぶ際も父親を基準にしがちです。恋人に対して自分の父親と同じレベルを求めるため、恋人が理想から外れた言動をした瞬間に冷めてしまうことも多いです。
なお、恋人と父親を比べるのは、父親に愛されて育ったタイプのファザコン女性だけではありません。父親と距離があるタイプのファザコン女性も父親を理想としているケースが多く、つい恋人と父親を比べてしまいがちです。
ファザコンを克服する方法
ファザコンを克服したいなら、有効な方法が2つあります。1つ目は「自分を愛して自己肯定感を高めること」、2つ目は「父親と恋人を切り離して考えること」です。
父親を大切に思う気持ちをなくす必要はありませんが、特に恋愛面においてファザコンであることがハンデになっているなら、2つの方法を試してみるといいでしょう。ここでは、ファザコンを直す2つの方法について詳しく解説します。
自分を愛して自己肯定感を高める
ファザコン状態を改善したい人は、まず自分を愛することから始めてみてください。自分を愛して自己肯定感を高めることは、ファザコン克服につながる重要なステップです。
父親からの愛情が薄かったタイプの女性は、恋に落ちたときに「私にはこの人しかいない」と決めつけがちです。愛情を与えてくれる人に執着してしまい、別れるべきタイミングで別れを決断できないこともあるでしょう。
自己肯定感が高まっていれば、「自分はもっと愛されていい」「我慢して付き合わなくていい」と、適切な選択ができるようになります。前向きな発言を意識したり、自分の魅力を見つけるようにしたりして、自分を好きになりましょう。
父親と恋人を切り離して考える
ファザコン女性が自身の恋愛傾向を見つめ直すときは、父親と恋人を切り離して考えることが重要です。恋人に父親の影を求めるのは悪いことではありません。しかし、あまりに理想を追いすぎると、いつまで経っても運命の相手に巡り会えない可能性があります。
あるいは、「大好きな父親に認められるような恋人を見つけなければ」と、プレッシャーを感じて一歩踏み出せないケースもあるでしょう。まずは「父親と恋人は違う人間である」とを心に留めて、両者を比較しないことが大切です。父親に勝てない部分を見るのではなく、恋人の良いところに目を向けることを心がけましょう。
ファザコン女性とうまく付き合おう
女性がファザコンになる原因には、父親からの愛情の多さ・少なさが影響しています。ファザコン女性にはいくつか共通点があり、「甘え上手」「父親のことをよく話す」といった傾向が見られればファザコンである可能性が高いです。
恋愛においては、父親似の男性を好きになりやすいなどの特徴があります。父親と恋人を比較する癖があるため、恋愛がうまくいかないケースも多いです。ファザコン女性とうまく付き合うためには、ファザコン女性によくある性質を頭に入れたうえで接するようにしましょう。
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