知育ワークショップが子どもの興味を広げるきっかけに！
物理、化学、生物…。これがなにかと問われたら、何を隠そう筆者自身が高校生の時に苦手だった科目です。
かろうじて数学だけは得意だったものの、その他は自他共に認める根っからの文系人間。それでも社会に出てからは、特に困ることもなく日々を過ごしていたのですが…これはまずい！ と思ったのが、子どもが生まれたあと。
「かわいい我が子にはできる限り幅広くさまざまな経験をしてもらいたい」と考えていたのに、ふと気づいたのです。子どもに与える情報が無意識のうちに自分自身が興味を持てるジャンルに偏っていることに…。
このままでは子どもの好奇心も広がらないし良くないな、と思っていたそんなときに出合ったのが、“DAMBO（ダンボ）”の知育ワークショップ。
DAMBOとは、再生素材のダンボールを使って、子ども用品や家具などを作っている会社。ベッドやキッズハウスにアニマルモチーフの時計・スツールなど、とてもユニークな商品を販売しています。
早稲田こどもフィールドサイエンス教室監修のもと開発したという「夏の大三角形」のモビール作りは、子どもが喜ぶ工作を通して、映像や実際の写真も見ながら、夜空に浮かぶ天体観測の楽しさや奥深さが学べるというもの。
これこそ我が家に今足りていない要素！ 母は渡りに船とばかりに申し込みましたが、当の我が子本人はというと、始まる前は何が何やら…という様子できょとん顔。
そりゃそうよね、私星座についてなんて教えてあげられたことないもの…としょっぱなから猛省しつつのスタートでしたが、工作自体は好きな娘。あれよあれよという間に真剣に！ 先生の楽しい星座トークに親までもがへえ〜と感心しつつ、「親子2人で今度夜にお星様を見に行こう」と誓い合いながら帰宅したのでした。
ちなみにモビールに使用されている素材は、リサイクル率95％を超えCO2排出量も少ない環境に優しいダンボール製。
軽くて持ち運びも簡単ながら、完成したモビールはとてもキュートな出で立ちだったので、持ち帰り後はリビングに飾ってインテリアとしても楽しんでいます。
下から覗くと実際の星座がチラリ！
何がいちばんうれしかったって、随分前に購入したものの一度も開かれることのなかった星座の図鑑を、帰宅後娘がおもむろに読み出したこと！
まさに子どもは真っ白なキャンバス。興味のきっかけさえ与えてあげれば、あとは自分の好きなように好奇心を羽ばたかせていくのだということをしみじみ実感した筆者でした。
興味冷めやらぬうちに、近々プラネタリウムに行こう！ と約束した我が家。
ワークショップは新宿伊勢丹など各地で不定期に開催されているようなので、もしお近くで開催されるときは、親子で楽しく知らない世界をのぞきにいかれてはいかがでしょう？
Domani Labメンバー
杉本緑
2児の母。洋服への愛が高じてアパレル業界へ飛び込み、某アパレル会社で企画、生産に携わる。舞台や落語などの芸術鑑賞で自らの感性を刺激。娘との日常を描いたユニークなイラストもSNSで発信中。
Instagram：＠green_sgmt
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