アパレル・イベント会社勤務の3人は、洗練ワントーンでかっこよく
「ファッションが好き」「楽しいことを考えるのが好き」など、好きを仕事にしている、Domanistの中でも感度の高い3人。「この夏のお気に入りの通勤服を見せてください」とお願いしたところ…見事にモノトーンかぶり!しかも差し色はいっさいなし!
色と使わずとも地味に見えない、こなれたリアル通勤スタイルをご紹介します。
一周回ってヒール通勤がマイブーム! モノトーンで“NOT甘口BUT女っぽく”
▲杉本 緑さん(アパレル会社勤務・34歳)
「ここ数年はスニーカーでよく通勤していましたが、最近はリモートワークが多くONとOFFのメリハリをつける意味でもヒールスタイルを楽しんでいます」という杉本さん。足元で女っぽさをぴりっと効かせて、全身はモノトーンでかっこよくまとめるのが彼女らしいスタイル。「柄パンツは存在感があるので、長めのトップスと合わせて、表面積のバランスを調整しています」
Tops:THIRDMAGAZINE
Pants:IENA
Bag:HVFN
Shoes:PELLLICO SUNNY
Pierced earrings:Aroq
Necklace:SOKO
Point!バッグの持ち方ひとつで、モノトーンコーデがあか抜ける!
肩から掛けられるバッグを二つ折りにし、クラッチのように持ってこなれ感を演出しているのはさすが。スエード調の素材感なので、どんなスタイルにも馴染んでくれるのがポイント。
さわやかな存在感は唯一無二! 白ワンピを黒小物ですっきりと締めて
▲大井奈津子さん(アパレル企画会社経営・41歳)
自身でバッグブランドを立ち上げ、販売や企画など担当している大井さん。コロナ禍で展示会などがなくなり、社外の人と直接会うシーンが減ったためT.P.Oを意識する必要性も少なくなったと話します。とはいえ、常に〝清潔感〟はキープしておくのがモットー。「上品さや清潔感は私のおしゃれのキーワード。このワンピースはそのイメージにぴったりだったので気に入っています。黒小物をあわせて、ふんわりワンピースをすっきり見せて」
One-piece:sacra
Cardigan:ESTNATION
Bag:morrow
Shoes:tkees
Ring:Philippe Audibert / Calven Klein
Necklace:ete
Point!透け感があって涼し気なワンピースの素材感がポイント!
「ともするとほっこりナチュラルな印象に転びがちな白ワンピースですが、首まわりのギャザーや透け感のある素材がほんのりシャープな印象をプラスしてくれて、大人にちょうどいいんです!」(大井さん)
〝モノトーン=シャープ〟だけじゃない! リラックス感を加えた白&黒
▲奥田陽子さん(イベント会社勤務・35歳)
今回の通勤スナップ撮影で真っ先に使いたいと思ったのが、今トレンドの柄パンツだったという奥田さん。「ゆるっとしたシルエットでも素材感がしっかりしているので、通勤でもラフ過ぎない印象にまとまります。柄の色と全身の色を合わせることで統一感を意識しました」。冷房対策用にカーディガンが重宝。
Point!抜け感バッグはツヤ足しにも効果的!
ゆるパンツにノースリーブカットソーを合わせた一見ルーズな着こなしもPVCバッグでツヤ感を足せば一気に女っぽい表情に決まります。「モノトーンに涼し気な印象も加わるので、夏の着こなしに稼働頻度が上がっているバッグです!」
Tops:GOUTCOMMUN
Pants:Banana Republic
Cardigan:GOUTCOMMUN
Bag:enfas
Shoes:STACCATO
30歳を過ぎると「地味になる」「女っぽさが足りない」といった悩みが出てくるモノトーンコーデですが、おしゃれ偏差値が高い3人のスタイリングにはそれを解消するヒントがたくさん。ぜひ自分のモノトーンスタイルのアップデートにつなげてみてくださいね。
●この特集で使用したアイテムはすべて本人私物です。現在は購入できないものもありますのでご了承ください。
撮影/谷口 巧(PygmyCompany) ヘア&メーク/福寿瑠美・加藤志穂(PEACE MONKEY)、廣瀬浩介 構成/大椙麻未