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2022.11.17

日本最大のモスク〝東京ジャーミイ〟で感じるイスラムの文化

日本にいながらにして異国の雰囲気を体感出来る“東京ジャーミイ”。異文化理解がより大切な今だからこそ、子どもと一緒に是非足を運びたいスポットをご紹介します。

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イスラム文化に触れられる“東京ジャーミイ”って?

年を重ねて、かれこれ齢35歳。海外旅行が好きで今までそれなりの数の国へ足を運んできましたが、その中でも是非また訪れたい国No.1、それはトルコ。学生時代、教授の発掘調査同行で訪れたその国には、西洋とアジアの中間に位置しながらもそのいずれにも属さない唯一無二の空気感がありました。目に沁みるほど鮮やかな美しさのモスク、日中、街中に鳴り響く祈りの時間を知らせる合図・アザーン。それはそれは鮮烈な印象で、まだ10代だった筆者は再訪を固く心に誓ったものでした。

コロナ禍でなかなか海外旅行もままならない中、そんなイスラムの文化を日本国内で体感出来る場所があると聞き向かった先は、東京・代々木上原駅からほど近い“東京ジャーミイ”。

日本最大級のモスク「東京ジャーミィ」の外観

日本で最大級のモスク(礼拝堂)であるこちらですが、一般見学も可能。毎週土日の午後は無料の日本語ガイド付き見学ツアーも開催されているので、そちらに参加するのもおすすめです。

日本最大級のモスク「東京ジャーミィ」の外観、白い建物

モスクの内部、鮮やかな装飾で彩られた天井

トルコから運ばれた資材が使われているというモスクは、青と白を基調としたなんとも荘厳な雰囲気。見学ツアーではガイドの方が分かりやすく説明してくださるので、とても理解が深まった時間になりました。

モスクの内部と後ろを向いた女の子

4歳の娘に肌感覚で“異文化”の存在を感じてもらえたら、この美しい光景と空気感が幼子の記憶の片隅にでも残ってくれたら親としては本望です。

伝統的なトルコ料理と女の子

余談ですが、モスクの隣には伝統的なトルコ料理が頂けるスペースも! よっぽど娘もお気に召したのか、文字通り吸い込むかのごとく一瞬でケーキを胃袋におさめていたので、いつか本場のトルコにも連れていってあげたいと思います。

日本にいながらにして、異国の雰囲気を堪能出来る東京ジャーミイ。今度の週末に、ちょっと足を運んでみるのもおすすめです。

Domanist

杉本緑

1児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram:https://www.instagram.com/green_sgmt/

 

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