考えなくて済む
「無駄な労力を使わない」(40代・埼玉県・子ども2人)
「自分で決めなくても結論をだしてくれる」(30代・山梨県・子ども4人)
「相手に任せられるところ」(30代・兵庫県・子ども2人)
責任を取らなくていい
「相手の意見に従うだけなので、責任のある仕事からは逃れられる」(30代・福岡県・子ども2人)
「面倒なことを逃げられる」(40代・京都府・子ども1人)
「対立しなくて良い。すべて任せられる」(30代・茨城県・子ども2人)
喧嘩にならない
「まわりと揉めることがなく平和に過ごせる」(40代・神奈川県・子ども2人)
「人当たりよく、争いが少なく生活できる」(40代・群馬県・子ども3人)
「揉め事がない」(30代・東京都・子ども3人)
「無駄な衝突が無くなって物事がスムーズに進むかも」(40代・神奈川県・子ども2人)
楽
「楽」(30代・神奈川県・子ども1人)
「尻に敷く相手との争いごとが減る。相手が自分を引っ張っていってくれるので、自分で考える必要がなく、楽」(30代・神奈川県・子ども2人)
「流されるまま身を任せるだけで事を進めることができる」(30代・東京都・子ども2人)
いい人だと思われる
「ある程度、波風立てずに過ごせる。悪い人だとは思われない」(30代・大阪府・子ども2人)
「優しそうに見える」(30代・福島県・子ども2人)
相手が喜ぶ
「夫婦の場合、尻に敷かれておくと、配偶者の機嫌が悪くなりにくい」(40代・東京都・子ども2人)
「相手に喜ばれる」(30代・広島県・子ども1人)
役に立っているように感じられる
「とりあえず自分は誰かに大切にされている、誰かの役に立っているという自己満足や自己肯定感は感じられると思う」(30代・静岡県・子ども1人)
「誰かの役に立っている気分になれる」(30代・東京都・子ども1人)
可愛がられる
「面倒見られる」(30代・静岡県・子ども1人)
「嫌われない」(40代・大阪府・子ども1人)
「結果、守られている」(40代・千葉県・子ども2人)
「考えなくて済む」「責任を取らなくていい」など、判断を相手任せの面はありつつも、最も多く集まった回答は「家庭円満」でした。家族関係の中で維持したい良好な状態は、夫が尻に敷かれることでも保つことができるようです。
その他にも、「妻が喜ぶ」「喧嘩にならない」などのメリットもあげられました。平穏に過ごせられるなら、尻に敷かれるというのも悪くなさそうです。
また、「役に立っているように感じる」「可愛がられる」という意見もあったので、引っ張っていくタイプの妻に、受け身の夫ならバランスのいい関係性であるのかもしれません。
「尻に敷かれる」デメリットも紹介
尻に敷かれるタイプの人にはメリットもある一方で、デメリットも。どのような点が短所に見えるのかについて一緒に確認していきましょう。
頼りなく見える
尻に敷かれていると、周囲から「自分で何も決められない人」と見られることがあります。例えば、家庭の中で大事な決断をパートナーに全て任せていると、家族や友人から頼りなく思われることがあるでしょう。
また、夫婦間でも「いざという時に頼りにできない」という印象を持たれてしまい、パートナーに不満を抱かれる原因となることもあります。
自信を失う
自分の意見や意思が常にパートナーに押し切られ、従うばかりになると、自分の考えに自信が持てなくなってしまうことも。そうすると、次第に自己肯定感が低下し、自分の判断に価値を見出せなくなることがあります。このような状態が続くと、自分自身の存在意義や役割について疑問を抱くようになり、悩むことが多くなるかもしれません。
パートナーへの依存が強まる
尻に敷かれていると、全ての決断をパートナーに任せることが当たり前になり、自分の意見というものがなくなってしまいます。自己主張や問題解決能力が低下し、物事を決める時に必ず「〇〇はどう思う?」と意見を求めることが日常茶飯事に…。依存度が高まると、パートナーとの関係性がアンバランスになり、お互いにとって負担になることがあります。
「尻に敷かれる」男性が好む女性とは?
自己主張が苦手だったり、決断力に欠けるところもある尻に敷かれる男性は、どのような女性を好むのでしょうか? 特徴を調べてみました。
リーダーシップを発揮する女性
尻に敷かれる男性が好む女性の特徴として、決断力がありリーダーシップを発揮することが挙げられます。特に自分自身が優柔不断だという場合には、旅行の計画や日常のスケジュールを率先して決めてくれる女性に対して安心感を持つ傾向が。「自分が決めるより、パートナーに任せた方がうまくいく」と感じることで、互いに補完し合える関係を築けるようです。
思いやりがあり面倒見が良い女性
相手を思いやり、しっかりとサポートしてくれる女性も好まれやすい傾向があります。例えば、疲れている時に温かい言葉をかけてくれたり、些細な体調の変化にも気づいてくれると、「自分にとって必要な存在だ」という気持ちになりやすいようです。
面倒見の良い女性は、家庭でも仕事でも「自分の味方でいてくれる」と感じられ、安心して身を任せられるため、尻に敷かれていると感じることなく信頼関係が深まるでしょう。
感情の起伏が少ない女性
冷静で安定した行動ができる女性は、尻に敷かれるタイプの男性にとって好ましい存在です。特に、自分で物事を決めるのが苦手な性格だと、感情的にならず冷静にアドバイスをしてくれる女性は頼もしいと思えるようです。自分にはないしっかりした性格に魅力を感じ、ずっと一緒にいたいと思う人もいるかもしれませんね。
最後に
「尻に敷かれる」ことは、必ずしもネガティブではなく、夫婦間のバランスを保ち、家庭を円満に保つ重要な要素です。相手を信頼し、尊重することで、お互いが成長し合い、より良いパートナーシップを築くことができるでしょう。あなたも夫婦円満の秘訣として、この考え方を取り入れてみてはいかがでしょうか?
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