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LIFESTYLE 職場の悩み

2023.12.16

【改善したい!】なぜ仕事でミスをしてしまう? 臨床心理士のアドバイスも

 

アラフォー世代になると、仕事のミスは少なくなるかもしれません。それゆえにしてしまった時の、精神的ダメージは深いものに。どのようなミスをしがちで、失敗しないためにはどう対処したらいいのか調査しました。

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誰にでも起こり得る、仕事でのミス。皆さんはミスをしたら落ち込んでしまう派ですか? それとも、気にしない派ですか? 仕事のミスは何が原因で起こり、対処法はあるのかなどの意識について、働く女性100人に調査。

【質問】あなたは仕事でミスをして悩むことはある?

「よくある」…10%
「たまにある」…35%
「ほとんどない」…35.8%
「ない」…19.2%

※アンケートは30~45歳の日本全国の有職既婚女性を対象にDomani編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

頻度に差はあれど、仕事でミスをした時に悩んでしまう人は全体の半数となりました。ではどのようなことが原因でミスをしてしまうのでしょうか。

【臨床心理士が解説】仕事でミスばかりしてしまう理由や原因とは?

ミスの原因を回答の多かった順に見ていきましょう。臨床心理士・吉田美智子さんにミスの原因について解説していただきました。

確認不足

確認の怠り、確認不足、急いだためのチェックミス、コミュニケーション不足など 多数の声が寄せられました。

Yoshida’s voice
「限られた時間の中で過不足ない確認を行うのは、ある程度の経験値が必要ですよね。反省を積み重ねていくことがミスを減らしていけると思います」

ケアレスミス

うっかりミス、思い込み、凡ミスなど、ケアレスミスで悩む人がたくさんいらっしゃいました。ミス自体は大きなものではなくても、抜けていてしまった自分にショックを受けるようです。

Yoshida’s voice
「ケアレスミスは、【あまりしない人】と【残念ながら繰り返してしまう人】に分けられるかもしれません。後者の方は自分のミスの傾向を振り返って対策する必要があるかもしれませんね」

忘れる

提出物の期限を忘れていた、忙しくて後回しにしていた案件をマルっと忘れたなど、そのもの自体がまるでなかったかのように忘れてしまっていたそう。

Yoshida’s voice
「人間誰しも忘れるということは起こり得ます。しかし忘れる回数が多くなるようでしたら、心身のキャパシティ超えや、無意識ながら『気が乗らない』と感じていることもあるので、生活の見直しをしてもいいかもしれません」

他のことを考えている

違う事を考えていた、先のことを考えながら作業していた、帰宅後のことを考えていたらミスしたなど、心ここに在らずで仕事をした結果、ミスをしてしまったようです。

Yoshida’s voice
「心配なことがある時や、単純な作業をしているときは、ついついほかのことを考えてしまいがちです。集中できていないと仕事の効率は落ちますから、優先順位をつけて割り切って仕事することも大切ではないでしょうか」

自己判断

自分の判断だけで仕事を進めてしまった、上司や同僚に相談できず自己判断してしまった、相談は必要ないと思い自分だけの判断で事を進めてしまったことでのミス。これらは説明や言い訳もできず自分に100%責任があるため、悩みも深くなってしまうのではないでしょうか。

Yoshida’s voice
「自分で判断するべきポイントと相談するべきポイントを見極めるのも、なかなか難しいですよね。『自分で考えて』などと言われて、相談しにくくなったりもします。相談もできないけど、自分の判断に自信が持てずに悩んでしまうという人には、自分がしていることを“実況中継”して上司に伝えてみる方法がオススメ。大きな声を出されれば、上司は合っていれば聞き流すし、もし注意点があればアドバイスをくれると思います。また上司からすれば部下が今何をしているか把握できるというメリットもあります」

イレギュラー

新しいことに挑戦、あまり起こらないレアな状況、不慣れな作業など、通常ではない仕事に出合った時にミスをしてしまうよう。

Yoshida’s voice
「これは、『仕方がない』と思いましょう。イレギュラーな経験を重ねていくことで、直感的に予防措置が取れるようになるものです」

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