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WOMEN女妻母、働くいい女のある日、ある瞬間

2018.05.26

『海外駐在経験で知った大切なこと』女・妻・母~今月の女:古河悠子さん

女として、妻として、母として、それぞれのステージで働く女性の生き方をクローズアップ。Domaniで連載中の魅力あふれる女性たちの姿をお届けします!

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33歳から5年間のロンドン駐在で〝個〟であることの大切さを改めて認識しました。

今月の女:古河悠子さん
株式会社みずほ銀行
金融法人第二部 上席部長代理・40歳

何ものにもとらわれず、自由に生きるための力を備える

40歳は、ひとつの転機。新たなフェーズをどう生きるか腹をくくり、人生100年時代の働き方に思案する。みずほ銀行で総合職として勤務し、地方銀行の課題解決のソリューション提供のため日々尽力する古河さんも、岐路に立つひとり。

「人間、20年くらい働いていると“勤続疲労”もたまりますよね。一度切り替えて、学び直すことも大切だと思うんです」と、ゆったりかまえる。志望者から選抜され、7月からMBA取得のためアメリカの大学院に留学する。会社からの選抜といえども受験で合否が決まるため、昨年から準備を始めて予備校にも通い、地道に勉強を重ねてきた。その努力が実り、晴れて合格。留学準備の勉強は今も継続している。

「〝私の人生、これからどうなるんだろう?〟という気持ちも、もちろんあります。でも、どうにかなるかなと。40歳になって1年も勉強に専念できる機会に十分に感謝しつつ、現地での生活を享受したいなと思っています」

海外での生活は、33歳から5年間のロンドン駐在経験がある。帰国子女でもなく留学経験もない。それでも海外赴任に抜擢されたことについて〝女性活躍時代の要請だったり、制約なく働ける人材だったからでは〟とクールに振り返る。当初は不自由だった英語も、サバイバルイングリッシュさながら、ロンドンの現場で習得してきた。言わなければ通じない、忖度など通用しない世界にもまれて、意見をはっきり口に出すように変化したという。

「空気を読む日本の文化で育ったのが、ロンドンでは、言えば助けてくれるけど、言わなければ放っておかれる。最初は少し驚きました。でも、それがすごく心地よかったんです。赴任前に同時爆破テロ事件が起こり、公共交通機関は危険だと判断した人々が、一斉に自転車通勤し出したという話を聞いたことがあって。自分の身は自分で守るという価値観も非常にしっくりきたんですよね。また、現地の同僚が業務にメリハリをつけて定時に帰宅し、プライベートを楽しむ働き方にも影響されました。私も、仕事は合理的に、何ごとも自分で責任をとる意識が高まりましたし、ひとりでも生きていけるような知識やすべを習得しておこうと意識するようにもなりました」

精神面はもちろん、経済面でも自分で自分を支えるスタンスを重視している古河さん。今後の展望についても明快だ。

「ひとりであることが大事だなと思うことがよくあります。自分がやりたいと思ったことやスケジュールを遂行しやすいですし。仕事を頑張ったうえで、好きな場所で、会いたいときに会いたい友人とオフも楽しむ。自分がいきいきできる環境に身を置きたいんです」

Profile
ふるかわ・ゆうこ/1977年、神奈川県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、現(株)みずほ銀行に総合職として新卒入社。市場関連の数部署を経て、33歳から5年間ロンドンの現地法人に勤務。38歳で帰国、現部署へ。駐在時代は自由な服装で勤務していたため帰国後は通勤服選びに迷い、以降、オフィスではコーディネートに迷わないワンピースを愛用。趣味は自宅で友人とワインを楽しむこと。夏からアメリカにMBA留学の予定。

Domani2018年5月号『女[独身]、妻[既婚子供なし]、母[子供あり]Catch! 働くいい女の「月曜13時』より
本誌撮影時スタッフ:撮影/真板由起(NOSTY) ヘア&メーク/今関梨華(P-cott) 構成/谷畑まゆみ


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