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LIFESTYLE シングルマザー・再婚

2021.02.10

別居中に新たな女性と同棲! 女好きな夫がモテる理由とは?〜リコさんの場合Vol.3

「バツイチ」という離婚経験者たちは、ある意味、喪失を乗り越えてなお強く生きるサバイバー。結婚10年目にして夫の不倫に気づき、その女癖の悪さに驚愕するリコさんのお話、第三回。

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女性と行為中の動画を撮るのが性癖の困った夫

前回のお話▶︎長年信じていた夫の浮気が発覚したきっかけは?

結婚して10年経ってから、初めて夫の女関係の激しさに気づいたリコさん。

最初に複数の女性たちとの浮気がわかったのは、スマホに保存された行為中の画像や動画がきっかけで、その後別居をスタート。

リコさん:別居したら、今度はまた別の女性と住んでることがわかったんです。それがわかってブチ切れてスマホを見せてもらったら、その女性との行為中の動画が保存されていて。

浮気相手との証拠になるものを何故、一度バレても繰り返しスマホに残しておくのか理解に苦しみますが、どうやら旦那さんには、行為中の動画を撮る〝癖(へき)〟があったようです(涙)。

ショックでご飯も喉を通らなくなり、元々痩せていた体重は37キロまで減ってしまいました。

リコさん:離婚すればいいだけなんでしょうが、子供がいるから別れる勇気も出なくて、息子たちの前で泣いてばかりいました。

さかい:別居中の生活費はちゃんと払ってくれていたんですか?

リコさん:それは払ってくれていました。彼は稼ぎはすごくいいのですが、稼いだら稼いだ分すぐ使ってしまうタイプ。昔から「ハワイ行きたい」って言えば「いいよ」と連れて行ってくれるし、ケチではないんです。ただ、それをほかの女性たちにもしていた。不倫相手とも、その女性の母親も一緒に温泉旅行に連れて行ったりしてたみたいです。彼女のお母さんからお礼のLINEが来ていてその事実が判明しました(苦笑)。

わかるなあ。そういう男性って、とにかくみんなに平等(?)にマメでいい顔するんですよねえ。

リコさん:いや、もうビョーキですねアレは。ひとりの女性とは既婚者だということを隠して付き合っていて、結婚式場の見学予約をしているLINEのやりとりも見つかったんですよ。

さかい:ええええ〜〜〜〜〜! それってもう、立派な結婚詐欺なんじゃ…。ちなみに、旦那さんはその相手の女性たちとどこで知り合うんですか? そんなにモテるってすごいですよね。

リコさん:同棲相手はスナックで働いている子だったみたい。ほかの人たちも別の水商売の人たち。私も彼と出会ったのがそういう場だったので、きっと彼にはその成功体験が忘れられないんでしょうね。お店の女の子を口説いて落とす、っていう。

リコさんは悩みに悩んで離婚カウンセラーに夫の浮気癖について相談したそうですが、本来復縁を後押しするはずのそのカウンセラーさんにも、「それはもう、浮気癖を直すのは無理だね」と言われ、「旦那さんのことはもうあきらめて、お金だけ振り込んでくれる便利な道具だと思いなさい」とアドバイスされたそう。

ここまで酷いことをされて、それでもまだ離婚してシングルマザーになる決心がつかなかった彼女が、どうやって離婚に踏み切ったのか。そのお話は、次回に続きます。

インタビュー・文

さかい もゆる

出版社勤務を経て独立。と思った矢先、離婚してアラフォーでバツイチに。女性誌を中心に、海外セレブ情報からファッションまで幅広いジャンルを手掛けるフリーランスエディター。著書に「やせたければお尻を鍛えなさい」(講談社刊)。講談社mi-mollet「セレブ胸キュン通信」で連載中。withオンラインの恋愛コラム「教えて!バツイチ先生」ではアラサーの婚活女子たちからの共感を得ている。

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