子どものころはどんな大人になりたいと思っていましたか?
母が仕事を持っていたということに影響されたのかもしれませんが、ずっとキャリアウーマンになりたいと思っていました。働いている女性って、とてもカッコよく見えたんです。そして中学生の頃、空間デザイナーになりたいと、高校と大学はデザインの学校へ進学しました。デザイナーというと、洋服のデザイナーを想像されるかもしれませんが、当時は洋服には興味がなくて(笑)。空間デザイナーになりたいと思ったのは、父が自宅を自分で設計して建てたので、そういうのに憧れたのかもしれません。学校では、色彩感覚の検定を取ったり、デッサンしたり、製図などの勉強をしました。また、照明をつくったり、未来の携帯をデザインするなんていう授業もあったりして、楽しかったですね。
友里さんの理想の女性像について教えてください。また、今の自分に足りないと思うところはありますか?
どんな分野であれ、自分の好きなことを貫いていたり、色んなことに挑戦している女性が理想です。そして、今の自分に足りないところは、あえて言うなら知識でしょうか。今は、自分の好きなことに知識が偏っているので、幅を広げたらもっと色んなことができるようになるのに…とか、勉強しないと! と思うことが多々あります。たとえば、何かしたいと思ったら、しっかり下調べをしてから実行できるように心がけています。理想を語るだけでなく、やっぱり行動しないと…。
最近新しく挑戦したことといえば、英会話が始まったのですが、めちゃくちゃ楽しんでいます(笑)。毎日、日記を英語で書くのが宿題で、まずは、その日記を添削してもらってから、テキストを使って勉強をします。日記を書くことで、自分の言いたいことを英語で表現する方法を教えてもらえるので、ただテキストを勉強するよりも実践的ですね。あと1日10分間、英語しか話さない時間をつくっています。そんなちょっとしたことを楽しんで続けていけたらいいですよね。
どんな風に年齢を重ねて行きたいと考えていますか? 理想とする30代のイメージとは?
年相応の年齢の重ね方をしていきたいなと思っています。30代って、結婚したり、親になったり…、ライフステージが変化するとともに考え方がすごく変わっていく年代だなと感じています。そんなときに環境に飲まれるだけでなく、何か自分らしくステップアップするものを見つけて道を開いていく、そういうのが私の理想とする30代ですね。
また、年を重ねていくことに、特に嫌悪感はないです。今までは、自分がいちばんだったのが、結婚して変わり、さらに子どもが生まれて変わり…そんな自分の内側の変化にも楽しんで順応していきたいと思っているんです。
10年後の自分はどんな風でありたいと思いますか?
これまでを振り返るとあっという間でしたが、周囲の人に支えられ助けて頂いたので、これからの10年間は、反対に誰かを支えていければ…と思っています。きっと今まで以上に、あっという間に過ぎてしまうんでしょうね。
今後、どのような仕事をやってみたいですか?
まずは、モデルとしてのステップアップ。そして、ハーブの資格を活かせるような、より幅の広い仕事にも興味があります。たとえば、お茶だけでなくて、ハーブを使ったおいしい料理やスイーツなどを提案したり…。やってみたいことはたくさんありますね。
友里さんの理想とする人生とは?
いつも笑っていられたらいいなと…。幸せな時間を大切な人たちと過ごして、喜びも分かち合って、いいシワを刻んでいけたらいいですね。過去の時点に戻りたいとかは、まったくないです。すべてがいい経験で、これからもそんな経験を積み上げていきたいですね。
プロフィール
蛯原友里
宮崎県出身。1979年10月3日生まれ。O型。特技は、書道、スペースデザイン。趣味は、絵画、音楽鑑賞、体を動かすこと。2014年に特定非営利活動法人 日本メディカルハーブ協会 ハーバルセラピストの資格を取得。