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2022.06.01

町田啓太「刺激的で夢のような時間だった」|映画『太陽とボレロ』東京プレミア詳細レポート

 

Domaniの連載が大好評の町田啓太さんも出演! 6/3に公開を控える映画『太陽とボレロ』の完成披露試写会の様子を詳細にレポートします!

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チームワークの良さがうかがえた『太陽とボレロ』東京プレミア

――(司会。以下同)映画『太陽とボレロ』は水谷豊さんの監督・第3作となります。本作でも、自ら脚本を手がけました。その題材としたのが、地方都市のアマチュア交響楽団です。 そこで繰り広げられる音楽を愛する人々の人間模様を時にシリアスに、 そして時にユーモラスに描いた作品。

そして本日の上映会は、高円宮妃久子殿下にもご臨席を賜っておりまして、皆様と一緒に、作品をご覧いただきます。 高円宮妃久子殿下は、「日本アマチュアオーケストラ連盟」の総裁でもいらっしゃいます。 さあ、それでは監督・キャストの皆様にご登場いただきましょう。 まず、石丸幹二さん、町田啓太さん、森マリアさん、水谷豊監督です。そして最後に主演の檀れいさんのご登場です。大きな拍手でお迎えください。

大きな拍手が沸き起こる中、笑顔で登場するキャスト陣。凛とした印象で美しさが溢れる檀さんや、客席をキラキラした笑顔で見渡す町田さんがとても眩しい!

――それではまず、ひとりずつご挨拶をお願いいたしましょう。それでははじめに花村理子を演じられた檀れいさん、お願いいたします。

檀れい(以下、檀。敬称略):みなさま、こんばんは。檀れいです。 本日は、『太陽とボレロ』東京プレミアムにお越しくださいまして、ありがとうございます。この作品は2020年に撮影するはずでした。ですが、コロナ禍ということもあり、一年延期して昨年、2021年に撮影をし、そして今年2022年6月3日から公開いたします。その公開に先駆けて、本日皆様には、東京プレミア先行上映会ということで、本当に今ドキドキわくわく、幸せな気持ちでいっぱいです。2時間13分、 とても素敵な物語になっていると思います。皆さん、最後までどうぞ楽しんでください。本日はどうもありがとうございます。

――続きまして、鶴間芳文を演じられた石丸幹二さん、お願いします。

石丸幹二(以下、石丸。敬称略):はい。皆さん、どうもこんばんは。石丸幹二です。この映画はですね、クラシックの音楽が溢れています。私もクラシックをずっと学生の頃からやっておりまして。撮影期間中ですね、こんなに素敵な音楽に包まれた毎日を過ごしたことは、一生忘れないと思います。(水谷監督に向かってお辞儀をしながら)水谷監督、ありがとうございます。 今日は皆さま、映画が始まってから終わるまで、もうすばらしい音楽が皆さまを包んでくれます。その音楽に委ねて素敵な人間物語を体験してください。どうぞよろしくお願いいたします。

――続きまして、田ノ浦圭介を演じられた町田啓太さん、お願いします。

町田啓太(以下、町田。敬称略):(会場を見渡し、大きな声で元気よく)皆さま、こんばんは!町田啓太です!本日は足を運んでくださいまして、本当にありがとうございます。僕はですね、今回トランペット奏者に挑戦させていただいたんですけれども、実は小学校の鼓笛隊で少しだけ…少しだけ鳴らしたことがありまして。まさか、またこうしてトランペットと縁があるとは、思いもしませんでした。本当にうれしく思っております。皆さん、今日はありがとうございます。 あとはですね、本当にこの作品はもうなんて言うんでしょうか? 水谷さんの心の中を映したような、本当に暖かくてユーモア溢れる作品です。自分も出ているんですけども、大好きな作品です。ぜひ皆さんに今日その映画を観ていただけるということで、存分に楽しんでもらえればと思います。本当に今日はありがとうございます。

――続きまして、宮園あかりを演じられました、森マリアさんお願いします。

森マリア(以下、森。敬称略):皆さま、こんばんは。森マリアです。 (弾ける笑顔で)緊張で口から心臓が飛び出そうです。私はバイオリンを担当させていただきました。今回、映画初出演という俳優人生にも記憶に残るこの作品の舞台挨拶を皆さまの前でこうして迎えられたこと、本当にうれしく思います。今日はどうぞよろしくお願いします。

――では、本作の監督・脚本を務められました水谷豊さん、お願いいたします。

水谷豊(以下、水谷。敬称略):『太陽とボレロ』の監督、脚本をやらせていただいてます、水谷豊です。監督・脚本と紹介されましたけども、実は僕、ちょっと出ています(笑)。もうひとつ、 先ほど檀れいさんが“2時間13分”とおっしゃってましたが、正しくは2時間13分11秒です(笑)。

檀:笑

――ありがとうございました!。こうして東京でのプレミア上映会を無事迎えることができました。そして公開まであと2週間となりましたけれども、今のお気持ちはいかがでしょうか?まず檀さんから。

檀:そうですね。うれしいなと!自分の手元から旅立っていくちょっとの寂しさと、でも、 みんなでいろんな思いを込めて作った作品ですので、ひとりでも多くの方に観ていただきたいですし、かわいがっていただきたいですし、 とても複雑な気持ちがします。

―― 監督はいかがでしょうか?

水谷:やはりあの、撮影に入ろうとした時にコロナ禍で1年、延期になったわけですけれども、その時にたくさんの作品が延期や中止になっていたんですね。我々もこの先どうなるんだろうと思って。思い出すと今、作品が完成して感激しています。

――さて、キャストの皆さんにおうかがいしていきます。水谷監督の“水谷組”はいかがだったでしょうか?そして監督の演出で印象に残ってることがあればお聞かせください。では、まず檀さんからお願いします。

檀: そうですね。 水谷監督は、俳優(として作品に出られる)の時もそうなんですけれどもね。まずはみんなにグータッチで、「おはよう」と挨拶するところから始まります。スタッフの若い人達にまずご挨拶して、私たちもご挨拶して、それが朝の一番の儀式のような感じなんですけれども、そのグータッチからいただくエネルギーが本当に大きくて、「よし!今日も一日頑張るぞ」と。監督としての水谷さんは、「どこからこんなアイディアが生まれるの?このユーモアのセンスはすごいなあ」と演出を受ける度に、もう刺激とドキドキとワクワクと、いろんな感情が入り交じって本当に毎日楽しい現場でした。終わる頃にはまだ終わって欲しくないと現場の誰しもが思うぐらい、本当に楽しい現場を過ごさせていただきました。

――石丸さんはいかがですか?

石丸: 水谷豊さんは別のドラマで最初ご一緒させていただきまして、その時にも感じたんですけども、一緒に共演している私たちの心をホワッと緩ませてくれるんです。まるでね、「北風と太陽」の太陽のような。今回の作品のタイトルにもなっておりますけども、「水谷豊とボレロ」という感じですよ。

水谷:笑

(会場中から大きな拍手!)

石丸:ちょっとね、何を言ってるんだと思うかもしれませんけど、でもご覧になっていただければわかります。水谷さんワールドがあるんです、この映画は。檀さんもおっしゃってましたけども、一緒にいるスタッフとして俳優として、そこに参加してくださるエキストラとか皆さんの心をパーッと緩ませてくれる。それが水谷豊さんの一番好きなところだし、ここに参加してよかったなと思うところでした。

――本当に温かさが伝わってきます。 町田さんはいかがですか?

町田:(水谷さんのほうを向いて)いやーもう檀さんもおっしゃってましたけど、アイディアを毎回現場でいただく、その時間がもう本当に楽しくてうれしくて(満面の笑み)。演出を水谷さんが考えられて、僕のところに言いにこられるときにちょっと含み笑いをされているんです。それに対して何もまだ聞いていないのになぜだか僕も笑ってしまい…(笑)。ふたりでずっと笑っているという場面が結構あったんですけども、本当にそれぐらい楽しみでしたし、毎回、毎回刺激的でこんな時間をずっと過ごせたらいいなと本当に思うぐらい夢のような時間でした。

――そして、森さんは映画が初めてということでいかがでしたか?

森: 本当に不安はたくさんあったんですけれども、水谷監督の演出は実際に芝居を演じて見せてくださるんですよ。だから、こういうふうに演じたらいいんだっていうのも大スター自らが見せてくださるので、そのイメージを一緒に共有してくださって本当に助かりました。しかも、皆さんすごく温かいのでこんなに楽しい現場って本当にあるんだなと思いました!

――では、本当に最初からいいスタートなりましたね。ありがとうございます。で、そんなみんなのお話を聞いて監督はいかがですか?

水谷:いやあ、そんなことを皆さん思ってらっしゃったんだと知って、どうして現場で言ってくれなかったのかなって(笑)。

(キャスト陣、大爆笑!)

水谷:これは冗談ですけどね。いや僕は、皆さんにその監督としてやらなきゃいけないときに、どこに行きたいのかっていうことを皆さんに伝えなきゃいけない。そのイメージを伝えているだけで、あとやってくださるのは皆さんです。だから、撮影は皆さんがやってるのを見て楽しいっていう印象が一番強かったんですね。いやあ、皆さんありがとうございます。

(お辞儀をし合う、水谷さんとキャスト陣。和やかなムードでチームワークの高さがうかがえます)

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