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気付けば、もう12月。年末にどうしても食べたくなるのが、そう「ローストビーフ」。どうせ今年も作るのであれば、もう少し踏み込んだ大物レシピに挑戦してみませんか? 何せ、これからご紹介する『ウェリントン』、レシピの考案者は言わずと知れた速水もこみちさん! 彼が作る料理の華やかさは皆さまご存じのはず。まさに特別な日の食卓を彩るに相応し料理なのです。
前回の『スパニッシュオムレツ』と違い、時間をかけて作るだけあって手順が多いものの、内容は焼く・炒める・寝かせる・フードプロセッサーやオーブンに頼る、などの簡単な作業がほとんど。お子様やパートナーと力を合わせて、楽しみながら作ることも可能なレシピとなっています♡
Beef Wellington -ウェリントン-
《材料》4〜5人分
牛フィレかたまり肉…500g(直径10cm、長さ25cm程度のもの)
塩、こしょう…各少々
オリーブオイル…大さじ3
にんにく…2片(1片はつぶし1片は薄切り)
マスタード…大さじ3〜4
紫玉ねぎ…1個(薄切り)
ブラウンマッシュルーム…15個(薄切り)
タイム…2〜3枝
生ハム…4枚
冷凍パイシート(30×30cm)…1枚
卵黄…1個分
1. 牛肉は塩、こしょうする。フライバンにオリーブオイル大さじ1を熱して、つぶしたにんにくと牛肉を入れ、にんにくの香りを出しながら、肉の全面にこんがりと焼き色がつくように焼いて火を止め、アルミホイルで包んで約30分蒸らす。冷めてから全体にマスタードを塗り、1時間程度休ませる。
2. フライパンにオリーブオイル大さじ1を軽く熱し、薄切りしたにんにくと紫玉ねぎをしんなりするまで炒め、マッシュルーム、ちぎったタイムを加えて火が通るまで炒める。[1]のにんにくと一緒にフードプロセッサーにかけてペースト状にする。
3. フライパンにオリーブオイル大さじ1を熱し、[2]を戻して水分をとばし、塩、こしょうで味をととのえて冷ます。
4. ラップを広げて生ハムを広げのせ、[3]のソースをぬり、
[1]の肉をその上にのせて巻き、冷蔵庫で30分程度ねかせる。
5. パイシートを広げて[4]を包み、冷蔵庫でさらに30分程度冷やす。
6. [5]の上の部分に切り込みを入れ、溶いた卵黄をぬり、200℃に予熱したオーブンで40〜50分焼き、食べやすく切って器に盛りつける。お好みで塩、こしょうを添える。
このほかにもデイリーやウィークエンドにおすすめのレシピを多数掲載!
速水もこみち著/KADOKAWA刊(本体価格:1,600円+税)
公式YouTubeチャンネル「M’s TABLE by Mocomichi Hayami」も大人気!速水もこみちさんが提案する家族やパートナー、友人など大切な人に食べてもらいたくなる珠玉の70レシピ。家族や恋人、大切な人のために作ったごはんで、食卓を囲む。料理を通じてさらにいい「おうち時間」を過ごしてもらえたら、という願いを込めた1冊です。*QRコード入りのレシピは、YouTubeチャンネルの動画にリンク。作りながらチェックできます。
自身も家族も満たされること間違いなしの『ウェリントン』レシピでした。年末にかけてどんどん忙しくなるかと思いますが、読者の方々もどうかお体に気を付けてお過ごしください。特別な日に大切な人とゆっくり食事を楽しめる幸せが、皆さまに訪れますように。
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撮影/赤尾昌則(whiteSTOUT)
著者(レシピ考案者)
速水もこみち
東京都出身。テレビドラマや映画など、俳優として活躍するほか、テレビ番組内の人気コーナーで2000品を超える料理を披露し、新たなスタートとして開設したYouTubeチャンネル「M’sTABLE by Mocomichi Hayami」が大人気。和漢薬膳師、野菜コーディネーター、ハーブコーディネーター、チーズソムリエ、スパイスインストラクターほか、多数の資格を持ち、2016年には、自身のキッチン用品ブランド「MOCOMICHI HAYAMI」をプロデュース。