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2023.12.16

「マウント取り」とは? マウントを取る人の特徴や対処法を解説

 

あなたの身の回りに、やたらとマウントを取りたがる人はいませんか? たびたび偉そうな態度を取ってくるので、思わずイラッとする人も多いかもしれませんね。身近にこのようなタイプの人がいる場合、どのように対処すればいいのでしょうか。そこで本記事では、マウントを取りたがる人の特徴や対処法について解説します。

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「マウント取り」とは?

マウントを取る」とは、「相手よりも優位な立場に立とうとすること」。身近な例では、自慢話をしてきたり、恋愛面で自分の方がモテることをアピールしてきたりすることも、「マウント」と言えるでしょう。

「あなたはその程度かもしれないけど、私はもっとこんなすごいことができる」というように、相手を見下すことで、自分の有能性を自慢します。「マウンティング」とも呼ばれますね。

「マウンティング」とは、そもそも動物が他の動物の上に乗って、上下関係を示す行動のことを指します。同じ動物同士、集団行動をとるサルなどの動物は、喧嘩や縄張り争いをして勝ち負けを競います。その結果、ボスとその下につくものという上下関係が生まれ、各々の役割が決まるのです。

マウンティング【mounting】 
多くの哺乳類の雄が交尾のときにとる、ほかのものに馬乗りになる行動。サルでは個体間の優位性を誇示するためにも行う。背乗り。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

このような動物の習性が、人間の上下関係にも当てはめられ、ネット上や実生活で用いられるようになったようです。

怒られる女性

マウントを取りたがる人の特徴

マウントを取りたがる人とは、どんな人のことを指すのでしょう? 身近に当てはまる人がいるかどうか、チェックしてみてはいかがでしょうか。

1:すぐに自慢する

マウントを取る人は、自慢話が好きです。「新しい仕事を任された」「リーダーに抜擢された」などと言って、自分の有能性をアピールします。仕事だけでなく、恋愛や夫の稼ぎ、マイホームの購入などさまざまなことを持ち出してくることもよくあるケース。お互い気の強い相手同士だと、会話というより自慢合戦になることもあるようです。

2:嫉妬深い性格

マウントを取る人は、他人の幸せに敏感。自分よりも先に昇進したり、褒められている人を見ると、嫉妬心を燃やしライバル視してくることも。「あなたよりも私の方がもっとすごい」と言わんばかりの自慢話が始まります。誰にでも、嫉妬心はあるものですが、それが抑えきれないのがこのタイプの特徴なのです。

3:傲慢なところも

マウントを取る人は、基本的に他人よりも、自分が一番優れているという考えを持っています。そのため、仕事においてもプライベートにおいても、他人を尊敬するという姿勢が見られないことも。

尊敬する気持ちがないと、人に対して丁寧に接することも難しく、独りよがりな言動をとってしまいがち。その結果、セクハラやパワハラなどのトラブルに発展する可能性もあるでしょう。

マウントを取りがたる人の心理とは?

マウントを取ることは、相手からの印象が悪くなることが多いにも関わらず、どうして偉そうな態度を取ってしまうのでしょうか? その心理や原因について深掘りしていきましょう。

1:自分に自信がない

意外なようですが、マウントを取る人は、自分に自信がないことがよくあります。ですが、そのことを周りに悟られたくないと思っているので、虚勢を張っているのです。常に「強い自分、理想の自分」であるために、相手を見下したり、言い負かそうとしてしまうのかもしれませんね。

2:劣等感を持っている

マウントを取る人の心の底には、劣等感があることも。外見や学歴、恋愛経験などに強いコンプレックスを持っていることが考えられます。

例えば、職場で「〇〇さんはスタイルが良くて綺麗だよね〜」などと他人を褒めている時に、「でも、ちょっと痩せすぎじゃないですか?」などと、横から口を出してくるのはその気持ちの表れと言えるでしょう。「うらやましい」という感情を素直に受け入れられないからこそ、相手を否定してしまうのかもしれませんね。

マウントを取りたがる人への対処法

職場などにこのようなタイプの人がいると、いちいち偉そうなことを言われて、うんざりしてしまいますよね。だからと言って、同じ職場にいる以上関わらないわけにもいかないはず。マウントを取る人と付き合うときのポイントを押さえておきましょう。

困る男性

1:張り合わない

まず、心に留めておきたいことは、マウントを取る人と無理に張り合わないこと。自分の意見を否定されたり、自慢話ばかりされていると、つい感情的になって言い返したくなることもあるでしょう。

しかし、負けず嫌いの相手は折れることがなく、さらに強い言葉で言い負かされてしまう可能性も。もし、相手からの言葉にイラッとしてしまったら、軽く受け流し、その場を早々に切り上げるのが賢明です。

2:相手の言うことを否定しない

マウントを取る人は、相手から否定されたり、アドバイスをされることを嫌います。「それって偏見ではないですか?」などと反論してしまうと、一気に機嫌が悪くなることも。マウントを取る人の自慢話は、「そうなんですね〜」と軽く流したり、うなづいて話を聞いている姿勢を見せることで、攻撃されるリスクは防げるはずです。

3:あまり親密になりすぎない

マウントを取る人は、仕事の成績や学歴、家庭のことなどを引き合いに出してマウントを取ってきます。そのため、給料や待遇のこと、夫がどんな役職についているか、子供の進学先などが、嫉妬の対象になることも。

相手が自分よりも恵まれているとわかった瞬間、ライバル視されてしまうことも考えられます。余計なトラブルに発展しないためにも、ほどよい距離感で付き合うのが無難と言えるでしょう。

最後に

マウントを取る人は、一見気が強く自分に自信があるように見えます。しかし、本当に自分に自信がある人は、やみくもに人のことを攻撃したりしないもの。偉そうな言動の裏には、人に言えない悩みやコンプレックスが隠されているのかもしれません。

もし、身近にこのようなタイプの人がいて困っている場合は、上手な付き合い方を身につけて、ストレスを減らしていけたらいいですね。

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