今どきカップルが相手に最も妥協したポイントは?
お互いに全てを理解し、認めあってゴールインするのが結婚、であって欲しい。結婚するなら妥協はしたくない!でも、既婚者の聞くと無意識にでも妥協したがあったみたい。
大好きな人だし、受け入れられないことではないはず!…だけど何となく心の中で相手に我慢してしまっている自分がいることにも気付いた…と言うわけです。
今どきカップルは相手のどのようなことに妥協しているのでしょうか?妥協したポイントを聞いてみると…。
1位 容姿(24.1%)
既婚者の1/4に近い人が、妥協したポイントとして「容姿」を選んでいます。人は見た目が全て、という言葉もありますが、皆さん意外にも「容姿」に妥協されているのですね。それでも結婚に踏み切ったということは、相手に「容姿」の不満を補える、魅力的な何かがあったといえるのかも!?
2位 収入(23.6%)
2位は「収入」。こちらも1/4に近い方からの得票がありました。結婚当初は満足の行くものではなかったとしても、「収入」は将来的に変化していく可能性があるものです。その期待があるからこその妥協点なのでしょう。
3位 性格(16.0%)
3位は「性格」。得票率は2位からは少し下がって16%の得票でした。「収入」と違って、「性格」は変化の望みが薄い項目だと思います。決して高い得票率とはいえませんが、それが妥協点の3位に入ったことは意外…じゃありません?
こうして見ると、「容姿」、「収入」、「性格」という1位から3位までの妥協点は、結婚相手を選ぶときに、最も重要視する点の裏返しになっているようにも見えます。重要視するからこそ、ある程度の妥協は仕方がないということかもしれません。
「特にない」は全体の31.2%!
4位以下で10%以上の得票があったのは、4位「家事の得意度」(15.2%)、5位「住んでいる場所」(13.9%)、6位「価値観」(11.7%)、7位「家族との仲」(11.0%)、7位(同率)「食の好み」(11.0%)と続き、1桁台の得票だった8位以下は、9位「学歴」(8.9%)、10位「家柄」(7.9%)、11位「年齢」(7.0%)、12位「その他」(2.8%)となりました。また、「特にない」と答えた方は、全体の31.2%でした。つまり、残りの7割近い方は何らかの点に妥協して結婚に踏み切ったということになります。
男女別に見ると大きな差が!
「収入」を見ると、女性が男性よりも20%多く妥協しており、「住んでいる場所」においても女性の方が多く妥協していますね。逆に男性は「特にない」と思っている方が4割以上もいます。男女別に見ると、女性の方がこだわりが強いようです…。
結婚当初の妥協点も、時が経てばいつかは笑い話に。
何事にも妥協は付きもの。結婚もまた例外ではないよう。妥協を認めず、完璧だけを求めていたら、物事はなかなか前に進んでいかないということを、今回のアンケートは物語っていたのではないでしょうか。小さな不満のために歩みを止めるより、それを乗り越えて前に進んでいくことが何よりも大切! 既婚者の皆さんのそんな声が聞こえてくるようなアンケートでした。
「幸せは、祝福されると記念日になる」。
結婚は人生における大きな一歩です。少し大げさに聞こえるかもしれませんが、その一歩を踏み出すために必要なのは、勇気と決断力。全体の7割以上の人が結婚する際、妥協したポイントがあることに驚きましたが容姿・収入・性格等全てがパーフェクトな人を探すのは逆に難しいですよね。たとえ何かに妥協して結婚したとしても、その妥協点をいつか笑い話にできるなら、「幸せな結婚」といえるのではないでしょうか。
■調査概要
調査方法:インターネット調査
調査対象:全国23歳~39歳 男女1,236名
調査期間:2017年4月4日~4月5日
出典:アニヴェルセル総研