「糖質オフ系」表示は本当に安心?
「雑穀入り」や「もち麦入り」=低糖質というわけではありません。
例えば、白米ベース+雑穀少々でも糖質はそれほど変わらないことも。糖質オフと書いてあっても、数字(g)で比較する習慣をもつことで、納得できる選択がしやすくなります。

買うときに使える「選び方のルール」
選び方に迷ったら…
・具材は甘くないものを
・白米ベースは1個まで
・表示があるものを優先
この3つを意識するだけで、糖質オーバーを防ぎつつ、おいしさも満足感も得られる選択ができます。
家庭でもできる! 糖質を抑えたおにぎりづくり
市販品に頼らず、家で手軽に糖質を抑えたおにぎりを作る方法を紹介。家族の健康を意識する読者にも配慮した内容にします。
白米以外の選択肢|雑穀・玄米・カリフラワーライス
白米よりも玄米を使ったおにぎりは、血糖値が上がりにくく、ミネラルやビタミン、食物繊維が豊富。
特に玄米は、白米よりもGI値(血糖上昇指数)が低く、腹持ちもよいためダイエット中の方にもおすすめです。
さらに、カリフラワーライスを白米に混ぜることで糖質をグッとカットする方法も。冷めてもおいしく、お弁当にも◎です。
具材で差がつく! 糖質少なめのおいしい中身
糖質を控えたいときは、
・焼き鮭
・梅干し(無添加)
・塩こんぶ(砂糖不使用)
・サバ缶(水煮)
・鶏そぼろ(自家製)
など、シンプルでたんぱく質や旨みがある具材がおすすめ。市販の甘い煮物系は砂糖が多いため、原材料をチェックしましょう。
冷凍・作り置きで手間なく続ける
忙しい朝は「作り置き冷凍おにぎり」が大活躍。 ラップで平たく包んで冷凍し、食べるときは電子レンジでチンするだけ。海苔を後巻きにするだけで食感も変わり、飽きずに楽しめます。
最後に
POINT
- おにぎりの糖質量は1個約35〜45gが目安。
- 甘い具材や炊き込みごはんは糖質が高くなりがち。
- 「糖質オフ」表示も、成分表示で必ず確認を。
糖質を気にしながらも、おにぎりを上手に取り入れることは可能です。大切なのは、自分に合った制限のレベルと、選び方の工夫。忙しい毎日の中でも、少しの工夫と知識で、美味しく健康的な食生活を無理なく続けていきましょう。
TOP・アイキャッチ・吹き出し画像/(c) Adobe Stock

監修
木村吏江(きむらりえ)
・デトックスアロマリンパマッサージ Lieru オーナーセラピスト
・オンラインスクール【Lieru式リンパセラピスト養成講座】講師
・ファスティングマイスター学院京都下鴨支部長
・プロフェッショナルファスティングマイスター
・健康美容食育指導士
・フランス式アロマライフスタイルテラピスト
・タカラジェンヌ、アスリートの施術やファスティングサポートも多数
HP:http://lieru39.com
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