人の話を聞かない
「承認欲求」が強い人は、人の話を聞かないという特徴があります。それは、人の話を聞かないだけでなく、相手の話を遮ってでも自分の自慢話などをすることも。例えば、相手は事実を話そうとしているだけなのに、自分の「承認欲求」を傷つけると感じると、話題を挿げ替えたり、話の中心に自分がいないとわかると、そっぽを向いたり、機嫌を損ねるなどの態度として現れます。
「承認欲求」が満たされる仕事は?
「承認欲求」が満たされる条件とは、何があるでしょうか。いくつかありますが、「周りから賞賛されたい」「周りから拒否されたくない」「自分の理想像と現実が近くありたい」など。これらが満たされやすい職業を3つピックアップしました。
営業職
1つ目は営業職です。営業職は、成績発表や歩合給などがあり、ノルマをこなし、上を目指して頑張りやすい職種。「承認欲求」が強い人には向いていると言えます。けれども、どんな職業でも言えることですが、上手くいかなくなってしまった時、切り替えが出来ないと、負のループに陥り、やる気を失くしてしまうこともありますね。
俳優・タレント・モデル業
2つ目は、俳優やタレント、モデル業です。メディア露出が多いのが特徴。華やかな世界なので、憧れる人も多く、売れっ子となると賞賛や社会的地位を得られるため、「承認欲求」が満たされやすいと言えるでしょう。ただし、努力だけではどうしようもない世界でもあるので、「承認欲求」が満たされるのは限られた人になってしまうでしょう。
インフルエンサー
近年、SNSやYouTubeの普及で、過去には想像もしていなかった職業が出てきていますが、その1つがインフルエンサーです。意味は「世間に与える影響力が大きい人」で、カリスマブロガーに始まり、YouTuber、インスタグラマー、ツイッタラーなど様々な分野で注目されています。企業とコラボするインフルエンサー・マーケティングが、積極的に行われています。
こちらも、有名になるほど、賞賛を得られるので、向いている職業と言えますが、注目をされたいが為に、迷惑行為などを公開すると炎上に繋がることも。
「承認欲求」が強い人との付き合い方は?
「承認欲求」をバランスよく自分でコントロール出来れば、モチベーション高く、様々なことに挑戦できますが、上手く出来ない人もいますね。それでは最後に「承認欲求」が強い人とは、どうお付き合いしていくのが、良いのか対処法を紹介します。
否定しない
「承認欲求」が強い人でなくとも、否定されたら悲しくなりますね。「承認欲求」が強い人は、どんな小さなことでも、否定されると深く傷つき、中には攻撃的に反論してくる人もいます。極力否定しない方法や言葉を選ぶことが大切です。
褒める
基本的に、褒められたらどんな人でも悪い気はしませんね。「承認欲求」が強い人は、褒め言葉に飢えている人でもあります。どんな些細なことでも褒めるように、心掛けてみてください。注意する時も、「〇〇は良くなかったかもしれないけど、△△は良く出来ていたよ」などと、褒め言葉と同時に使うと良いでしょう。
相手を変えようとしない
「承認欲求」が強い人が近くにいると、疲れてしまいますね。ついつい、相手を何とか変えたくなりますが、そこは堪えましょう。どんな人も、自分で自分の性格を変えようとしない限り、変わらないのです。他人を変えることは、とても難しいこと。そして、本当に辛い時は、心境を分かち合える仲間を見つけ、一人で対処しないことも、覚えておきましょう。
最後に
誰もが持っている「承認欲求」ですが、SNSの普及で欲求が強くなりやすい時代とも言えます。時々、我が身を正しながら、「承認欲求」が強すぎる人とも上手に付き合っていけるようにしましょう。
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