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2023.01.14

「虚言癖」がある人の特徴とは?原因や対処法、直し方のコツまで解説!

 

虚言癖は、シンプルに言うと「嘘つき」のことです。しかし、子供がつくような嘘とは違い、普通の人が思いつかないような嘘をつく特徴があります。そこで本記事では、虚言癖の原因や対処法について解説し、最後には直し方のコツもご紹介します。

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虚言癖とは?

虚言癖とは「きょげんへき」と読み、簡単に言えば「すぐ嘘をついてしまう性質」のことです。人は、多かれ少なかれ嘘をついたことがあります。人間関係を円滑にしたり、人を傷つけないように気遣ったりという優しい嘘もあるでしょう。

虚言癖

しかし、虚言癖は自分のために嘘をつく場合が多いです。また、妄想と現実の境界があいまいになり、嘘をついている意識がないケースもあります。

虚言癖はただの嘘つきではなく、「たくさん嘘をつく性質」や「普通では考えられないような嘘をつく性質」を持った人とも言えます。虚言癖は現在のところ病気として定義されていません。しかし精神的な障害が深く関わっているケースも多いので、完全に「病気ではない」と断言するのは難しいでしょう。

虚言癖の原因5つとは?

同じ虚言癖でも、嘘をつく原因が全く違うことも少なくありません。身近な人が虚言癖を持っている場合、どうして平気で嘘をついてしまうのか原因を知りたくなります。原因を知って虚言癖を理解すれば、適切な対処法もわかってくるでしょう。

そこでここでは、虚言癖になってしまう5つの原因について、詳しく解説します。

虚言癖

プライドが高く虚栄心が強い

プライドが高く虚栄心が強いと、自分を大きく見せようとして嘘をつくことがあります。すごい人だと思われたい、尊敬されたいなど、優越感に浸りたい場合も多いです。そのような虚栄心や自尊心を満たすために、嘘をついてしまうのです。

また、プライドが高い人は、馬鹿にされたり下に見られたりすることを極端に嫌がる人が少なくありません。自分が人より幸せで恵まれていると他人に思わせるために、見栄をはった嘘を悪気なくついてしまいます。

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劣等感が強い

劣等感が強いことも虚言癖の原因のひとつです。劣等感が強いと、自分の知識や経験などが足りてないと思われたくない気持ちが、心の中で育ちやすい傾向にあります。

劣等感があるからこそ、弱点や自信のなさを嘘をつくことでカバーしようとするのです。しかし、自分の劣等感からくる嘘はその場しのぎの嘘になってしまいやすく、すぐに見抜かれてしまうケースも少なくありません。

嘘がバレてしまうと、信用してもらえなくなり人が離れていくため、より劣等感を深めていく悪循環に陥ってしまいます。

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努力ができない

努力ができない人もよく嘘をつきます。通常なら、努力で自分が欲しいスキルや物などを手に入れようと頑張ります。しかし、努力ができない人は手っ取り早く嘘をついて解決しようとするのです。

実際に能力や実績がなくても気にしません。「すごいね」「うらやましい」と褒め称えられれば満足します。しかし、証拠がないなどアラも目立ってしまいがちなので、アラをごまかすためにその場限りの嘘を積み重ねる必要があります。

隠したいことがある

多くの人は、隠したいことがあるときにも嘘をつきます。例えば、小さな子供は大人に怒られたくないと思い、「やってない」と嘘をつきます。このように虚言癖でない人も、小さな失敗を隠すために少なからず嘘をつく場合があるでしょう。

しかし、秘密が大きければ大きいほど、たくさんの嘘を重ねる必要が出てきます。嘘を重ねれば重ねるほど嘘が複雑になっていき、嘘をつくのが上手くなっていくので、より簡単に嘘をつくようになっていくのです。

たくさんの嘘をついているうちに、嘘をつくことが普通になってしまい、虚言癖になってしまうケースもあります。

かまってほしい

虚言癖のある人は、承認欲求が強く、人にかまわれたいという気持ちが強い傾向にあります。承認欲求とは多くの人に「認められたい」という強い気持ちのことです。俗に言う「かまってちゃん」が当てはまります。嘘をついてでも注目されたい、すごいと言われたい、という願望は、強い寂しさや孤独の裏返しとも言えます。

しかし、人にかまってほしい、認めてもらいたいと思って作り話や話を盛るなどして嘘を重ねれば、「嘘ばっかり」と思われて、人が離れていくという悪循環に陥ってしまうので注意が必要です。

虚言癖の特徴3つ

虚言癖の人は、嘘をついているという自覚が薄かったり、嘘だと指摘されても動じなかったりします。また、嘘をつくことで話を合わせるので八方美人と思われることも少なくありません。これらの特徴は通常レベルの嘘つきにはない特徴なので、虚言癖があるかどうかを判断する基準にもなるでしょう。

ここでは、虚言癖の3つの特徴について、くわしく解説します。

虚言癖

嘘をついている自覚がない

虚言癖の大きな特徴としてまず挙げられるのは、嘘をついている自覚がない、または自覚が通常よりも薄いという点です。

小さな嘘から大きな嘘まで、ありとあらゆる嘘を平然とつき、悪気がない場合も多いです。あまりに自然に嘘をつくので、嘘と現実の境界があいまいになっているケースもあります。

また、悪気はないものの、嘘で人を傷つけても平気な傾向もあります。濡れ衣を着せても罪悪感がないため、虚言癖があると知らずに話を真に受けると、多くの人に迷惑がかかってしまうことも珍しくありません。

八方美人

「嫌われたくない」という意識が強く、周りに話題を合わせるために嘘をつき続け、八方美人と思われる人も少なくありません。

話を合わせるためには、どんな嘘でもついてしまうのが特徴です。例えば、本当は見ていないテレビを見たと言ったり、好きでもないアーティストのファンクラブに入っていると言ったりするようなことが当てはまります。

その場しのぎの明らかな嘘なので、だんだんと話が合わなくなり、周囲にバレやすいのも特徴です。

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