町田啓太がモヘアのカーディガンを纏ったら
町田啓太さんに「Effective=効果的」なファッションを着こなしていただく本連載。素敵すぎるカットを余すことなくお見せするために、1ルックを前後編にわけてファッションやライフスタイルについて等身大に語ってもらいます。
今回のテーマ:大人のカーディガンスタイル
――買い物で服を選ぶときのマイルールはありますか?
ルールと言えるほど決めていることは、ないかもしれないですね。直感で気に入ったら買っちゃうことが多いのですが、今持っているもので事足りてはいるので、少しでも迷いがあったら買わないです。すごく気に入ったものならその分、長く大事に愛着を持って使うでしょうし。
――気に入った服をまとめて何枚も購入したことがありますか?
そういうのはないですね。正直、手に取るものは大抵が私服と似通ってしまうのですが、さっきもお話ししましたが「この形は持っているし…」と思ったときは買わないです。持っていたとしても3個くらいが限界かもしれないですね。似たデザインでも持っていない色を選ぶようにしています。
――自分が出演した作品はご覧になられますか?
ずっと観ていたのですが、最近は全てを観るわけではないですね。ドラマの場合は、序盤の回を「演技の確認」という意味で、特に観るようにしています。編集や音楽など、現場で行っている以上のことやさまざまな調整を終えて完成したものは、やっぱりより良くなりますよね。放送で確認して「ああ、そうか、そうか」となるわけですが、観れば観るほど反省しか出てこないです…。自分がいちばんわかっているし、「あーやっぱりか」、と画面を叩き割りたくなるときだってあります(笑)。だから、“いい感覚だけ”を覚えるようにしています。
――ちなみに“チェリまほ”は、続編の撮影に入るまでしばらく期間が空いていたわけですが、そういうときはご覧になられたんですか?
あまり観すぎると引っ張られちゃうなと思って、映画のクランクイン前に軽く観ました。同じものをまたやるわけではなくて、ドラマのその後を描くのだから自分もある程度アップデートされた状態でやらなきゃいけないという思いがありましたし、それ以上にやりたいこともあったのでいろいろと準備していたんです。でも、いざ現場に入ったら、皆さんとの空気感は自然と出来上がっていたので、特別な準備は必要なかったかもと思ったくらいでした。