ボブやセミロング…違いって?長さ別に判断
ギリギリ結べる!ボブはアゴのラインから肩までの長さが一般的
ほんのりレイヤーのシャープなボブ
毛先の外ハネ+束感でこなれたニュアンスを加えたスタイル。ボブにレイヤーを入れ、あごラインにくびれを作ることでフェイスラインをシャープに見せてくれる効果が。かっちりしすぎず抜けた印象なので、ファッションのテイストを選ばず何にでも合わせやすく、マルチなシーンで大活躍! おすすめのポイントは、なんと言ってもスタイリングが楽なところ。巻くのが苦手な場合、パーマをかけてしまえば、朝にスタイリング剤をつけるだけで“ちゃんとやっている感”のあるヘアができちゃいます。
【カット】
あごラインより少し長めで、やや前下がりにカットして動きを出しやすくする。顔周りから表面に、リップラインからレイヤーを入れる。スカスカになりすぎないように、控えめに入れるのがコツ。
【似合う顔型や髪質】
セミロングは、鎖骨の下から胸にかからないくらいの長さ
濡らすだけでさりげなく決まる、ゆるパーマスタイル
パーマスタイルは髪を濡らすだけでカールが復活するので、スタイリング時間を一気に短縮できます。髪の傷みを心配する人にもトライしやすいのがダメージを緩和してくれる中間から毛先のみのデジタルパーマ。肩下10cmのロングヘアに毛先を中心に大きめカールをつけたゆるパーマが大人の女性にぴったり。保湿効果のあるフォームをもみ込んで、ほんのり濡れ感のある質感に仕上げると暗髪でも重くなりすぎず、今っぽく仕上がります。
●Styling point
髪を水で軽く濡らした後、ムースをピンポン玉1~2個程度をとりパーマにしっかりもみ込んで。毛束をくるくるとねじっておくと毛先の動きがでやすくなる。
《モデルの顔型&髪質DATA》
ボブ・ロブのおすすめヘアスタイル
前髪あり×パーマのニュアンスボブ
【カット】
襟足3cmからあご下5cmの前下がりのボブベース。ニュアンスが出やすいよう、表面に軽くレイヤーを。前髪は眉下でラウンドカットして、中央の毛先だけ薄くする。
【こんな人にオススメ】
伸ばしかけも◎外ハネレイヤーのロブスタイル
レイヤーを入れることで軽く見せつつ、巻いた時に動きが出やすい状態に。さらにグンと垢抜けて見えるのも魅力です♡
あごラインでくびれさせるレイヤースタイルは、毛先の浮遊感や動きのある毛流れでこなれた雰囲気に。ボブに飽きてしまった人や、ボブがのびてきて重くなっている人におすすめ。前髪は全て下ろさず、おでこにかけながら流すことで柔らかい印象になり、顔の出る面積が小さくなるため小顔効果も期待できます。肩先でハネてしまってもそれを生かしたスタイリングがキマるので、とても簡単。結んだ時には顔周りのレイヤーが後れ毛になり、おしゃれなアクセントになります。
【カット】
ベースは鎖骨ラインのボブ。ハチ上に前下がりのレイヤーを入れ、どこからみてもキレイなシルエットを作る。重めに残した前髪は目の下に設定し、少し隙間ができるようにカット。
【似合う顔型や髪質】
サイドのツイストがアクセント!ハーフアップのヘアアレンジ
きちんと見えておしゃれ♡ 両サイドをねじってハーフアップ風に見せるワザありフェミニンアレンジ
How to
①周りに後れ毛をひと束のこして、耳の付け根より前の毛束を手ぐしで取って後ろ向きにきつくねじる。後までねじったらクリップなどで仮留めしておく。逆サイドも同様に。
②ねじった毛束の仮留めを外し、後ろでひとつにして結ぶ。上からヘアクセをつけても結び目がジャマにならないよう、細いシリコンゴムを使うといい。
③結び目を押さえながら、後頭部の毛束やねじった部分の毛束を少しずつ引き出して、こなれ感と立体感を加える。
④残しておいた後れ毛は、ヘアアイロンで毛束の中間から巻く。アイロンを縦に使い、リバース(後ろ方向へ)巻きにして、バームをつけながら毛束をほぐす。
完成!
ミディアム、セミロングのおすすめヘアスタイル
甘くなりすぎない!カチューシャアレンジ
カチューシャ×前髪なしで大人らしい抜け感を表現
アラフォー世代であり、働くママでも樋口さんのカチューシャアレンジは、ミディアムのダウンスタイルがベース。毛先を軽く巻いた後、オイルでツヤをだしてやわらかな毛流れをつくるのがポイント。甘くなりすぎるのを防ぐため、おでこ出しですっきりと仕上げています。
前髪の生え際が少し見えるように付けてこなれた雰囲気に。
●Styling point
[1]26mmのコテで毛先を1.5回転させてランダムに巻く。
[2]オイルを1プッシュとり、全体になじませる。サイドの髪は耳かけ、前髪を6:4程度で分けてからカチューシャを付けて完成。
《モデルの顔型&髪質DATA》
辛口ハンサムなタイトひとつ結びのヘアアレンジ
髪にツヤと潤いを与えるしっとり系スタイリング剤を使い、表面をなめらかに整えながらタイトなフォルムにしたひとつ結び。モードっぽさを感じるタイトなアレンジは、辛口でハンサムなムードに。束感のある後れ毛や前髪など、ディテールまで作り込むことがおしゃれに見せる秘訣。
How to
①油分があってのびのいいヘアクリームなどを髪全体によくなじませる。髪が広がる人や、剛毛で扱いにく人には特におすすめ。髪が細くて少ない場合、ヘアクリームをつけすぎるとベタッと見えるため、つける量を調節して。
②コームを使って根元からとかし、毛流れをタイトに整える。前髪ともみあげの後れ毛を残し、下めの位置でキュッと結ぶ。
完成!
タイトなひとつ結びは一歩間違うと手抜きっぽく見えるけれど、セミウエットな質感やシースルー前髪などでアクセントを足してグンと今っぽく。きちんと見せしたいお仕事シーンにもマッチします。