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2022.03.30

舞台『魔法使いの約束』で注目の的! 俳優・和合真一さんインタビュー

舞台『魔法使いの約束』でフィガロ役を演じる和合真一さん。会社員経験があり、グラフィックデザイン(デザイナー職務歴7年)が得意で、趣味のカメラはプロ級の腕前。映像制作・編集も行うという多彩な人。舞台についてのお話や、私生活が透けて見える一問一答までロングインタビューをお届けします

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4月から舞台『魔法使いの約束』第3章がスタート

――公演が決まった時の感想を聞かせてください

第3章は第2章のときから決まっていたことですが、やっぱりうれしかったですね。第2章は第1章の紹介や新しいメンバーの紹介があり、謎を残して第3章に続きます。だから第3章への期待度はすさまじいものがあると思うんです。自分たちも楽しみでありつつ、お客様の期待に添えるように頑張らなきゃいけないなというプレッシャーも大きい。気概を持って挑んでいきたいなと思っています。

――シリーズ物を演じる上で意識することはありますか

自分自身が世界観に溶け込むというか、自分がその作品の一番のファンでないと成り立たないと思っています。原作のファンでもありつつ、自分がその世界観に浸る。そうじゃないと、伝わるものも伝わらない気がしています。キャラクター自身を愛していると、シリーズとしてやりやすくなってきますし、お客様からも愛してもらえるキャラクターに仕上がると思うんです。

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――原作とイメージが違うということを気にされたり、考えたりしますか

やる上ではあまり気にしていないかもしれません。もちろんファンの方の目線は気にしますが、どうしても少なからずそういう(イメージと違うという)意見は出てくるもの。全ての人の思い描いた通りにはできない。だけど、「イメージと違う」と感じていた方の思いを覆し、舞台は舞台ですごく良かったとその世界に浸っていただき、舞台として愛していただけたらなと思っています。

そのいい例が『おそ松さん』。絶対実写化なんかできないと言われていましたが、舞台を楽しんでいただいた方から口コミで広がり、観るのを敬遠していた方達にも観ていただけました。これって本当にすごく嬉しいことですし、「キャラクターを演じるのが和合くんで良かった」「自分が想像していた通りだった」「原作からそのまま飛び出して来たみたい」などとおっしゃっていただけるとやりがいを感じます。作品のファンの方の声も大事にしながら、舞台は舞台でという考え方も大事にする。いい塩梅を見つけ出しながら、演じているかもしれません。

――第3章の見どころは?

ゲームをやっている方はご存じかもしれませんが、秘密がいろいろと明らかになるシーンもあります。切ないシーンもあり、感情をどう表現しようかなと悩んでいます。過去二作に比べて、結構ダークな部分があるというか、シリアスになっていくんです。戦いがメインになってきたり、第2章で謎だった部分が第3章で明らかにもなります。魔法使いたちがどう戦っていくのか、戦いや謎解きがメインになってくるので、非常に見応えのある第3章になるんじゃないかなと思います。

――第2章の思い出で、初出しエピソードはありますか

映像では結構話しているんですが、インタビューとしては初めてかな?僕、カメラが趣味なので、みんなで衣裳の格好で自撮りとかペアショットを撮ったりしているんですけど、現場に本格的な照明機材を持ち込んで撮ってました(笑)。

階段とかでも撮るんですが、階段って暗いじゃないですか。だからわざわざ階段まで延長コードを使って照明をセットしてそこで撮って…。画角もインカメにして『ここでこう撮って』みたいな指示を出して、まさにブロマイドのような感じで撮影していましたね。先日、『遅れてきたスペシャルカーテンコール』(オンラインイベント「マツリー vol.2」にて行われた、「舞台『魔法使いの約束』×ステージナタリー 遅れてきたスペシャルカーテンコール」)というイベントで『まほステあるある』的な流れで、『和合さんだけ自撮りレベチ』みたいな(笑)ということを言われてましたね。演者のみなさんから『販売していいレベル』と言ってもらえました(笑)。制作目線でなく、キャラクター目線で撮ると違うのかもしれませんね。これからも僕なりの世界観を大事にした自撮りショットを皆さまにお届けすべく、iPhoneで撮る究極の一枚を目指していきます。

僕が教えたアプリを使ったり、撮り方を実践してみんなも写真上手くなったね!って言われることが増えたみたいです(笑)。スタッフさんに「上手な撮り方を和合さんに聞いてきな!」って言われていろんな人が聞きに来るっていうこともちょこちょこあります。

和合真一さんに一問一答!

――バッグの中に必ず入っているものは?

自撮り棒ですね(笑)。

――この間、Twitterでどこかに自撮り棒を忘れたと言っておられましたが

そうなんですよ。自撮り棒のリモコンを忘れて行っちゃって。後はこの前折りたたみ傘だと思って取り出したら自撮り棒だったということがありました(笑)。大体、スティック状のものは似てるじゃないですか。さそうとしたら自撮り棒だったんですよね(笑)。鍵と財布と自撮り棒がバッグの中身の三種の神器です。

――愛用カメラのお気に入りポイントは?

ソニーのα7Ⅲを使っています。写真のお仕事を貰えるようになっていて、BSフジの『ニッポン美景めぐり』の番組もカメラ片手に旅をするので使い勝手の良いものを選ぼうと思い、ハイスペック過ぎず、低すぎずというスタンダードなところで、本当に良いとこ取りをしているカメラなんです。

――数時間ぽっかり時間が空いたら何をしますか?

いつも同じ話になってしまうんですけど、それこそ自撮りとか(笑)自撮りというよりは、自分研究ですかね。僕、SNSは書類選考だと思っているんですよ。やっぱり会っていただけるオーディションにたどり着けなければ意味がないので。僕は、ナルシストなわけではなくて、あくまでも〝素材・商品〟としていかに表向きに良く見せるか、和合真一の良いところをいかに引き出すかと考えているので、そういったスキルをSNSに活用するのに時間を割きたいなと思っています。

――最近のストレス発散方法は?

あんまりストレスを抱えることがないんです。したいことができないというストレスってあると思うんですけど、できなければ違うことを考えるという考え方で、窮屈な思いを自分がしないように、周りにさせないようにどうしたらいいのかというのを常に考えています。基本ポジティブなんですよ。ひとつ何かあげるとしたら…おうちカラオケですかね。

――何を歌うんですか?

声が低いので福山雅治さんの曲や、昭和歌謡が多いです。

――最近怒ったことは?

最近というと、小学4年生とかになっちゃうけど、大丈夫ですか(笑)。最後に怒ったのは多分小学4年生なんですよ。記憶的にはその時にブチギレた記憶があって、それ以来怒った記憶がないんですよ。

――自分の一番好きなところは?

ポジティブな部分だったり、自分を客観的に見られるところです。僕自身、サラリーマンを経て俳優になったので、自分を商品や商材として見れますし、コンサルタントという経験もあるので、自分をコンサルするというか、自分自身を売るためにどうやっていくか…。マネージャー目線やお客様目線やファンの方目線というのを常に考えているので、それはなかなか普通の俳優さんにはないところかなと思います。

――この仕事をしていなかったら、何をしてたと思いますか?

物事に縛られるのが苦手なので一つの業種にこだわらず多角的に色々とやっていたんじゃないかと思いますね。今も、俳優というのにとどまらず、カメラとかデザインとか多方面に色々やっていきたいと思っているので、その根本は変わってないのかなと思います。

――ご自身を漢字一文字で表すと?

『愛』ですかね。理由は特に考えてなかったんですけど(笑)。全ては『愛』で繋がっていると言いますか、愛を与える側でもありつつ、愛を受けとる側でもありますので、対等な愛の関係性で、常にありたいという僕自身のスタンスです。ただ、愛の探究者でもありますので、本当の愛はまだ見つけられていません。みんなに愛を分け与えすぎちゃったんですかね?

――最近一番テンションが上がったことは?

さっきは怒らないと言いましたけど、僕はあまり感情の起伏がなくて、テンションも特別上がらないんですよね。やっぱり、Domaniの取材が決まったことです(笑)。

――なんか言わせたみたいになってすみません

――みんなが知らないかもしれない和合さんの秘密を教えてください

対外的には、分け隔てなくコミュニケーションを取るし、コミュ力オバケと言われがちなんですけど、根本は人見知りだったりとかするんですよね。ある程度探りつつ当たり障りのない感じというか。別に和合真一というキャラクターを作っているわけではないんですけど、裏表がないからこそ、相手にとってもそれを感じさせないように見えていると思います。

でも、実質は和合真一っていうキャラクターをやりつつ接しているので、根本には人見知りというのがあるかなと。あと、寂しがり屋だったりしますね。1人でも生きて行けそうって言われますけど、意外と誰かと一緒にいないと、誰かに助けてもらわないと生きていけないタイプです。

――部屋のお気に入りのインテリアは?

『タリアセン2』というフランク・ロイド・ライトがあるんですけど、名作で、以前は寝室に置いていたんですけど、今はリビングに置いています。存在感がかなり強いので、これに合わせてインテリアを作っています。元々インテリアがすごく好きで、時間とお金をすごくかけてるんですよ。自分の居心地の良い空間を作るというので、友達とか来た時も『おしゃれだね』と言ってもらえます。インテリアがすごく映えてるので、お気に入りです。あとは自分が18個映る鏡があります(笑)。カーブミラーみたいな鏡が色んな大きさで18個ついている鏡があって、それも海外発注で届くまでに3ヶ月かかったんですけど、めちゃくちゃ大きいやつで、それが壁に立てかけてあります。

――「僕、意外と〇〇なんです」

さっき話しちゃいましたが、人見知りなんです。それと寂しがりやですね。

――長所と短所を教えてください

長所はポジティブなところ。短所は動かない、運動しない、面倒くさがりや、人に頼りがちとか(笑)。結構人様とのご縁とか助けで生きてきているので、そういうのを大切にしつつ、やっぱり自分じゃ出来ないことが結構多かったりして。前は新幹線のチケットを自分で買ったことがないからやり方を聞きました。手伝おうかって言ってもらったんですが、『頑張ります』って言ってやりました。飛行機も1人で取ったりしました。

――『はじめてのおつかい』ですね

そうなんですよ。旅行とか行くにも、友達がプランニングしてくれて、チケットも取ってくれる。行けばいいから自分で企画したりチケット取ったりというのがあまりないので、これからは自分でね…。これからっていってももう今年で36歳になるんですけど(笑)。みんなが知らないことを知っているんですけど、え?それ知らないの?ということを知らなかったりするんです。ファミリーレストランのドリンクバーのやり方も知らなかったです。ちょっと特殊な人かもしれません(笑)。

 

――得意料理は何ですか?

あ、運転と料理はしてもらうものだと親から教わっているので…冗談です(笑)。ステイホームのときは、インスタ映えする料理を作っていました。すごくこだわっちゃうんですよ。例えばクラムチャウダーを作るときでも、処理済みの材料を使わず、貝の砂抜きから始めたりとか、エビの背ワタ取りから始めたりとか。こだわるところはこだわるけれど、別に誰に食べさせるわけでもないみたいな。普段よく食べるのはパスタ系なので、パスタソースとかはたまに自分で作りますが、基本簡単なものしかだけですね。納豆とか(笑)。

――寝る時は何を着ますか

何も着ないです。寒いですけど、健康のために。夏は本当に何も着ないし、冬も極力少なくっていう感じですかね。あ、でもシルクのテロテロのパジャマは持ってます。何を血迷ったか伊勢丹で買っちゃって、パジャマなのに5万円くらいしちゃって…。

――気になっているモノ、人はありますか

人にはいつも興味があって、やっぱりご縁を大事にしていますし、僕が良いご縁のきっかけになればいいなと思って、その人の内面とかをすごく見るので、常に人間観察しています。
あとはさっきもお話ししましたがインテリアが好きなのでいろいろと見ています。最近もすごく良いソファを買ったんです。家電も好きなのでテレビとかもすぐに買い換えたい欲があって。今は55インチのテレビなんですが、次は65インチの有機EL欲しいなとか。気になってるのはソニーのA80Jですかね(笑)。

――最後の一問…なんでそんなに器用なんですか?

それは神様が二物も三物も与えたからじゃないですか(笑)。それはすいませんって(笑)。でも、常に物事に関心を持っているからですね。人間のセンスや感性は後からついてくるというか、備え持っているものや環境から得るものがすごく大きいと思うので、とりあえず良い環境にいる、良い人に恵まれる、あとは例えば、コンビニとかでジュースを手に取ったとしたら“なんで自分はこれを手に取ったんだろう”と、常にアンテナを張るようにしていて、感性を養い、それをいろいろなものに応用していくようにしています。デザインもそうだし、カメラもそう。本当に器用な部分と不器用な部分と両極端なんですが、感性を活かせる部分に関しては色々活かしていきたいなと思っています。


インタビュー中、「相変わらず声が良いですね」というと、レコーダーに向かって「ありがとうございます。ありがとうございます!和合真一です!」とわざとコメント言ってみたりとお茶目な和合さん。動画撮影中は私物のカメラを撮影させていただきたいとお願いしてあったのですが、大事な自撮り棒も撮らせていただきました。バッグが信じられないくらい重く、「これ持ち歩いているんですか」と聞いてしまったほど。カメラ機材&自撮り棒が非常に重く、これらを持ち歩いているから小荷物派にはなれないそうです(笑)。

和合さんのバッグの中身、三種の神器

カメラとジンバル、自撮り棒にセルカレンズ。これらが入っているため、バッグは大きいものが基本ですごく重いそうです。

舞台『魔法使いの約束』第3章

<日程・劇場>
東京・天王洲 銀河劇場
2022年4月23日(土)〜5月8日(日)
愛知・アイプラザ豊橋
2022年5月13日(金)~5月15日(日)
京都・京都劇場
2022年5月20日(金)〜5月22日(日)

<出演>
【中央の国】
オズ:丘山晴己、アーサー:北川尚弥、カイン:岩城直弥、リケ:新谷聖司
【北の国】
スノウ:奥田夢叶、ホワイト:田口 司、ミスラ:鮎川太陽、オーエン:神永圭佑、ブラッドリー:中村太郎
【東の国】
ファウスト:矢田悠祐、シノ:田村升吾、ヒースクリフ:加藤大悟、ネロ:坪倉康晴
【西の国】
シャイロック:山田ジェームス武、ムル:橋本汰斗、クロエ:皆木一舞、ラスティカ:森田桐矢
【南の国】
フィガロ:和合真一、ルチル:大海将一郎、レノックス:白柏寿大、ミチル:今牧輝琉
ノーヴァ:井澤勇貴
真木晶(賢者):新 正俊、クックロビン:星乃勇太、ドラモンド:平川和宏、ニコラス:佐々木 崇、ジュード:坂口湧久
ヴィンセント:今 拓哉
ほか
<主催>
舞台まほやく製作委員会

公式サイト
https://mahoyaku-stage.com/

俳優

和合真一

グラフィックデザイナー歴7年を経て、2014年より本格的に芸能活動を開始。『おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S SHOW TIME~』(十四松【F6】役)『文豪とアルケミスト』(江戸川乱歩役)など数々の舞台出演の傍ら、TVドラマや映画にも出演。「ニッポン美景めぐり」(BSフジ)ではレギュラーナビゲーターも務めている。映像制作では演出から撮影・編集まで全てをこなし、HPの制作やグラフィックデザイン、自身の作品の写真展を開催するなどマルチな才能をみせている。

 

撮影/黒石あみ 取材・文/岡野亜紀子

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