黒のカジュアル名品:コンバースの『キャンバス オールスター』
ワーママだろうとそうでなかろうと、おしゃれプロでもっていない人はいない、というくらい名品中の名品。もともとは1917年にバスケットボール専用シューズとして開発されたもので、そのクラシックな表情がスニーカー初心者でも取り入れやすく。ファッションテイストも世代も(性別も!)超え、身につける人を選ばないのが魅力です。「ハイカットかローカットか問題」というのが『オールスター』にはつきものですが、おしゃれプロに独自に調査したところ、黒はハイカット派のほうが多い結果に。最終的には好みで選べばいいと思いますが、ハイカットのほうがややモードに映る印象。流行のメンズテイストとも好相性です。ちなみに現在この原稿を書いている担当編集も着用中。千鳥格子のパンツのセットアップに合わせたら、軽やかでいい感じでした。
誕生以来、ほぼ形が変わっていないのも名品たるゆえん。アメリカのプロバスケットプレーヤー、チャールズ・H・〝チャック〟・テイラーが着用したことから通称「Chuck Taylor」とも呼ばれている。現在でもアンクルパッチに、その名が刻まれている。靴『キャンバス オールスター HI』¥5,800(コンバースインフォメーションセンター〈コンバース〉)
ワーママ・おしゃれプロはこう思う!
「プライベートはもちろん、誌面でも活躍させています。たとえばオールブラックの着こなしも、のっぺりしないんです」
スタイリスト・石毛 のりえさん
Domani2/3月号「”黒”のエレガント名品」より
撮影/山口恵史 スタイリスト/三好 彩 構成/湯口かおり