緑のカーテンにする
2つ目の「烏瓜」の利用方法は、緑のカーテンにすることです。「烏瓜」は、暑さに強い植物で、生命力もかなり高いです。葉も大きく初心者でも育てられるので、夏の暑い日差しを遮ってくれる緑のカーテンとして活躍します。
緑のカーテンを作る場合、蔓用のネットを準備します。壁になるように窓際に沿わせて設置しましょう。そこにプランターに植えた「烏瓜」を置いて育てれば、自然と伸びてカーテンのようになります。
ただし、放置すれば勝手にネットに絡まるわけではありません。蔓とネットを紐で結んで、絡まりやすいように誘導してあげましょう。
金運が上がるお守りにする
3つ目の活用方法は、金運が上がるお守りにすることです。実は「烏瓜」の種は縁起がいいものとして知られています。理由は3方向に突起しており、この姿が大黒様のお腹や打出の小槌に似ていると言われているからです。
「烏瓜」の種を財布に入れておくことで、金運が上がるとされています。宝くじと一緒に置いておくと、良い結果を呼ぶともいう説や、。誰にも気づかれないように床下に隠すと、お金持ちになれるという言い伝えもあります。
「烏瓜」を種から植える際には、少し残して持っておきましょう。
生薬として活用する
4つ目の活用方法は、生薬として利用する方法です。利用する部分は、根っこと果肉です。「烏瓜」の肥大した根っこを乾燥させたものは、「王瓜根(おうがこん)」と呼ばれます。発熱や便秘の改善などに効くとされている成分です。
「烏瓜」の果肉は、しもやけやひび割れの改善が期待できます。根っこの利用は難しいかもしれませんが、果肉は実がなれば利用できます。クリームが手元にないときはぜひ利用してみてください。
「烏瓜」を育ててお守りやカーテンとして活用しよう!
「烏瓜」とは、ウリ科の植物です。多年草で同じ場所で自生する特徴があります。由来はカラスが関係している説が有力ですが、実際にはカラスが好んで食べるわけではありません。
また「烏瓜」の花言葉は「よい便り」や「誠実」などプラスなイメージの言葉が多くあります。育て方は比較的簡単で、日が当たる場所で育てて、水やりをこまめにすれば問題ありません。
自分で育てて、料理の食材に使ったり、緑のカーテンとして有効活用できるとよいですね。
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