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2023.12.02

「ご自愛ください」は年賀状に使ってもOK?言葉の意味や使い方を解説

「ご自愛ください」は、年賀状やあいさつ文で、結びの言葉として使われる表現です。「ご自愛ください」の意味や使い方を知り、正しく使うようにしましょう。言い換え表現や注意点も紹介しますのでぜひ参考にしてください。

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「ご自愛ください」の意味について

「ご自愛ください」の「ご自愛」にはどのような意味があるのでしょうか。使う目的や注意したいことも知っておきましょう。

レターセットや切手をテーブルに並べて手紙を書いている女性の手元のイラスト

「ご自愛ください」はどんな意味?

「ご自愛ください」の「ご自愛」には、その漢字が示す通り「自分を愛する」「自分を大切にする」という意味があります。

よって、「ご自愛ください」は、「自分と自分の体を大切にし、健康に気を付けて過ごしてください」「自分の体を大切に過ごしてください」というような意味合いになります。

「ご自愛ください」を使う目的は

「ご自愛ください」は、自分に対してではなく相手に向けて使います。「自分を労り、大切にしてください」「健康に気を付けて自分を大切にしてください」というように、相手が健康で元気に過ごせることを願い、労う目的で使うことがほとんどです。

「ご自愛ください」は、年賀状や季節のごあいさつ以外に、ビジネスシーンでもよく使われています。いずれの場合も、文章を締めくくる結びの言葉として用いられます。この一文があることで、相手を労い思いやる気持ちや心遣いをシンプルかつ丁寧に伝えることができます。年賀状にもうまく活用し、相手に気持ちを伝えましょう。

「ご自愛ください」を使うときに注意したいこと

「ご自愛ください」を使うときは、以下のことに注意しましょう。

夕焼け空に映える富士山、眺めている2匹のうさぎ

「お体を」という言葉はつけない

「ご自愛ください」という言葉には「自分の体を」という意味が入っていますので、「お体を」とつけると重複した表現になってしまいます。「お体を」という言葉はつけないようにしましょう。

相手の立場によって表現を工夫する

「ご自愛ください」はあらゆる年代に対して使える言葉とされています。目上の方はもちろん、普段あまり会えない人や目下の方に使っても失礼にはあたりません。また、季節も選ばないため、いつでも使うことができます。暑さや寒さが厳しい時期、季節の変わり目などは体調を崩しやすいため、相手の健康を気遣う気持ちを込めて使うとよいでしょう。

ただし、目下の方に向けて使うときは、表現を少し工夫することをおすすめします。人によっては、「~ください」という表現に違和感を覚えることも。この場合は、文末を「~くださいませ」にすることで、優しさや柔らかさを感じさせることができるでしょう。

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