一人の時間を作る
心が疲れている時にには、一人の時間を作ることが有効です。一人でいれば、誰かに気を遣ったり誰かに傷つけられたりすることもなくなります。
目的をはっきり定めずに、一人旅をするのもおすすめ。気の向くままに歩き、自然にふれて、好きな物を食べると、心の疲れも少しずつ回復するでしょう。
映画・音楽・本・漫画などにふれる
映画・音楽・本・漫画にふれることは、元気になる上で有効な方法。
笑ったり泣いたりすることで、気持ちが晴れることも期待できます。ただし中には気持ちがさらに落ち込むような作品もあるので、作品選びは入念にした方がいいでしょう。選択さえ間違わなければ、手軽に元気になれる方法としておすすめです。
趣味などやりたいことに没頭する
心が疲れている時には趣味など、自分の好きなことに没頭するのもいいでしょう。好きなことをやっていると、ストレス発散になり自然に元気になるからです。
ショッピングが趣味なら、欲しいものを思い切って買ってみる。カラオケで思う存分歌ってみる。
人に迷惑をかけない範囲であるならば、やりたいことをやることが、元気になる手っ取り早い方法です。
髪型やメイクを変えてみる
髪型やメイクを変えて、気分転換することも心を元気にする方法となります。外見が変化することが、内面にも影響を与える可能性があるからです。
以前からやってみたいと思っていた髪型にしてみる、使ったことのない色の口紅を使うなど、新しい挑戦をしてみるのもおすすめです。鏡に映った新しい自分を見ることで、元気が回復していくでしょう。
元気な友人と接する
友人に頼ってみるのも1つの方法です。元気な友人と接することで、その元気なパワーをわけてもらうことができるかもしれません。気心の知れた友人と話したり、遊んだりして一緒の時間を過ごすだけでも、気分が晴れるでしょう。
掃除や部屋の模様替えで気分転換する
掃除や部屋の模様替えで気分転換することが、有効な手段になることもあります。不要なものを捨ててすっきりすることが、リフレッシュにもつながるからです。
単純に片付いた部屋、きれいに掃除された部屋にいるのは気持ちがいいものです。掃除や後片付けに没頭していたら、元気になっていたということもあるでしょう。
体が弱っている時におすすめの元気になる6つの方法
体が弱っている時には、元気になれないのは自然なことです。反対にいうと、体が元気になると、自然に心も元気になれる可能性が高いといえます。体が弱っている時におすすめの方法は以下の6つです。
睡眠時間を確保する
元気のない時には寝るに限ります。早めに就寝して、すっきりとした目覚めを得られると、気分も変わるでしょう。
朝起きても疲れが取れていないと感じたら、短時間の昼寝タイムを設けると良いでしょう。ただしあまり長い時間の昼寝になると、夜寝付けなくなる場合があるので、昼寝は短めがおすすめです。
食生活を充実させる
体が疲れて元気が出ない時には、食生活を充実させることが大切です。ビタミン、タンパク質、鉄分など、バランスの取れた食事を摂るように心がけましょう。食べ物の内容だけでなく、適度な間隔を開けた規則正しい食事を心がけてください。
ただし、あまりにもストイックになりすぎて、精神的につらくなってしまうのは本末転倒です。毎食にならない程度に、好きな物を食べてリフレッシュするのもいいでしょう。
適度な運動をする
体が弱っている時には、適度な運動で軽い負荷をかけることも元気になるために有効です。運動をすると、心に安らぎをもたらすセロトニンなどの神経伝達物質が脳内に増えることがわかっているのです。ウォーキングやジョギング、ヨガ、ストレッチなど、手軽にできる運動がおすすめです。
お風呂やマッサージでリラックスする
体が弱っている時に、適度な運動とセットでおすすめしたいのはお風呂やマッサージでリラックスすることです。就寝前にお風呂に入ると血行が良くなり、良質な睡眠につながるでしょう。
また、マッサージで体がほぐれることによって、体だけでなく心もスッキリすることができるでしょう。体に気持ちいいことは元気になる上でも有効な手段です。
デジタルデトックスをする
パソコンやスマートフォンなど、毎日触れているデジタル機器を使わない時間を作りましょう。デジタル機器の画面から出ているブルーライトや過度の光、イヤホンで聞く音などは、神経を興奮させ続けます。デジタルデトックスでリラックスを促しましょう。
ルーティンを見直す
自分では平気なつもりでいても、タスクがキャパシティを超えているということがあります。毎日当たり前にこなしている事を、一度見直しをしてみましょう。あれこれと詰め込み過ぎると、気持ちが急いてしまい気力を奪われることになります。
最後に
元気になりたい時は「無理せずあせらず」が大切です。元気にならねばと考えることがプレッシャーになる場合があるからです。元気になれない時には原因を考えて、その原因を解消するように心がけましょう。
心が疲れている場合にはリフレッシュ方法を考え、体が疲れている場合には睡眠や食事を充実させます。急がず無理せず、自分を甘やかしてあげることが元気になるための最良の方法でしょう。
監修
キャリアコーチ 菊池啓子(きくち・ひろこ)さん
2003年から企業研修トレーナー・人材育成コンサルタントとして活動。国家資格キャリアコンサルタント。研修登壇回数は年間100回を超え、これまでに5つの大学でキャリアデザインを教える。現在「社外上司」として多くのビジネスパーソンの悩みに寄りそい成長をサポート。趣味は出張先での御朱印集め。家族は夫と猫2匹。
X:@lotus_kikuhime
ライター所属:京都メディアライン