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雨の日コーデのポイント
雨の日は、いつもと違って気分までどんよりしがち。お気に入りの服が着たくても濡れるのが嫌で無難な服でまとめてしまうことも。そんな日だからこそ、快適な着こなしで賢くおしゃれを楽しみましょう。
撥水性の高い素材や洗える素材を選ぶ
雨の日は撥水ボトムや洗える素材を使用したルーティンコーデをいくつか用意しておくのがおすすめです。レインブーツやバッグまで前もって決めておけば、当日は「今日はあのセットにしよう」と選ぶだけ。朝から服装に悩まなくてよくなり、時間と気持ちに余裕が生まれます。
こちらのコーデは、ジャケットとパンツに撥水加工を施したライトな素材を使用。洗濯機でジャブジャブ洗えるうえノーアイロンでOKなので、洗濯機から出してそのまま着られます。ジャケットのサイドに付いた調節ゴムですそを絞れば、シルエットの変化も楽しめます。ジャケットとしてもブルゾンとしても使えるので、通勤だけじゃなく、休日にも活躍しそう! 保育園グッズもバサッと入る大きめトートとレースアップデザインのレインブーツを合わせて雨の日もアクティブに。
明るい色を入れて重たい印象を軽減
撥水加工のトレンチコートに合わせたいのは、気持ちを明るくしてくれるピンクのカラーパンツ。汚れを気にしてダークカラーを選びがちな雨の日こそ、1点、明るい色をさして軽やかに!トレンチコートはボタンをすべて閉めると重たく見えるので、ボタンはかけずにウエストリボンでキュッと結ぶくらいがちょうどいい。足元に防水加工のレインパンプスを合わせれば、きれいめ通勤スタイルが完成します。
傘にすっぽり収まる「Iラインシルエット」を意識
すんわり広がったフレアスカートやワイドパンツは、傘からはみ出て雨に濡れてしまうことがあるので、トップスを含め、傘でカバーできる範囲内に洋服を納めるようにしましょう。縦のラインをつくるだけでも雨トラブルを減らすことができます。
お手本コーデ①たっぷりとしたリボンシャツを細身のテーパードパンツで引き締めて
オーバーサイズのストライプシャツ×ニュアンスピンクのタックパンツで、きちんとかつ、フェミニンな印象に。パンツは、センタープレス入りで美脚シルエットにこだわりながらも後ろウエスト中心にゴムが入ったリラックス仕様。ストレッチが効いていて長時間はいても疲れにくいのも助かります。ビットデザインをアクセントに効かせたレインローファーで足元もしっかりガード。
お手本コーデ③ブラウンT×Iラインスカートでつくる縦長シルエット
さりげなく同色のロゴフロッキーをあしらったプリントTシャツに、ロング丈のタイトスカートを合わせて。スカートは、はっ水仕様なうえ洗濯機洗いOK。洗ってもシワがつきにくいイージーケアなのもうれしい。サラッとした接触冷感素材なので、湿気の多い日でも快適にすごせます。足元のスエード調パンプスもはっ水加工された、晴雨兼用タイプ。
雨の日コーデに取り入れたいアイテム
「マウンテンパーカ」は雨の日の万能アイテム
軽くて水や汚れにも強いマウンテンパーカは、雨の日に大活躍。カジュアルなアイテムなので、ボトムは細身のスティックパンツできちんと感を出して。パンツにも撥水加工がされているので、水跳ねしても安心。インナーに甘めのブラウスをもってくるのも、ラフに見せないコツです。アクセ代わりにミニバッグを斜めがけして、今っぽく着こなしたい。
「オーバーサイズのレインコート」はジャケットの上からもかぶれて便利
「雨の日のスーツって憂鬱」「ジャケットの上からはおれるレインコートが欲しい」。そんな方に取り入れていただきたいのが、ざっくりはおれるポンチョや、ボトムまでカバーできるオーバーサイズのレインコート。たっぷりとしたシルエットのものを選べば、インナー、ジャケットと重ね着していても問題なし! 窮屈感なく、スマートに出社できます。
「ポケッタブルアウター」は変わりやすい天気でも安心
付属のポーチに入れたり、アウターのポケットに折り畳んで収納するタイプなど、ポケッタブルなブルゾンやポンチョがこの時期大活躍。雨だけでなく風を通しにくい素材のものが多いので、肌寒さからも守ってくれます。
はっ水加工を施し、防風性も併せもつシェルジャケットは、とっても軽くてコンパクトに収納できるので、通勤バッグに入れっぱなしでも邪魔になりません。コットンライクな生地がスポーティすぎず、フレアスカートのような女らしいボトムとも好相性。雨の日にも履けるレイン仕様のコンバースを合わせて、カジュアル通勤スタイルに。
「シャカ素材」ならボトムで白を選んでも汚れにくい
ボトムで白を取り入れる場合は、水に強いシャカシャカ素材を選ぶのも手。お手入れのしやすさを考えて、クリーンな白はインナーで楽しみ、ボトムにはエクリュ系を。ジャケットにも撥水、吸水速乾加工がされているので、レインコートなしでこのまま出かけられます。
「ロングトレンチコート」は長めボトムもしっかり守ってくれる
雨の日はパンツやロングスカートといった長めのボトムもしっかり雨から守ってくれる、ロングトレンチが重宝します。雨の日は意外と気温が下がりにくい傾向があるため、インナーはブラウスや薄手のニットでもいいかもしれません。着脱しやすいショートタイプのレインブーツを合わせれば、雨が本降りになっても慌てずスムーズに移動できますよ。いつもの通勤コーデにさらっとはおるだけで、雨対策としてだけでなく上品さも加わります。
【スカート】雨の日におすすめのコーデ
- ボーダータンクトップ×シースルーシャツ×スカート×サイドゴアブーツ
- スポーティアウター×白スカート
- ネイビーニット×ネイビースカート
- ラベンダーニット×くすみグリーンスカート×スエードパンプス
- ブルーブラウス×ブルーロングスカート
ボーダータンクトップ×シースルーシャツ×スカート×サイドゴアブーツ
密度の高いタフタ素材にシワ加工を施して軽やかに仕上げた、ミディ丈スカート。アシンメトリーなデザインとたっぷり入ったギャザーが、立体的なシルエットをつくってくれます。すそに向けて入ったドローコードでシルエットの変化を楽しめるのも特徴で、さらに洗濯機洗いOKで汚れても自宅でケアできるのがうれしい。足元に、シースルーシャツと色をリンクさせたサイドゴアブーツを合わせれば、水はねも怖くない!
スポーティアウター×白スカート
秒で洒落見えが叶う、スポーティアウターとのテイストミックス。正反対のテイストながら、その意外性が抜群に洒落見えするのがスポーティアウターとプリーツスカートの組み合わせ。アウターとパンプスの色が優しげなプリーツをモードに傾けて。
ネイビーニット×ネイビースカート
30代・40代の洗練された女性に向けたホリデイスタイルを提案する“ナゴンスタンス”。リラクシィでどこかエレガントなデザインを得意としながら、アウトドアシーンでも着られる機能性も兼ね備える。ネイビーのスカートはウエストでタックをたたみ、立体的に広がるシルエットが美しく、ウエストはゴムを通しているので座ったときに快適。見た目も着心地も最高ながら、濡れても平気な撥水機能とウォッシャブル機能も搭載しているので、雨でもきれいめスタイルを諦めたくない人におすすめの一枚。
ラベンダーニット×くすみグリーンスカート×スエードパンプス
雨の日だって明るい色が着たい!まろやかなラベンダーとスモーキーなグリーンで、かわいげのある大人の装いに。汚れが気になる明るい色も、機能性を備えたアイテムなら安心。特に雨の影響を受けやすいボトムと靴は、どちらも水を弾く機能付き。今っぽいレインシューズを探すなら〝かねまつ〟の「アクアベル」シリーズがおすすめ。雨に濡れても平気なスエード素材、旬のスクエアトゥなど、働く女性の好みに合ったデザインが豊富!
ブルーブラウス×ブルーロングスカート
両脇のスリットにシアー素材のプリーツを重ねたロングスカートに、同素材のブラウスを合わせてワンピース風の着こなしに。スカートは、すっきり細身のシルエットながら、ゆらぎのある表情が素敵。上下とも、マットなナイロンタッサーをベースにフッ素フリーのはっ水加工を施した、サステナブルなウォッシャブル素材。シワになりにくいサラッとした肌触りの素材なので、この時季の蒸し暑い日や雨の日にも活躍してくれるはず。
【パンツ】雨の日におすすめのコーデ
- 撥水パーカ×ハーフパンツ
- 白トップス×白カーディガン×ベージュパンツ×サンダル
- 黒シースルートップス×白タンクトップ×黒パンツ
- 黒シャツブラウス×白カットソー×デニムパンツ
- 黒ジャケット×黒パンツのセットアップ×白タートルネック
- ミドル丈アウター×白ボウタイブラウス×ショートパンツ
- ポンチョ×ネイビーシャツ×ベージュリブレギンス
- ブルーマウンテンパーカ×ブルーシャツ×キャメルパンツ×レインパンプス
撥水パーカ×ハーフパンツ
撥水加工のリサイクルポリエステルを使用したパーカ。ゆったりとしたシルエットが今っぽく、ハーフパンツを合わせれば、リラックス感漂う大人のカジュアルスタイルに。ポーチのようにコンパクトに畳めるので、梅雨時期にバッグに忍ばせておけば、急な天気のくずれにも対応可能。雨に濡れてもサッと拭けるプラスチック製のカゴバッグも、この時期重宝しそう!
白トップス×白カーディガン×ベージュパンツ×サンダル
今の季節に着こなしたい、白からベージュのニュアンストーン。汚れが目立ちやすい配色も、雨に濡れにくい上半身に白をもってくれば大丈夫。水跳ねが気になるパンツは洗濯機で洗える素材なので、お手入れも楽。足が濡れにくいよう、ソール厚めのサンダルを選ぶのもポイントです。
黒シースルートップス×白タンクトップ×黒パンツ
今までよくやっていたのは、トップスのすそから白タンクやシャツをチラ見せする手法。でも白タンクで抜けをつくるなら、断然、下からではなく上から! それだけで今っぽく見えるうえ、視線が上がりスタイルよく見えるといううれしい効果も。タックパンツにスニーカーやビッグフェースの時計を合わせたハンサムなスタイルに、パールネックレスで女らしさを添えて。