崩れにくい・簡単・盛れる・マンネリ脱却! ツイスト編み飾りのひとつ結び
髪を後ろでひとつにまとめて結んだアレンジは、みなさん1回は必ずやっているはず。手っ取り早くできて髪が邪魔にならないひとつ結びは便利ですが、シンプルすぎて特別感はあまりないですよね。ヘアアクセで華やかに見せることはできますが、残念ながらいつもと印象はあまり変わらない。
マンネリ感を解消してセンスのいいひとつ結びを目指すなら、ちょっとしたテクニックをプラスするのがおすすめ。サイドにツイスト(ねじり)編みを仕込んだひとつ結びは盛り感が出て後ろ姿美人になるだけでなく、リッチなイメージになるためフォーマルな場のアレンジとしても使えます。正面からはきちんと見えして髪が乱れにくいので、オフィスではもちろん、例えば子どもの授業参観や受験の面接の際に取り入れてもいいかも!
さっそく作り方を紹介します。
1.アレンジ前に全体を巻いておく
後で結んでしまうため、適当&無造作な巻き方でOK。巻いておくと髪に曲線がつき、結んだ毛先にニュアンスがついたり、表面の髪をつまみ出す時も陰影のある立体感が生まれたり、アレンジが崩れにくかったりといいことずくめです。
巻き方はこちらを参考に!
2.サイドの毛束を残してひとつ結びに
耳のラインより前の髪を残して、他は後ろでひとつ結びに。結び目が高いとカジュアルな印象になり、結び目が低いと落ち着いたイメージになります。その時の気分によりけりですが、フォーマルな場やオフィスシーンではやや低めの結び目がおすすめです。
3.サイドの毛束をツイスト編みにして巻きつける
残しておいた耳前の髪は、2束に分けてねじるツイスト編みにします。ツイスト編みはゆるみがちなので、程よく強めに編むのがコツ。
毛先近くまで編んだら、ひとつ結びの結び目に巻きつけてピンでしっかり固定します。毛束がほどけないよう、毛束と地の髪をきちんとピンで挟むこと(毛束だけ挟んだり、地の髪だけ挟んだりしないように)。逆サイドの毛束も同様に行います。
4.表面の毛束をつまみ出す
結び目を手で押さながら、後頭部やツイスト編みした毛束の表面の髪を少しずつつまみ出します。後頭部にはふくらみが出るよう、編んだ毛束にはこなれ感が出るようにするのが目的です。結び目を手で押さえるのは、髪をつまみ出しやすくしつつ形を乱れにくくするためのポイント。最初にたくさんつまみ出してしまうと戻せないので、少しずつつまみ出しましょう。
つまみ出す前と後を比べてみるとこんな感じです。つまみ出した後は表面にデコボコした立体感ができ、こなれるのがわかります。
できあがり!
三つ編みもできない人におすすめなツイスト編みは、とっても簡単。ヘアサロンに行くまでもないけれど素敵に見せたい時、ヘアアレンジ初心者でも取り入れやすいアレンジ。ぜひ試してみてくださいね。
撮影/田中麻以 ヘアメイク/本木亜美(GARDEN) モデル/浅野里絵(Domanist) 構成・動画作成/斉藤裕子