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LIFESTYLE インタビュー

2018.04.21

庄司智春、雑誌のインタビューで藤本美貴の本音を知る

 

妻や母の不満もわかります。でもでも、夫や父もたいへんみたいなんです・・・。品川庄司の庄司智春さんが語ってくれたパパとして、夫としてのエピソードに全国のパパが共感?

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自分の無力さを感じながらも、どうにか役立ちたいともがいています

うちは、息子が5歳に、娘が2歳になりました。まだ手がかかる年齢なので、僕もできるだけ幼稚園の送り迎えや習い事の付き添いをするようにしています。最初は周りがママばかりの中、ひとりポツンといるのが恥ずかしかったけれど、今は全然気にしません。うちは妻も働いているので、できるほうができることをする…という連携プレイでなんとか乗り切っている感じです。今は息子が大きくなってきて、僕にもできることが増えましたが、1〜2歳のころは、とにかく「ママ、ママ〜」でしたね。 息子が2階のベッドルームで寝ていて、僕と妻が1階のリビングでテレビを観ているときに、突然、2階から息子の泣き声が聞こえたんです。「起きたな」と思って、急いで駆けつけたら、泣きながら「ママがよかった〜」って! 「なんで僕じゃダメなの?」ってショックでしたね。

暗い中、目を覚まして怖がる息子。そこに現れたパパは救世主…ではなかったみたいで。 息子が少し大きくなってから「小さいころどうしてママがよかったの?」って聞いたら、「あのころは、とーたん(庄司)のこと嫌いだったの」って、ハッキリ言われたんですよ。真顔で! 娘も同じで、僕がベビーカーを押していると、クルッと振り返って「ママが押して」って。そんな扱いを受けているからか、子供たちから、ふいにかけられるひと言がすごくうれしかったりもします。ある日、食事の帰りに息子と歩いていたら、急に「とーたん大好き」って言われたんです。うれしすぎて、人通りの多い山手通りで号泣しちゃいました(笑)。

よかれと思ってやってることが、妻の怒りを買うことも…

家事はもちろん、帰宅時間や連絡を入れるタイミングにも気を使っています

家事は基本、妻がやってくれていますが、たまに夕食をつくることはあります。でも、奥さんはあまりいい顔しませんね。「つくってくれるのはうれしいけれど、キッチンを汚すでしょ」って。奥さんがある雑誌のインタビューで「夫はたまに食器を洗ってくれますが、汚れが残っていることも。内心『えっ』って思いますが、それを指摘するとやる気を削いでしまうので、口に出さないようにしています」って言っていたんです。雑誌のインタビューで奥さんの本音を知るという…。今でも食器を洗うときはその記事が思い浮かぶので、洗い残しがないよう隅々までしっかりチェックしています。

家に帰るタイミングや連絡を入れるタイミングにも要注意。子供に会いたい一心で急いで帰っても、すでに寝かしつけがはじまっていて妻に怒られたこともあります。仕事の合間にちょくちょく連絡を入れているのですが、忙しい時間帯に電話すると、「はい?」って電話に出る声が異常に低くて…。最近はまずLINEをして、既読になったら電話するようにしています。既読にならなければ、「忙しいのかな」とあきらめる。 僕が一生懸命働いて建てた家だって、子供たちは「ママの家」って言うし、僕の母まで「ミキさんの家」って。だれも僕の家とは言ってくれません。パパって結局そんなもんですよね。割に合わないというか、頑張ってもだれの目にも留まらないというか。でも、子供が大きくなればパパにもなついてくれるし、パパだからできることも出てくる。だから、世の中の報われないパパさんたちも、拗ねずに一緒に頑張りましょう!

5歳長男と2歳長女のパパ

庄司智春さん

しょうじともはる●1976年東京都生まれ。1995年にお笑いコンビ「品川庄司」を結成。プライベートでは、歌手、タレントの藤本美貴さんと2009年に結婚。現在2児のパパ。

Domani2018年3月号『男もつらいよ。ワーパパの哀しみブルース』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/遠藤優貴(MOUSTACHE) イラスト/ツグヲ・ホン多 構成/木戸恵子

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