ドリンク天国台湾、高雄発の人気店「麻古茶坊 macu」
一時期日本でも大流行したので、台湾ドリンクと言えばタピオカミルクティー(珍珠奶茶)をイメージする方が多いのではないでしょうか? 台湾のドリンクスタンドには必ずタピオカミルクティーが置いてあるし、タピオカの種類も白or 黒、タピオカのサイズも大小選べるなど、豊富に種類があり、日本よりも安い!
タピオカミルクティーは?
「台湾人は毎日タピってるんだろうな~」とお思いでしょうが…、台湾人… あまりタピオカミルクティーを飲みません(笑)。私の台湾人のお友達は「年に一度も飲まないかも… 」と言っておりました。
暑い台湾では、片手に大きなドリンクを持ちながら歩いている人々の姿を本当によく目にしますが、みんな何を飲んでいるでしょうか?
台湾にはタピオカミルクティーだけでなく、フルーツ系のフレッシュジュース、お茶などのドリンクショップが街中に溢れていて、密度も高い! 台湾の文化とも言えるドリンクスタンドですが、お店の数も種類もそれはもうすごい数。お店ごとに個性が違うため、いつもどのお店の飲み物を購入しようか迷ってしまいます。
台湾人が夏冬問わず、よく飲んでいるのは紅茶(タピオカなし)!そして夏場はフレッシュジュースが人気なのです。そこで、日本未進出の人気ドリンクスタンドの「夏ならでは!」のおすすめドリンクメニューをご紹介します。
高雄発のドリンクスタンド「麻古茶坊 macu」
今回ご紹介するのは2008年に高雄で創業したドリンクスタンド「麻古茶坊 macu」ここ数年でどんどん店舗が増えている人気のドリンク店です。
ここのドリンクは、フレッシュフルーツティーがメインで、夏になるとマンゴーが入った季節限定ドリンク、秋は葡萄が入った季節限定ドリンク、春には苺… と季節によってその時期の旬のフレッシュフルーツでドリンクが楽しめます。
白を基調にした店舗で、清潔感があります
メニューが豊富!
メニューも多すぎて、いつも決めるのに時間がかかってしまいます。
注文したのはこちら
香港で人気のスイーツ「楊枝甘露」
今回注文したのは、もちろん「楊枝甘露」(75元/約300円)
「楊枝甘露」とは香港で人気のスイーツで、マンゴーピューレをベースにココナッツミルク、マンゴー果肉、グレープフルーツ、などを加えたもの。
マンゴー、ココナッツミルク、グレープフルーツのミックスドリンクに、フレッシュマンゴーの果肉たっぷり入っている!ずっしりと重く、ドリンクというより極上スイーツを食べているかのよう。
こちらもおすすめ「柳橙果粒茶」
もう一つ私の大好きなメニューは柳橙果粒茶。(65元/約260円)
▲画像右:柳橙果粒茶
楊枝甘露と比べるとどうしても映えないのですが、フレッシュオレンジの果肉がたっぷり入った緑茶です。甘すぎず、さっぱりしていて、こちらもおすすめです。定番商品で、他にもパッションフルーツやグレープフルーツ×緑茶のメニューもあります。
注文方法は?
ドリンクスタンドで店員さんに注文する時に中国語が必要になりますが、基本的に聞かれる事はだいたい5項目!なので、身振り手振りで伝えれば大丈夫。ぜひ旅の記念にチャレンジしてみてください 。
(1)ドリンク名
(2)サイズ:「Lサイズを大杯(ダーベイ)Mサイズを中杯(ジョンベイ)Sサイズを小杯(シャオベイ)」
(3)個数
(4)甘さ:「正常100%(ジェンチャン)少糖70%程度(シャオタン)半糖50%(バンタン)微糖25%程度(ウェイタン)無糖0%(ウータン)」
(5)氷の量正常冰:「氷たっぷり(ジェンチャン)少冰 ちょっと少な目(シャオビン)半冰 氷半分(バンビン)微冰 氷少しだけ(ウェイビン)去冰 氷無し(チュービン)」
季節のフルーツを使用したドリンクは、どの店舗でも季節限定であることが多く、台湾に来られる時期に合わせたフレッシュジュースをぜひ味わっていただきたいです!
袋はもらえないので専用のドリンクホルダーが便利
ドリンクスタンドで飲み物を買っても袋を貰うことは出来ないので、台湾ではドリンクカップを持ち歩くための便利商品、専用のドリンクホルダーを手にしている人も!(これ、とっても便利です)
旅ができるようになったらぜひ、さまざまなドリンクを楽しんでみてくださいね。
ライター
神谷知佳
台湾で2児(ともに男児)の子育て真っ最中。国際線CA→大手スポーツメーカーの人事を経て台湾移住。現在はフリーランス人事として仕事と育児のバランスを模索中。
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