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LIFESTYLE 挨拶・マナー

2025.03.17

最後まで好印象に!退職の挨拶メールを送る前に知っておくべきマナーと相手別・メールの書き方【例文付き】

退職の挨拶メールは、職場での最後のコミュニケーションとして重要な役割を果たします。適切な表現やマナーを守ることで、円滑な退職ができるだけでなく、今後の人間関係にもいい影響を与えるでしょう。本記事では、送るタイミングや上司・同僚・取引先に向けた文例を紹介します。

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退職の挨拶メールは、職場での最後のコミュニケーションとして重要な役割を果たします。適切な表現やマナーを守ることで、円滑な退職ができるだけでなく、今後の人間関係にもいい影響を与えるでしょう。本記事では、送るタイミングや上司・同僚・取引先に向けた文例を紹介します。

退職の挨拶メールを送る前に知っておくべき基本マナー

退職が決まったら、関係者へ感謝の気持ちを伝えるために「退職の挨拶メール」を送るのが一般的です。しかし、送る相手やタイミング、適切な件名の付け方など、基本的なマナーを押さえておかないと、最後の印象を損なってしまう可能性があります。ここでは、スムーズに退職の挨拶を伝えるための基本マナーを解説していきましょう。

メール

(c) Adobe Stock

退職の挨拶メールは誰に送るべき?

退職の挨拶メールは、基本的に以下の関係者に送るのが適切です。

1. お世話になった社内の方々

上司・先輩・同僚・後輩など、業務で関わった人全般
特に直接指導を受けた上司や、日々一緒に働いたメンバーには個別に送るのが望ましいでしょう。

2. 社外の取引先・関係者

業務で関わりのあった取引先や顧客。
長く関係を築いた担当者には、個別に感謝の気持ちを伝えるといいでしょう。
ただし、会社によっては、退職者が社外関係者に直接連絡することを制限している場合もあるため、上司や総務などに確認してから送るのが無難です。

退職の挨拶メールはいつ送るのがベスト?

送信のタイミングは、状況に応じて適切に判断することが重要です。最終出勤日や退職日前日に送るケースが多いですが、事前に伝えておいたほうがいい場合もあります。一方で、早すぎると業務に影響を与える可能性があるため、送信の時期については上司と事前に相談するのも一つの方法でしょう。

退職の挨拶メールの適切な件名の付け方

メールの件名は、内容が一目でわかる形が望ましいでしょう。「退職のご挨拶(自分の名前)」「お世話になりました(退職のご挨拶)」などがよく使われます。社外向けの場合は、「◯◯(会社名)の△△(氏名)より退職のご挨拶」などといった表現を用いると、相手に伝わりやすくなるでしょう。

【例文付き】相手別・退職の挨拶メールの書き方

退職の挨拶メールは、送る相手によって適切な表現やトーンが異なります。伝え方を工夫することで、円滑な関係を保ちつつ、新しいステップへと進む準備ができます。ここでは、上司・同僚・取引先に向けた文例を紹介します。

電話とメール

(c) Adobe Stock

【上司向け】退職の挨拶メールの例文とポイント

上司に送る退職挨拶メールでは、感謝の意を明確に伝えることが重要です。これまでの指導や支援に対する謝意を示しつつ、簡潔な表現を心がけるといいでしょう。

<例文>

件名:退職のご挨拶(○○部 △△)
本文:
○○部長

突然のご報告となり恐縮です。このたび一身上の都合により、○月○日をもって退職することとなりました。

○○部長には、これまで数々のご指導を賜り、心より感謝申し上げます。
特に□□プロジェクトでは、課題解決の視点や的確な判断力の重要性を学ばせていただき、私にとって貴重な経験となりました。
この学びは、今後のキャリアにおいても大きな財産となると確信しております。

また、日々の業務においても、温かい励ましや適切なアドバイスをいただき、支えられてまいりました。
○○部長のもとで働くことができたことを誇りに思うとともに、心より感謝申し上げます。

後任の△△さんには、業務の引継ぎをしっかりと行い、スムーズな業務運営に努めてまいります。
何かご不明な点がございましたら、遠慮なくお知らせください。

改めまして、これまでのご厚情に深く御礼申し上げるとともに、○○部長のさらなるご活躍とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
今後とも変わらぬご指導のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

【同僚向け】退職の挨拶メールの例文とポイント

同僚への退職挨拶メールは、これまでの関係性を大切にし、今後のつながりを意識した内容にすることがポイントです。

<例文>

件名:これまでの感謝と退職のご挨拶
本文:
△△さん

突然のご連絡となり恐縮ですが、○月○日をもって退職することとなりました。
これまで一緒に過ごした時間を振り返ると、さまざまな課題に共に向き合い、励まし合いながら乗り越えてきた日々が思い出されます。
特に□□の件では、△△さんのリーダーシップと冷静な判断力に支えられ、多くを学ばせていただきました。
あの経験は、私にとってかけがえのない財産です。

新しい環境へと進むことになりましたが、これからも△△さんのご活躍を心から応援しています。
きっと、これからも素晴らしい成果を残されることと思います。

なお、今後の連絡先をお知らせいたしますので、ぜひまたお話しできる機会があれば嬉しいです。
電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@example.com

これまで本当にありがとうございました。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています!

【取引先向け】の退職挨拶メールの例文とポイント

取引先への退職挨拶メールは、感謝の気持ちを伝えるだけでなく、後任者へのスムーズな引き継ぎを意識することが重要です。

<例文>

件名:退職のご挨拶(○○株式会社 ○○)
□□株式会社
□□様

平素より格別のご厚情を賜り、誠にありがとうございます。
このたび、一身上の都合により、○月○日をもちまして、株式会社○○を退職することとなりました。
突然のご報告となり恐縮ですが、これまでのご支援に心より感謝申し上げます。

貴社とのお取引を通じて、多くの貴重な経験を積ませていただきました。
特に■■案件では、□□様の的確なご指導と温かいご支援のおかげで、無事にプロジェクトを完遂することができました。
この経験は、今後のキャリアにおいても大きな財産となると確信しております。

なお、後任につきましては、△△(氏名)が担当いたします。
今後のお問い合わせ等は、下記の連絡先までご連絡いただけますと幸いです。

電話番号:XXX-XXXX-XXXX
メールアドレス:example@example.com

□□様をはじめ、貴社の皆様のますますのご発展とご健勝を心よりお祈り申し上げます。
また、今後も何らかの形でご縁が続きますことを願っております。
まずは略儀ながら、メールにてご挨拶申し上げます。

男女

(c) Adobe Stock

最後に

退職の挨拶メールは、最後に感謝を伝える大切な機会です。送る相手に合わせて適切な表現を選び、誠意を持って伝えることで、いい印象を残せます。特に上司や取引先には、簡潔ながらも礼儀正しい文章を心がけることが重要です。

同僚には、シンプルでも温かみのあるメッセージが喜ばれるでしょう。最後まで丁寧な対応をすることで、今後の関係性にもつながります。気持ちよく次のステップへ進みましょう。

TOP画像/(c) Adobe Stock

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