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LIFESTYLE イベントレポート

2022.12.13

ATEEZ「夢の舞台に連れてきてくれてありがとう」感動&圧巻のライブレポート

12月11日と12日の2日間、幕張メッセ 国際展示場 9~11ホールにて2回目となる日本単独コンサート「WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] IN CHIBA」を成功裏に収めた、世界的に注目されている次世代K-POPボーイズグループ 「ATEEZ(エイティーズ)」。全日程30,000席を即完売させた熱狂のライブの様子をレポートします。

「このステージをATEEZのファンで埋め尽くしたい」という願いを叶えたATEEZの幕張2DAYS公演

ATEEZ(エイティーズ)

韓国発・8人組のボーイズグループ。2018年10月にミニアルバム「TREASURE EP.1 : All To Zero」で韓国デビューし、 2019年12月にアルバム「TREASURE EP. EXTRA: Shift The Map」で日本デビュー。 従来のボーイズグループとは一線を画す、メンバー個々のスタイルを強調したダンスパフォーマンスの高さは群を抜くレベルを誇り、 アメリカのビルボードチャートをはじめ各種チャートでもその人気を証明している。
2021年には『日本で最もつぶやかれた K-POP アーティスト』TOP10 にランクイン。2022年1月よりワールドツアー「THE FELLOWSHIP : BEGINNING OF THE END」を開催。韓国のみならず世界各国から注目を集めている。

メンバーはキャプテン(リーダー)のHONG JOONG(ホンジュン)、SEONG HWA(ソンファ)、YUN HO(ユンホ)、YEOSANG(ヨサン)、SAN(サン)、MIN GI(ミンギ)、WOO YOUNG(ウヨン)、​​JONG HO(ジョンホ)。チームの挨拶の掛け声は8人でひとつというグループの結束力を表現している「8 makes 1 team」。ファンダムおよびファンの総称はATINY(エイティニー)

 

赤いライトに包まれて踊るATEEZ

底冷えがこたえる12月にもかかわらず、開演前から熱気があふれる幕張メッセ 国際展示場 9~11ホール。7月に初の単独コンサートを終えたばかりのATEEZが、5か月も経たないうちにワールドツアーを引っさげ日本に戻ってきました。

鮮烈なオープニングVCRが終わると、「New World」のイントロに合わせて黒いマントを身にまとったメンバーが登場。歌い出しと合わせてメンバーがライトに照らされると、会場のボルテージが一気に上がります。「Answer(Japanese Ver.)」「Sector 1」と畳み掛け、さらに大きな熱気に包まれます。

怒涛のオープニングのあと、リーダー・ホンジュンによる「ATEEZです!」の掛け声に続き、全員が日本語で挨拶。「エイティニ、会いたかったです」とソンファが切り出すと、サンが「月がきれいですね(愛してるよの意味)」、ヨサンが「愛してるよ」と叫び、会場のあちこちから大興奮の悲鳴が。ミンギは「会いたかったので、日本にすぐ帰ってきました」と、ATINYと同じ気持ちを分かち合いました。

今回の会場である幕張メッセは、2019年5月に初来日したATEEZが「KCON 2019 JAPAN」でパフォーマンスをした、メンバーにとってもATINYにとっても思い出深い場所。「日本で公演することになったらここをATINYで埋め尽くしたいと思っていましたが、その夢が叶いました」と、ホンジュンが感慨深そうに日本語で話し、会場中から温かい拍手が送られました。

ステージでMCをするATEEZのメンバー

「The Ring」「HALA HALA」とアグレッシブなステージを披露。さすがATEEZ!と言わんばかりの迫力で会場のボルテージはますます上がります。VCRを挟み登場したメンバーは、ガラリと印象の変わる白い衣装にチェンジ。「Dazzling Light」「MIST」をエモーショナルに歌い上げた後、ホンジュンが「この曲は本当に久しぶり。心の準備が必要です。ちょっとうるっときちゃうかもしれません。僕がいつも聞きたい言葉でもありみなさんに言ってあげたい言葉でもある」と言って披露したのは「Sunrise」。歌唱前にホンジュンがアカペラでも歌った「心配しなくてもいい、君はうまくやってるよ(걱정 안 해도 돼 잘하고 있어)」という歌詞が胸に響きます。ホンジュンがサンの頭をポンポンする微笑ましい場面も。その後に続く「my way」でもメンバー同士、楽しそうに笑顔で目を合わせていました。

続く「ILLUSION」の曲振りでは、「ATINYとコンサートすることが夢だった」というウヨンに、「今この瞬間が夢だったらどうする?」とジョンホがふっかけるという、微笑ましい小芝居を披露。笑いながら舞台をはけていく姿に、会場からは大きな笑いが起きていました。幻想的なステージに続き、「WAVE」のイントロがかかると会場からは歓喜の声が上がります。ユンホがホンジュンをおんぶしたり、サンがハートポーズをしたり、ジョンホがヨサンの衣装の紐を引っ張り近づいたと思ったら突き放したり、ソンファがウインクをしたり、ミンギが遠くまで手を振ったり…センターステージを自由に楽しそうに動き回るメンバーたちに見どころがありすぎて目が足りない!という状態に。そして、ミンギの力強い「ハクナマタタ」に合わせてペンライトが虹色に光る、とても美しい瞬間でした。

愛嬌をするATEEZメンバー

「次のステージはものすごくエネルギーが必要なんです。拍手してください!」という力強いあおりのあと、船を彷彿とさせる映像と舵をセットに「WIN」と「Horizon」を熱唱。これぞ、ATEEZの真骨頂ともいえるパワフルなダンスパフォーマンス。さらに「Say my name」と畳み掛けます。

会場のボルテージが最高潮に達したのが、日本初披露となる「Cyberpunk」。ソンファが「一番好きな曲」というのも納得の、カリスマ性、色気、すべてが炸裂した圧巻のステージ。ラップはもちろんのこと、衣装からもダンスからも一瞬たりとも目が離せません。

黄色いライトをバックにステージに立つATEEZ

すでに熱気は最高潮の会場ですが、勢いは止まりません。「今回のツアータイトル[BREAK THE WALL]は、いろんな意味での壁、限界をもう一度超えるきっかけになれば、という意味を込めています」とユンホが話すと、「それは体力の壁も超えるということですよね?思いっきり盛り上がっていきましょう!」とサン。「Fireworks (I’m the one)」で火柱の上がるステージを縦横無尽に駆け回り、「ROCKY (Boxers Ver.)」そして押しも押されぬ代表曲「WONDERLAND」と圧巻のパフォーマンス!「全然疲れてないし、これがATEEZです」とにっこりと笑うヨサン。最後の曲「Guerrilla」まで、ボルテージMAXで駆け抜けていきました。

紙吹雪が飛ぶライブ会場

終わりを惜しむ大きな拍手に包まれて再登場。アンコールは、「夜間飛行 야간비행 (Turbulence)」の日本語バージョンからスタート。気球をバックに、ジョンホの美しい高音が会場に響き渡ります。

「今度は僕たちがATINYに会いに行きます」と、「Celebrate」ではトロッコに乗ったメンバーが客席外周を通り、ATINYの近くまでやってくるサプライズ!一人ひとりと目を合わせながら、時には身を乗り出して本当に幸せそうに手を振ったり愛嬌をするメンバーの姿が印象的でした。「ぼくたちの最初の曲ですね」とホンジュンが話す、ファンへのメッセージが込められた隠れた名曲「From」を披露。

最後のコメントでは、メンバーが日本語でそれぞれの思いを伝えました。

ミンギ「7月にコンサートしたばかりですが、こうやってまたできて幸せで、深い感動を感じています。今日、決心したことがあります。ATINYを今日よりもっと、明日が幸せになるようにしてあげるよ」

ジョンホ「トロッコで会いに行ったとき、アンコールで後ろのほうのATINYとも一緒に楽しく遊べてよかったです。そして、会場がこんなに大きかったんだと改めて自覚しました。来年も活発に活動しますので、たくさん応援してもらえると嬉しいです。いつも健康に気をつけてお過ごしください。またすぐ会いましょう」

ウヨン「今日、どうでしたか?一緒に過ごした日、忘れられないと思います。会場がどんどん大きくなる分、次はもっとたくさんのATINYに会いたいです。今日はありがとう!バイバーイ」

ホンジュン「この会場は本当に意味のある会場で、感謝でいっぱいです。今年は日本にいるATINYといい思い出をいっぱい作れて幸せです。よいお知らせをたくさんプレゼントしてくれてありがとう。こうして果てしなく続くことを願っています。僕ら、もっとがんばります!」

ヨサン「ATINY!今日は楽しかったですか?日本のATINYと楽しい時間を過ごせてよかったです。こんなにたくさんの方が来てくれてびっくりしています。たくさん来てくれてすごく嬉しいし、大きな愛をくれたから、いい音楽とステージでお返しします。ATINY、愛してる!」

サン「楽しい時間はあっという間に過ぎると言うじゃないですか。本当に早くて、永遠であってほしいのに。みなさんは宝物であり、ロマンです。皆さんのそばにいること、最高のアーティストになることを約束します」

ユンホ「日本でデビューして3年が過ぎました。僕も成長したけれど、この会場がいまだに信じられません。時間が経つのが早すぎますね。愛しています」

ソンファ「生きていることを実感し、いい人になろうと努力します。皆さんも自分自身を愛し、大切にしてください。僕の宇宙で一番輝く星はATINYです」

最後はエネルギーいっぱいの「The Real(興 Ver.)」を披露し、参加した人の身体を情熱で燃やし、心を温めた渾身のライブは幕を閉じました。アグレッシブで圧倒的なエネルギーを放つステージングと、わちゃわちゃとかわいいMCのギャップもまた大きな魅力だった本公演。まばゆい輝きを放っていたメンバーとライティニの光がひとつになった最高の時間に、笑顔が溢れ満たされたATINYたちの姿も印象的でした。

オリコンアルバムチャートでも1位を記録するなど、まさに破竹の勢いで進むATEEZ。来年のさらなる飛躍が楽しみです。

ATEEZ 「WORLD TOUR [THE FELLOWSHIP : BREAK THE WALL] IN CHIBA」
セットリスト
1.New World
2.Answer (Japanese Ver.)
3.Sector 1
4.The Ring
5.HALA HALA
6.Dazzling Light
7.MIST
8.Sunrise
9.My Way
10.ILLUSION
11.WAVE
12.WIN
13.Horizon
14.Say My Name
15.Cyberpunk
16.Fireworks (I’m the one) (Heat Topping ver)
17.ROCKY (Boxers Ver.)
18.WONDERLAND
19.Guerrilla
20.夜間飛行 야간비행 (Turbulence) (Japanese Ver.)
21.Celebrate
22.From
23.The Real(興 Ver.)

JAPAN 3RD MINI ALBUM 「THE WORLD EP.PARADIGM」絶賛発売中!

▶︎ATEEZ JAPAN OFFICIAL SITE

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