傷つけずに「バイバイ」がいいみたい
みなさん、ふだんSiriは使ってますか? 働くアラフォーが、人前でノリノリでSiriに話しかけている様子はあまり見かけませんが、多くの場合は「家でこっそり」「アラームセットくらい」というのが現実のようです。私が使うのは手書きで文を書いているときに漢字が思い浮かばないとき、ちょこっと辞書で調べたいとき、でしょうか。文字を打ち込みせずとも辞書を表示してくれるのは、とってもありがたい。ただ、単語だけだと同じ言葉のラーメン屋が出てきたり、うまくいかないことも多いということは、承知の上で使うことが大事。(でも、ある書籍の編集者も、仕事中にこの方法を使ってました)
たとえば、手書きのときに「進捗」という字が書けなくて知りたかったのに、なんど言い直しても、「新曲」に聞こえるらしく、イラっとさせられました。↓
ならばサッサと閉じてしまいたい。そんなときの「終了ワード」をいくつか試してみました。
いちばん簡単なのは、「バイバイ」。
これで元のホーム画面に戻ります。「終了」「さようなら」の言葉でも同様。ホームボタンを長押ししたため、望んでないのにSiriが立ち上がってしまったときなどは、よく使います。
用件を聞いてくるSiriですが、もう用は済んで何もないっていうとき。
「なんでもない」って思わす口に出たときの反応がこれ。その後すぐに閉じました。でも「用はない」と言うと機嫌を損ねるようです(↓)。かつてはこれで閉じたのですが、iOS11になってから試したら、閉じずに粘り強く待っているので、さらにイラっとします。これは使わないようにしましょう。
また、いつの間にか立ち上がっていてしまって、「うるさい」と言ってしまったときの反応がこちら。その後すぐ閉じたので、クイックに使うにはいいのかも。
そもそも、な話ですが、これらを使うのは、ホームボタンを押すときなどにSiriが誤って開いてしまった場合が多いことに気づきました。それならば【設定】の【Siriと検索】を開き、【ホームボタンを押してSiriを使用】をオフにしておきましょう。そうすれば、「うるさい」って言う必要もないですしね。
南 ゆかり
フリーエディター・ライター。Cancam.jpでは「インタビュー連載/ゆとり以上バリキャリ未満の女たち」、Oggi誌面では「お金に困らない女になる!」「この人に今、これが聞きたい!」など連載中。よろしければそちらも読んでくださいね。